井草川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
井草川
水系 一級水系 荒川
種別 普通河川
水源 切通し公園(杉並区上井草四丁目)
河口・合流先 妙正寺川杉並区清水三丁目)
流域 東京都
全区間暗渠
テンプレートを表示

井草川(いぐさがわ)とは、東京都を流れる普通河川であり、荒川水系妙正寺川の支流である。全区間が東京都杉並区内であり、暗渠化されている。一部の河道上が遊歩道として整備されている。

流路[編集]

水源は杉並区上井草四丁目にある杉並区立切通し公園とされる。ここから東へ流れ、東京都立杉並工業高等学校敷地内、杉並区立三谷小学校の北側を経た後、徐々に北上を始める。西武新宿線上井草駅井荻駅との間で一旦同線の北側へ抜けた後、東へ流れ、再度同線の南側へ抜ける。すなわち西武新宿線はこの区間で二度この川を渡ることになり、開渠時の橋梁も現存しているが、橋梁名は「妙正寺川橋梁」となっている。井荻駅の南側を経た後、今川方面からの支流が合流し、今度は徐々に南下を始める。杉並区立桃井第五小学校の東側、杉並区立中瀬中学校の西側を経て、清水二丁目にある杉並区立妙正寺公園内にて妙正寺川に合流する。

自然[編集]

  • 開渠時には野生のメダカが生息していた。その後、野生種は絶滅したと思われていたが、2008年平成20年)1月26日朝日新聞によると、その時捕獲された野生種が杉並区内在住の元教諭宅で飼育されていることが判明した[1]

歴史[編集]

  • 上井草三丁目の杉並区立三谷小学校北側には「道潅橋公園」という区立公園があり、これは、この付近で井草川に架かっていた道潅橋に由来する。この橋名は、1477年文明9年)に太田道灌豊島氏石神井城(現練馬区石神井台)を攻略する際、この付近の高台に陣を構えたことに由来している[2]。上井草に隣接する今川には「道潅公園」という区立公園もある。

脚注[編集]

  1. ^ 2010年3月6日放映テレビ東京出没!アド街ック天国
  2. ^ 散歩ついでの水路探し・妙正寺川編・井草川

参考文献[編集]

  • 菅原健二『川の地図辞典 江戸・東京/23区編』之潮、2007年。ISBN 978-4-902695-04-5

関連項目[編集]