仙台市営バス
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仙台市営バス(せんだいしえいバス)は、仙台市が経営する公営のバス事業である。仙台市交通局(公営企業)が運営を担当する。
一般路線バスの現在の営業エリアは仙台市のほぼ全域で、一部の路線は多賀城市に乗り入れるものもある。かつては高速バス(空港連絡バス)も運行していたが廃止され、貸切バス事業は休止中である。観光地循環バス「るーぷる仙台」やコミュニティバスも運行している。
概要[編集]
市営バス事業の起こり[編集]
仙台市営バスはもともと公営バスとして事業が開始されたものではなく、仙台市電の運営を行っていた仙台市が、戦時統合により仙台市周辺の民営事業者を買収して成立したものである[1][2]。
太平洋戦争下の1942年(昭和17年)7月1日、前身となる仙台市街自動車を市が買収し[2]、同年8月21日に仙台市営バスとして発足させた[2]。続いて1943年(昭和18年)、周辺事業者(港組、根白石自動車運輸、増東自動車、仙山自動車商会、定義観光自動車)を買収した[1]。
仙台市は陸上交通事業調整法の指定地域ではなかったが、鉄道省の通達に基づいて戦時統合が行われた。
そうした歴史的経緯により、仙台市が政令指定都市に移行する以前から、旧泉市、旧宮城町、旧秋保町地域に営業エリアをもっており、かつては塩竈市、岩沼市、名取市、七ヶ浜町、松島町にも路線展開し、仙台近郊に幅広くエリアを広げていた。
またかつては、利府町、吉岡町(現:大和町)、坂元村(現:山元町)への路線もあったが、これらは1950年(昭和25年)までに仙台鉄道バスおよび仙南交通自動車(現在は合併して宮城交通)へ譲渡している。
1976年(昭和51年)3月31日の仙台市電廃止に伴い、市電廃止代替バス「グリーンバス」[3]を運行開始。その後は交通事情や新設された施設への乗り入れもあり、営業末期は市電のルートと完全には一致していなかった。1987年(昭和62年)7月15日の仙台市地下鉄南北線開業により「グリーンバス」は廃止された。
民間事業者との関係[編集]
仙台市内では仙台市営バスのほか、宮城交通、愛子観光バス、タケヤ交通の民間事業者3社が路線を展開している。そのうち全市規模で路線を持つのは宮城交通のみで、愛子観光バスとタケヤ交通は一般路線バス部門では単一系統(仙台市西部方面と都心を結ぶ路線のみ)を運行するにとどまる。
かつては市バスと宮城交通の競合がみられ、20年ほど前までは仙台 - 岩沼間や仙台 - 塩釜間の幹線系統、仙台空港線などいくつかの競合路線があり、激しく競合を続けていた。
その後は、鉄道(JR東日本・仙台市地下鉄)との並行路線の廃止や、市バスから宮城交通への路線譲渡が進んだため、重複路線は一部を除き解消された。仙台市営バスは青葉区・宮城野区・若林区中心、宮城交通は太白区・泉区中心と棲み分けが進み、かつてのような熾烈な競争はなくなってきている。一方で、仙台市地下鉄東西線開業と都市計画道路の整備に伴い、八木山地区では客の奪い合いが生じている。
2006年(平成18年)4月1日からバスロケーションシステムが導入された。東北地方の他の事業者ではすでに数年前から実施している事業者も多く後発の導入となる。
また同年度からは、増える累積赤字を解消するため経営改善の一環として、民営バス事業者への運行委託も開始している。
2006年(平成18年)4月から白沢出張所をJRバス東北へ運行委託したのを皮切りに、2008年(平成20年)4月からは岡田出張所を宮城交通へ、2009年(平成21年)4月からは七北田出張所をJRバス東北へ運行委託した(いずれも契約期間は5年間)。
2010年(平成22年)4月からは東仙台営業所の一部を分割し新設した新寺出張所を宮城交通へ運行委託し、翌2011年(平成23年)6月からは東仙台営業所本所も宮城交通へ運行委託した。東仙台営業所の委託については2010年4月から5年契約の扱いだが、新寺出張所として分割した部分が丸5年で、契約から3年目以降に東仙台営業所本所も委託となっていたが、10か月前倒しして委託を開始している。
地下鉄東西線開業後[編集]
2015年12月6日には仙台市地下鉄の新線として東西線が開業。同日より「東西線結節区間100円均一運賃」制度を導入、八木山動物公園駅・薬師堂駅・荒井駅の3駅周辺の半径1.5km圏で100円均一運賃を導入開始した。
また東西線開業と同時に、市バスと宮城交通でもICカード乗車券「icsca(イクスカ)」を導入している(地下鉄南北線は前年に先行導入)[4]。
