久世郡

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京都府久世郡の位置(緑:久御山町 薄黄:後に他郡に編入された区域 薄緑・水色:後に他郡から編入した区域)

久世郡(くせぐん)は京都府山城国)の

人口15,552人、面積13.86km²、人口密度1,122人/km²。(2018年10月1日、推計人口

現在は以下の1町を含む。

郡域[編集]

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、以下の区域にあたる。

歴史[編集]

古代[編集]

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和名類聚抄』に記される郡内の。括弧内は訓読み

  • 竹淵郷(多加不知)
  • 奈美郷
  • 那羅郷
  • 水主郷
  • 那紀郷
  • 宇治郷
  • 殖栗郷
  • 栗隈郷(久里久末)
  • 富野郷(止無乃)
  • 拝志郷
  • 久世郷
  • 羽栗郷

式内社[編集]

延喜式神名帳に記される郡内の式内社

神名帳 比定社 集成
社名 読み 付記 社名 所在地 備考
久世郡 24座(大11座・小13座)
石田神社 イハタノ
イシタ
月次新嘗 (論)石田神社 京都府京都市伏見区石田 [1]
(論)石田神社 京都府八幡市八幡岩田里
(論)石田神社 京都府八幡市八幡岩田大将軍
水主神社 十座 ミヌシノ 並大 月次新嘗
(別項に記載)[注 1]
水主神社 京都府城陽市水主宮馬場 [2]
荒見神社 アラミノ (論)荒見神社 京都府城陽市富野荒見田
(論)荒見神社 京都府久世郡久御山町田井
双栗神社 三座 サクリノ 雙栗神社 京都府久世郡久御山町佐山
水度神社 三座 ミトノ 鍬靫 水度神社 京都府城陽市寺田水戸坂
旦椋神社 アサクラノ 且椋神社 京都府宇治市大久保北ノ山
伊勢田神社 三座 イセタノ 鍬靫 伊勢田神社 京都府宇治市伊勢田町若林
巨椋神社 オホクラノ
イホクラ
コムラ
巨椋神社 京都府宇治市小倉町寺内
室城神社 ムロキノ 室城神社 京都府久世郡久御山町下津屋
凡例を表示
  1. ^ 就中同水主坐天照御魂神水主坐山背大国魂命神二座預相嘗祭

近世以降の沿革[編集]

  • 慶応4年
  • 明治初年
    • 領知替えにより、長池町・佐古村および久世村の一部(京都守護職役知)・上津屋村の一部(幕府領)が淀藩領となる。
  • 明治4年
  • 明治9年(1876年)(1町24村)
    • 中島村・野村・森村・相島村・東一口村・西一口村・釘貫村・北川顔村・藤和田村・封戸村・坊之池村・島田村・江ノ口村が合併して御牧村となる。
    • 長池町が富野村に合併。
  • 明治12年(1879年
    • 4月10日 - 郡区町村編制法の京都府での施行により、行政区画としての久世郡が発足。「宇治久世郡役所」が宇治郷に設置され、宇治郡とともに管轄。
    • 5月7日 - 郡役所が本郡単独となる。
  • 明治14年(1881年) - 宇治郷の一部より宇治町が起立。(2町24村)

町村制以降の沿革[編集]

1.宇治町 2.槇島村 3.小倉村 4.大久保村 5.久津川村 6.寺田村 7.富野荘村 8.佐山村 9.御牧村 10.淀町(紫:京都市 桃:宇治市 赤:城陽市 橙:久御山町)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(2町8村)
    • 宇治町 ← 宇治町、宇治郷、白川村(現・宇治市)
    • 槇島村(単独村制。現・宇治市)
    • 小倉村 ← 小倉村、伊勢田村、安田村(現・宇治市)
    • 大久保村 ← 大久保村、広野村(現・宇治市)
    • 久津川村 ← 久世村、平川村、上津屋村[浜上津屋・里上津屋](現・城陽市)
    • 寺田村 ← 寺田村、綴喜郡水主村(現・城陽市)
    • 富野荘村 ← 富野村、枇杷荘村、観音堂村(現・城陽市)
    • 佐山村 ← 市田村、田井村、下津屋村、佐古村、佐山村、林村(現・久御山町)
    • 御牧村(単独村制。現・久御山町)
    • 淀町 ← 淀町の一部[池上町・下津町・新町](現・京都市伏見区)
    • 淀町の残部(納所町)が紀伊郡納所村の、上津屋村の残部が綴喜郡都々城村の、中村が同郡青谷村の、高尾村が同郡田原村のそれぞれ一部となる。
  • 明治32年(1899年7月1日 - 郡制を施行。
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和10年(1935年)4月1日 - 淀町が綴喜郡美豆村を編入。
  • 昭和11年(1936年2月11日 - 淀町が乙訓郡淀村を編入。
  • 昭和17年(1942年)7月1日 - 「宇治地方事務所」が宇治町に設置され、宇治郡とともに管轄。
  • 昭和26年(1951年
  • 昭和29年(1954年10月1日 - 佐山村・御牧村が合併して久御山町が発足。(3町)
  • 昭和32年(1957年)4月1日 - 淀町が京都市に編入。伏見区の一部となる。(2町)
  • 昭和47年(1972年5月5日 - 城陽町が市制施行して城陽市となり、郡より離脱。(1町)

変遷表[編集]

行政[編集]

  • 歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治11年(1879年)4月10日 明治11年(1879年)5月6日までは、宇治郡長も兼任
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注[編集]

  1. ^ 伊勢田村・新田村に分かれて記載。
  2. ^ 刀剣の鑑定と研磨を業とした家。

参考文献[編集]

関連文献[編集]

  • 『久世郡史』 京都府久世郡、1922年。NDLJP:912609

関連項目[編集]