京城
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京城(けいじょう)は、都、首都を意味する単語。
- 日本統治時代の朝鮮においては、京城府のことを指した。李氏朝鮮時代より韓国併合までは「漢城」と表記されてきた。「京城」も韓国併合以前から用いられてはいたが、1910年(明治43年)の韓国併合時に「漢城府」が「京城府」へと改められてから、1945年(昭和20年)の第二次世界大戦の終戦まで「京城」が正式名称であった。終戦後、日本統治から独立するとソウルと名称が改められた。日本においては戦後も新聞記事などにおいて「京城」の呼称が1960年代に至るまで使われることもあった。ソウルとは朝鮮語の固有語(日本語の和語に相当)で「みやこ」を意味することばで、原則的に漢字の訓読みがない朝鮮語では漢字表記は存在しない(中国語では現在「首爾」という当て字が用いられる)。
- 中華人民共和国においては同国の首都である北京市を指す。自称的に使われることもある。
- 日本の京都の別名の一つ(貝原益軒『京城勝覧』、天理教の京都市東山区にある『京城大教会』など。)。
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