地下鉄東西線開業に伴い、同日より霞の目営業所本所を宮城交通へ全面委託。それまでに委託済みの拠点に車両転籍の形で順次委託を進めた。全面委託までの間(2013年4月1日〜2015年12月5日)は、霞の目営業所内に「霞の目分所」を開設し、転籍の受け皿かつ宮城交通の受託事業所として機能していた。これにより、法律の制限いっぱいの全車両の半分程度を、民間委託により運行する形となった。
しかし地下鉄東西線開業に伴う路線再編により、ドル箱路線であった東北大学・宮城教育大学の通学路線が大幅に縮小し、学都仙台フリーパスのうち市バス利用可能な券種を購入する学生が減少した。また東西線開業で100円均一運賃区間を設けたことなどもあり、仙台市営バスとしての収支は東西線開業前よりも大幅に悪化した。このことも赤字拡大の一因とされる。
沿革[編集]
前史(仙台市街自動車)[編集]
- 1919年(大正8年)
- 1924年(大正13年) - 東京市から円太郎バスを譲受。
- 1930年(昭和5年)7月 - 市内遊覧自動車[† 4] 運行開始[2]。
- 1932年(昭和7年)11月8日 - 亘理町のバス会社を買収。
- 1934年(昭和9年)12月7日 - 菖蒲田乗合自動車を買収。
- 1935年(昭和10年)
- 1936年(昭和11年) - 亘理方面のバス会社を買収。
- 1937年(昭和12年)3月29日 - 仙台市会が仙台市街自動車を買収することを可決[2]。
- 1939年(昭和14年)9月 - 長町車庫建設(市営バス長町営業所(初代)の場所)。
- 1940年(昭和15年)10月22日 - 市内遊覧自動車廃止。
- 1942年(昭和17年)6月26日 - 仙台市会が仙台市街自動車の買収案を可決[2]。
仙台市営バス[編集]
- 1942年(昭和17年)
- 1943年(昭和18年)11月20日 - 近郊会社を買収統合(港組、根白石自動車運輸、増東自動車、仙山自動車商会、定義観光自動車)[1]。
- 1949年(昭和24年)4月22日 - トレーラーバス運行開始。
- 1950年(昭和25年)12月 - 広瀬通車庫開設。
- 1951年(昭和26年)12月26日 - 市内均一料金制を導入(当時の運賃は10円)[5]。
- 1952年(昭和27年)4月20日 - 市内定期観光運行開始。
- 1954年(昭和29年) - ロマンスカーに現行カラーを採用(順次塗り替え)。
- 1955年(昭和30年)9月16日 - 仙台市交通事業局を仙台市交通局に改組、自動車部と電車部を新設。
- 1956年(昭和31年)
- 1957年(昭和32年)10月 - 霞の目出張所開設。
- 1958年(昭和33年)11月 - 市内均一運賃を13円に値上げ[6]。
- 1959年(昭和34年)
- 1962年(昭和37年)3月 - 市内均一運賃を15円に値上げ[7]。
- 1963年(昭和38年)3月1日 - 七北田営業所開設、広瀬通営業所を車庫化。
- 1964年(昭和39年)6月 - 市内均一運賃を20円に値上げ[7]。
- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)
- 1967年(昭和42年)6月18日 - 南仙台営業所開設。
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)8月14日 - 北仙台営業所開設。
- 1974年(昭和49年) - 休日ダイヤ導入、ワンマンバスをすべて中乗り前降り運賃後払いに統一(空港線のぞく)。
- 1976年(昭和51年)3月31日 - 市電廃止により、代替路線としてグリーンバス(4系統)運行開始、長町営業所移転。
- 1977年(昭和52年)5月23日 - グリーンバス原の町線を燕沢線と統合、交通局循環線となる(グリーンバス系統から離脱)。
- 1979年(昭和54年) - 方向幕前面大型化・後部設置車導入。
- 1980年(昭和55年)9月 - 泉パークタウン出張所開設。
- 1981年(昭和56年)
- 3月10日 - 営業所動物イラスト表示開始[8]。
- 6月10日 - 仙台駅西口バスプール供用開始。
- 7月 - 冷房車導入。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年) - 車体の帯色が全車青帯となる(順次塗り変え)。系統番号導入。
