京阪膳所駅
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京阪膳所駅 | |
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![]() 駅舎正面 | |
けいはんぜぜ Keihan-zeze | |
◄OT08 錦 (0.5 km) (0.8 km) 石場 OT10► | |
![]() | |
所在地 | 滋賀県大津市馬場二丁目11-6 |
駅番号 | OT 09 |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | ▼石山坂本線 |
キロ程 | 4.7 km(石山寺起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,575人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- |
7,430人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)3月1日 |
乗換 | JR東海道本線(琵琶湖線) - 膳所駅 |
備考 |
* 改称経歴 - 1937年 馬場駅→膳所駅前駅 - 1953年 膳所駅前駅→京阪膳所駅 |
京阪膳所駅(けいはんぜぜえき)は、滋賀県大津市馬場二丁目にある、京阪電気鉄道石山坂本線の駅。駅番号はOT09。
接続する鉄道路線[編集]
歴史[編集]
開業時は車庫と電車用変電所が併設されていた。車庫は錦織車庫完成時に移設、現在のホームより東に約200mの位置にあったとされる[1]。変電所も1991年までは存在したが2000年には廃止された事が確認された事から、大津線の1500V昇圧時に廃止されたと推定される[2]。
- 1913年(大正2年)3月1日 - 大津電車軌道大津(現・浜大津) - 膳所(現・膳所本町)間開通と同時に、馬場駅として開業(開業当時は馬場駅構内と馬場駅前という二つの停留場があった)。
- 当時のパンフレットによると国鉄の馬場駅(現・膳所)が大津駅(2代目)を称していた頃、「大津駅前」駅と称していた時期がある(その後、国鉄の駅が「馬場駅」に戻ったのに伴い、大津電軌も「馬場駅」に戻った)。1916年(大正5年)に大津電車軌道が発行した「大津電車遊覧案内」にも「大津駅前(大津駅)」の名前を見る事ができる。
- 1927年(昭和2年)1月21日 - 会社合併により琵琶湖鉄道汽船の駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月11日 - 会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となる。
- 1937年(昭和12年)8月20日 - 膳所駅前駅に改称。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 会社分離により、改めて京阪電気鉄道の駅となる。
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 京阪膳所駅に改称。
- 2008年(平成20年)3月 - 下りホームに車イス用スロープを設置。
- 2017年(平成29年)7月 - 駅入口看板などのサインシステムを京阪線と同一のものに更新。
- 2018年(平成30年)3月末 - ホームの位置を移設、自動改札機3機新設、足下灯の設置などの駅の改良工事が竣工[3]。
駅構造[編集]
相対式2面2線ホームをもつ地上駅。駅舎は坂本方面行ホームの石山寺寄りにあり、反対側の石山寺方面行ホームへは構内踏切で連絡している。ホームはカーブ上にあるので乗降時には足元への注意が必要だったが、2018年3月にホームの位置を移動してカーブを緩やかに改良され、スロープの勾配も緩やかになり、PiTaPa(ICOCA)対応の自動改札機が設置された[4]。
早朝と深夜は無人となる[5]。
のりば[編集]
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
駅舎側 | ▼石山坂本線 | 下り | びわ湖浜大津・京阪大津京・坂本比叡山口方面 ▲京津線( ![]() |
京津線はびわ湖浜大津駅で乗換 |
反対側 | 上り | 京阪石山・石山寺方面 |
※ホーム有効長は2両。のりば番号は設定されていない。
駅周辺[編集]
- 義仲寺
- 大津膳所駅前郵便局
- 滋賀県立大津高等学校
- 大津市立平野小学校
- 滋賀銀行膳所駅前支店
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ 参考文献・1998年の大津市制百周年企画展「大津の鉄道百科展」のパンフレットより
- ^ 参考文献・鉄道ピクトリアル1991年12月増刊京阪電鉄特集号、鉄道ピクトリアル2000年12月増刊京阪電鉄特集号
- ^ 出典・駅置き沿線情報誌『K PRESS』2018年5月号16頁掲載「くらしのなかの京阪」より
- ^ 京阪膳所駅構内図2018年4月28日閲覧
- ^ keihan-o2.com 駅係員配置時間
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 京阪膳所駅 - 京阪電気鉄道
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