交響曲第80番 (ハイドン)

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交響曲第80番ニ短調 Hob.I:80は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン1784年に作曲した交響曲

楽器編成[編集]

編成表
木管 金管
フルート 1 ホルン 2 ティンパニ 0 第1ヴァイオリン
オーボエ 2 トランペット 0 第2ヴァイオリン
クラリネット 0 ヴィオラ
ファゴット 2 チェロ
コントラバス

曲の構成[編集]

第1楽章 Allegro spiritoso

ソナタ形式で、主題提示部はニ短調ではじまり、ヘ長調に転調して輝かしく盛り上がった後、のんびりした特徴的な終結主題で終わる。展開部は終結主題からはじまり、第一主題に変わって対位法的に進行する。ハイドンの短調の交響曲の第1楽章は、78番までは伝統に従って短調で終わっていたが、この曲はニ長調で終わる。

第2楽章 Adagio

変ロ長調、ソナタ形式。静かに始まるが、かなり起伏に富む。

第3楽章 Menuetto

ニ短調(トリオはニ長調)。トリオでは交響曲第26番グレゴリオ聖歌が回帰される。[1]

第4楽章 Finale:Presto

ニ長調、ソナタ形式。シンコペーションの連続による風変わりな音楽である。

注釈[編集]

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  1. ^ H.C.ロビンス・ランドン(1976).Haydn Chronicle and Works.ロンドン:Indiana University Press p. ?