中頓別駅

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中頓別駅
なかとんべつ
Naka-Tombetsu
上駒 (5.1*km)
(4.1*km) 寿
所在地 北海道枝幸郡中頓別町字中頓別
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 天北線
キロ程 42.5km(音威子府起点)
電報略号 ナト
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1916年大正5年)10月1日
廃止年月日 1989年平成元年)5月1日
備考 天北線廃線に伴い廃駅
*キロ程は実キロ(営業キロは最後まで設定されなかった)
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1977年の中頓別駅と周囲約750m範囲。上が浜頓別方面。単式ホーム2面2線を持ち、駅舎横の浜頓別側に貨物ホームと引込み線、そこから浜頓別側へ留置線が伸びている。また、駅裏側には2本の副本線がある。音威子府側には下に見える木工場へ短い引込み線が見える。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

中頓別駅(なかとんべつえき)は、北海道宗谷支庁枝幸郡中頓別町中頓別にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)天北線廃駅)である。電報略号ナト。天北線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。

天北線廃止時まで運行されていた、急行天北」の停車駅であった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

廃止時点で、単式ホーム2面2線を有する地上駅であった。ホームが千鳥式に配置された、列車交換可能な交換駅であった[3]。互いのホームは、駅舎側ホーム北側と対向ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した[3]。駅舎側ホーム(西側)が下り線、対向ホーム(東側)が上り線となっていた[3]。貨物用の側線などは撤去されていたが、下り線の浜頓別方から駅舎側に分岐た元貨物側線の留置線が、保線車両(モーターカー)用に残されていた。1983年(昭和58年)時点では駅舎の対向側の単式ホームは島式ホームであり(両側とも乗降可能)[3]、上り線から分岐しその島式ホーム外側への側線を1線と、そこから南稚内方に分岐する行き止まりの側線を1線有していた[3]

職員配置駅となっており、駅舎は構内の西側に位置し両ホームとは通路及び構内踏切で連絡した。1975年(昭和50年)に中頓別町が国鉄利用債を購入して鉄筋コンクリート製に改築した駅舎で[3]、駅舎に当時のローカル線では珍しい水洗式のトイレを有していた[3]

駅名の由来[編集]

当駅が所在した地名より。地名はアイヌ語の「トウ・ウン・ベツ」(沼から出る川)に由来し、川の中流域にあることから「中」を冠している[4]

利用状況[編集]

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は263人[3]
乗車人員推移[5]
年度 1日平均人数
1921 232
1935 114
1953 317
1965 485
1970 430
1980 263

駅周辺[編集]

駅跡[編集]

中頓別バスターミナルと展示されているキハ22形

駅舎は解体され[10]、旧駅構内は1990年(平成2年)11月に中頓別町により整備され木造の中頓別町バスターミナルビルを核とする天北線メモリアルパークが完成した[2]

宗谷バスが窓口を設置し、元は天北線代替バスであった天北宗谷岬線と都市間バスが乗り入れる。

またバスターミナル2階には鉄道記念館が開設され、閉塞器保線用具、備品、「さよなら記念グッズ」などが保存・展示されている[11]。駅前広場は「天北線メモリアルパーク」として、キハ22形キハ22 208静態保存・展示されている。また修復された腕木式信号機も設置されている。キハ22 208はゲートボール利用者の休憩室としても使用されており[11]、現役時代とは異なる派手な青に塗色されている[12][13]。2010年(平成22年)時点でも同様で[14]、2014年(平成26年)4月時点でも同様であった[12]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
天北線
上駒駅 - 中頓別駅 - 寿駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。
  2. ^ a b “公園全面完成 駅周辺が一変 中頓別”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1990年11月30日)
  3. ^ a b c d e f g h i j 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)188ページより。
  4. ^ 『駅名の起源』 札幌鉄道局編、北彊民族研究会、1939年、84頁。NDLJP:1029473
  5. ^ 中頓別町史 平成9年5月発行 P397/8,855,858
  6. ^ 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)17ページより。
  7. ^ 『北海道道路地図 改訂版』16ページより。
  8. ^ 書籍『蒸気機関車完全名鑑 ビジュアル改訂版』(廣済堂ベストムック2011年1月発行)39ページより。
  9. ^ 書籍『写真で見る北海道の鉄道(下)』(編:北海道新聞社、北海道新聞社、2002年12月発行)67ページより。
  10. ^ a b 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)244-247ページより。
  11. ^ a b 書籍『全国保存鉄道III 東日本編』(監修:白川淳、JTBパブリッシング、1998年11月発行)45ページより。
  12. ^ a b “JR天北線廃止25年 住民の足 面影今も”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2014年4月28日)
  13. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くIV』(JTBパブリッシング1997年12月発行)24-25ページより。
  14. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)17ページより。

関連項目[編集]