久世駅
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久世駅 | |
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![]() 駅舎(2008年1月3日) | |
くせ Kuse | |
◄古見 (4.3km) (4.9km) 中国勝山► | |
所在地 | 岡山県真庭市久世2426-3 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | K 姫新線 |
キロ程 | 118.9km(姫路起点) |
電報略号 | クセ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
212人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)5月1日 |
備考 |
簡易委託駅 POS端末設置 |
久世駅(くせえき)は、岡山県真庭市久世にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅である。
真庭市役所の最寄り駅でありJTB時刻表では真庭市の代表駅とされているが、乗降人員は隣の中国勝山駅のほうが多い。
歴史[編集]
- 1924年(大正13年)5月1日 - 作備線(当時)が美作追分駅から延伸した際に、その終着として開業。
- 1925年(大正14年)3月15日 - 作備線が当駅から中国勝山駅まで延伸。途中駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月14日 - 作備西線開業に伴い、作備線が作備東線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1930年(昭和5年)12月11日 - 当駅を含む津山駅 - 新見駅間の全通に伴い、作備東線が作備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1936年(昭和11年)10月10日 - 作備線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1955年(昭和30年)4月29日 - 久世町(第2次)成立に伴い、所在地表示が岡山県真庭郡久世町久世になる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)3月31日 - 真庭市成立に伴い、所在地表示が岡山県真庭市久世になる。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。古くからの駅舎が残っており、ホーム側に駅舎と一体化した木造のベンチがある。[1]駅舎は新見方面行きホーム側にあり、ホーム間は跨線橋で繋がっている。
津山駅が管理し、エスアールティー(中鉄バスの関連会社)が窓口業務を受託する簡易委託駅であり、日中の一部時間帯のみPOS端末による発券が行われている。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | K 姫新線 | 下り | 中国勝山・新見方面 |
2 | K 姫新線 | 上り | 津山方面 |
本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[2]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、実際の駅構内の主だった旅客案内には、2018年3月のダイヤ改正の段階では反映されていない。
利用状況[編集]
1日の平均乗車人員は以下の通りである[3]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 340 |
2000 | 319 |
2001 | 299 |
2002 | 281 |
2003 | 255 |
2004 | 239 |
2005 | 240 |
2006 | 221 |
2007 | 195 |
2008 | 177 |
2009 | 178 |
2010 | 191 |
2011 | 205 |
2012 | 210 |
2013 | 224 |
2014 | 211 |
2015 | 225 |
2016 | 220 |
2017 | 212 |
駅周辺[編集]
周辺は久世の市街地のやや外れに位置するものの、大きな町並みが広がりスーパーなどもある。タクシーの待ち合わせがある。駅前からは中国勝山駅、天満屋バスセンター方面の岡山 - 勝山線(中鉄北部バス、両方向乗降可能)、福渡駅(津山線)方面への旭川さくらバスが連絡する。
- 真庭市役所本庁
- 久世郵便局
- 久世ロマンチックタウンアルティ
- ゆめタウン久世
- マルイ久世店
- ディオ久世店
- 岡山県立真庭高等学校久世校地
- 旧遷喬尋常小学校校舎
- 国道181号
- 国道313号
- 岡山県道203号久世停車場線
隣の駅[編集]
※快速列車(全列車停車)の停車駅は路線記事を参照のこと。
脚注[編集]
- ^ “JR姫新線 久世駅 | 岡山県北の生活情報 アットタウンWEBマガジン”. 2019年5月16日閲覧。
- ^ “JR西日本全域路線図 (PDF)”. JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
- ^ 出典:岡山県統計年報
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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