井伊雅子

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井伊 雅子(いい まさこ)は日本の経済学者、一橋大学教授。専門は医療経済学、応用経済学[1]

国際基督教大学(ICU)を卒業後、ウィスコンシン大学マディソン校でPh.D.(Economics)を取得。ワシントンDCの世界銀行で働いた後、1995年から横浜国立大学経済学部、2004年から一橋大学、2005年より現職。医療経済学を専門とし、質と財政の両立を目指した医療制度構築(プライマリ・ケアのシステム)や不確実性の下の医療(情報と合理的意思決定の分析)などを研究テーマとしている。専門職大学院の教育として、理論と現実の政策の接点に重点をおいた講義を行っている。著書に 「アジアの医療保障制度」(東大出版・2009年)など[2]

略歴[3][1][編集]

  • 1986年 国際基督教大学教養学部社会学科 卒業
  • 1993年 ウィスコンシン州立大学マディソン校経済学研究科経済学博士課程 修了
  • 1995年04月~2004年03月 横浜国立大学経済学部 助教授
  • 2004年04月~2005年03月 一橋大学国際企業戦略研究科 教授
  • 2005年04月~ 一橋大学 国際・公共政策大学院 教授

近年の論文[4][編集]

  • Are Japanese People Satisfied with Their Health Care System and Services? Empirical Evidence from Survey Data(共著), Health Policy 123巻4号345-352頁 2019年
  • Evolving Health Policy for Primary Care in the Asia Pacific Region(共著), British Journal of General Practice 66巻647号e451-e453頁 2016年
  • 「保健医療統計の陥穽〜国際比較をめぐって〜」『医療経済学会10周年記念誌 医療経済研究のこれまでとこれから』 医療経済学会 6-9頁 2016年
  • 「医療サービスの質の向上と財政を両立する医療提供体制の在り方」『租税研究』 787巻17-49頁 2015年
  • 「地域医療・介護の費用対効果分析に向けて」(編著)フィナンシャル・レビュー 123号 2015年
  • 「日本のプライマリ・ケア制度の特徴と問題点」(共著)フィナンシャル・レビュー 123号6-63頁 2015年
  • Supplier-Induced Demand for Chronic Disease Care in Japan: Multilevel Analysis of the Association between Physician Density and Physician-Patient Encounter Frequency(共著), Value in Health Regional Issues 103-110頁 2015年
  • 「プライマリ・ケア研究事始め-次世代の医療制度の研究-」ファイザーヘルスリサーチ振興財団20周年記念誌 56-63頁 2014年
  • 「社会保障財政における番号制の活用と課題」(共著)『病院』 73巻6号440-444頁 2014年
  • 「日本の患者は幸せか?【医療経済から見たプライマリ・ケアの重要性】」環 56巻174-185頁 2014年
  • 「高齢者に必要な医療・介護とは?——国民健康保険データ分析からの提言——」(共著),ECO-FORUM 29(2-3) 11-18頁 2014年
  • "Protecting Our Lives through Healthcare Reform", Japan SPOTLIGHT Jan/Feb 2014 16-19頁 2014年

脚注[編集]

  1. ^ a b 略歴” (日本語). 医療経済学者 井伊雅子のオンライン研究室. 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ 井伊 雅子|研究活動|医療政策・経済研究センター” (日本語). 2019年9月29日閲覧。
  3. ^ 井伊 雅子 | 一橋大学 研究者情報 (HRI: Hitotsubashi Researchers Information)”. hri.ad.hit-u.ac.jp. 2019年9月29日閲覧。
  4. ^ 井伊 雅子 | 一橋大学 研究者情報 (HRI: Hitotsubashi Researchers Information)”. hri.ad.hit-u.ac.jp. 2019年9月29日閲覧。