人類ネコ科

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人類ネコ科』(じんるいネコか)は、みず谷なおきによる日本漫画作品。『週刊少年サンデー増刊号』(小学館)にて、1985年2月号から1986年10月号まで連載された。全21話で単行本は全3巻。

概要[編集]

親の仕事の関係で南山荘に住み、市立西湘高校に通う七瀬北斗は大の女嫌い。そんな七瀬北斗に、学園のアイドル・谷山舞奈からバレンタインデーチョコレートが届く。

七瀬北斗と谷山舞奈、その2人を取り巻く友人、南山荘の住民との日々を書いたラブコメディ作品。メインキャラクターのエピソードに集中しすぎたせいか、学校内のイベント(修学旅行、球技大会、水泳の授業etc…)が全く描かれなかったことを作中でも終盤に言及している。

登場人物[編集]

七瀬 北斗(ななせ ほくと)
身長159センチメートル(2年では162センチメートルに伸びるが、それでも身長にはコンプレックスがある)、体重45キログラム、血液型O型、誕生日7月21日。
市立西湘高校に通う高校生。両親は仕事でオーストラリアで生活しており、海外(背の高い外人が)嫌いな北斗はひとり日本に残った。
大の女嫌いであるが、女子大生ばかりが住む南山荘に住んでいる。守山修一郎と錦瑞穂とは幼馴染。高校生になり落ち着いてはいるが、幼少時代は過激な生活を送っていた。南山荘では「ホクちゃん」と呼ばれている。
谷山 舞奈(たにやま まいな)
身長157センチメートル、体重41キログラム、血液型A型、誕生日8月25日。
市立西湘高校に通う高校生。高校受験の雨の日に、北斗の優しさを見て一目惚れする。高校1年生のバレンタインデーにチョコレートを北斗の机にしのばせる。
学園のマドンナ的存在で、ファンクラブも存在するほど。そのため、北斗は他の男子生徒から嫉妬心で様々な被害を受けている。
性格は良く言えば素直で純情。悪く言えば頑固で融通がきかない思い込みの激しい世間知らずで、連載後期では北斗との交際以外はどうでもいいと明言している。
守山 修一郎(もりやま しゅういちろう)
身長182センチメートル、体重72キログラム、血液型B型、誕生日8月8日。
市立西湘高校に通う高校生。主人公である七瀬北斗とは幼馴染。喧嘩が滅法強く「西のランボー」として市内でも知られ、他校の生徒には不良生徒を差し置いて「番長」と認識されている。七瀬北斗と谷山舞奈を付き合わせていく過程で、舞奈の友人の中島亜津美に惚れる。
普段は名古屋弁を話しており、乗っているバイクも名古屋ナンバーである(「グレるど」の一言で買ってもらえたらしい)。両親は離婚しており、現在は母親と同居している。白バイに乗るのが夢で、高校卒業後は交通警察官を志して警察学校への進学を希望している。
中島 亜津美(なかじま あつみ)
身長163センチメートル、体重43キログラム、血液型O型、誕生日6月1日。
市立西湘高校に通う高校生。谷山舞奈の親友。北斗と舞奈を見守っているうちに、守山修一郎と仲を深める。
かなり気の強い性格で、守山に対しても強く当たってしまうことが多い。舞奈の数少ない理解者であり、保護者のような立場でもあるがフォローを続けるうちに後述の荒井由美子とは取引を繰り返すようになる。
兵藤 真琴(ひょうどう まこと)
身長168センチメートル、体重54キログラム、血液型B型、誕生日11月15日。
南山荘に住む女子大生4人組の1人。普段は京子や麻美と北斗のことをからかっている。非常に明るく、サバサバした性格。
かつて北斗と同世代の弟がいた。北斗に弟の姿を重ね合わせている。
樋口 京子(ひぐち きょうこ)
身長166センチメートル、体重54キログラム、血液型AB型、誕生日2月7日。
南山荘に住む女子大生4人組の1人。
小山 麻美(こやま あさみ)
身長161センチメートル、体重49キログラム、血液型A型、誕生日9月23日。
南山荘に住む女子大生4人組の1人。
日比野 里美(ひびの さとみ)
南山荘に住む女子大生4人組の1人。殆ど姿を見せることがなく、隠れキャラのような存在。
物語の途中で引っ越していく。最後まで顔を出すことはなかったが、シルエットを見た限り垂れ眼の美人。
荒井 由美子(あらい ゆみこ)
市立西湘高校に通う高校生。新聞部(前部長が弱腰で人気がなく前年度に廃部)改め「ふぉーかす倶楽部」の部長をしている。本人曰く、記事のネタにするには手段(捏造、裏工作)を選ばないが、買収(取引)した以上情報を漏らす事はない。北斗と舞奈の交際を追いかけている。
錦 瑞穂(にしき みずほ)
身長167センチメートル、体重55キログラム、血液型B型、誕生日11月25日。
守山の従妹。幼少の頃より北斗の事を慕っていた。北海道に家族は引っ越したが、高校受験で戻ってきた。
高校ではレディースのヘッドをしていたが、意中の人である北斗に彼女が出来ていた事であっさり引退。「普通の転校生」として編入してくる。幼少時は病弱で療養の為に休学していた時期があり、学年は違うが同い年である。
七瀬 冬美(ななせ ふゆみ)
北斗の母親。海外赴任した北斗の父親である七瀬氏(下の名前は不明)と一緒にオーストラリアで生活している。高校生の時に北斗を妊娠しており、北斗の姉と間違われるほど若い。修一郎が恐れる程のスパルタ。旦那は非常に能天気なおじさんだが、適度に立てつつも尻に敷いている。

単行本[編集]

  • みず谷なおき 『人類ネコ科』 小学館〈少年サンデーコミックス〉、全3巻
    1. 1985年11月発売 ISBN 4-09-121391-X
    2. 1986年5月発売 ISBN 4-09-121392-8
    3. 1986年12月発売 ISBN 4-09-121393-6
  • みず谷なおき 『人類ネコ科』(ワイド版) 小学館〈少年サンデーコミックスワイド版〉、全2巻
    1. 1999年8月発売 ISBN 4-09-125831-X
    2. 1999年8月発売 ISBN 4-09-125832-8