- 1987年(昭和62年)7月15日 - 地下鉄南北線開業により地下鉄乗継割引制度導入、路線再編。グリーンバス廃止、中央循環線(2代)運行開始。
- 1988年(昭和63年)9月20日 - フリー乗降バス運行開始(根白石線、八ツ森線、二口線、定義線)。
- 1991年(平成3年) - 全線ワンマン化(保安要員乗務をのぞく)。
- 1992年(平成4年)
- 1993年(平成5年)
- 全車冷房化達成。
- 7月27日 - ギャラリーバス運行開始。
- 1994年(平成6年)
- 1996年(平成8年)3月29日 - 閖上出張所閉所。
- 1997年(平成9年)10月 - 名取・岩沼地区の路線(4路線、10系統)を宮城交通へ移管。
- 1998年(平成10年)3月23日 - 南仙台出張所閉所、エアポート・リムジンバスの運行担当を霞の目営業所へ変更。
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)8月30日 - 公営交通として初めてグリーン経営認証を受ける。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 白沢出張所の運行管理をJRバス東北に委託開始。バスロケーションシステム「どこバス仙台」運用開始、系統番号再編。
- 2007年(平成19年)3月17日 - 仙台空港アクセス線の開業(翌18日より)に伴い、エアポート・リムジンバス廃止。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 岡田出張所の運行管理を宮城交通に委託開始。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 七北田出張所の運行管理をJRバス東北に委託開始。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 新寺出張所を開設。運行管理を宮城交通に委託開始。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 - 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)による津波被害で、岡田出張所が壊滅。
- 6月1日 - 東仙台営業所の運行管理を宮城交通に委託開始。これに伴い、新寺出張所の委託を解除。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 東日本大震災で被災し業務停止状態となった岡田出張所との機能統合に伴い、新寺出張所を再度宮城交通へ委託。これに伴い、新寺出張所が霞の目営業所配下となる。
- 2013年(平成24年)4月1日 - 霞の目営業所の業務委託を開始。ただし、営業所本体の委託は2015年(4月ないしは地下鉄開業と同時のいずれか)を予定しており、それまでの期間、新設した霞の目分室を宮城交通へ委託し、振替を実施。また、新寺出張所を5年契約で宮城交通へ委託(岡田出張所の契約期間満了に伴う更新の際に、代わりに新寺出張所を委託先に変更の上で更新)。
- 2015年(平成27年)12月6日 - 地下鉄東西線開業に伴う路線再編[10]。ICカード乗車券「icsca(イクスカ)」を導入[11][4]。霞の目分室と新寺出張所を霞の目営業所に統合(岡田出張所は廃止)。霞の目営業所本体を全て宮城交通に委託。
- 2018年(平成30年)10月1日 - 市バス運賃を一部改定[9]。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 消費税率10%へ増税により市バス・地下鉄の運賃を改定[12]。
事業所・営業所[編集]
仙台市交通局[編集]
営業所・出張所[編集]
括弧内は営業所・出張所のシンボルマークで、車両の前面・後面に所属営業所を表す丸い動物のイラストが描かれている[8]。この動物のイラストは仙台市役所本庁舎を中心に十二支の方位に基づくもの[8]。また、営業所・出張所および分室名の最初の漢字一文字(例:東・七・川など)が後面と中扉のすぐ右側、それに運転席後方のガラス面に貼付されている。
所管路線等詳細は各営業所・出張所・分室記事を参照のこと。
車両配置のない車庫(待機場)[編集]
- 木町通駐車場(交通局東北大学病院前)
- 新寺駐車場
- 場所…仙台市若林区新寺一丁目1-30
- 詳細は新寺出張所の項を参照。
- 宮城球場駐車場
案内所[編集]
- 仙台駅西口バスプール案内所
- 旭ヶ丘バスターミナル(地下鉄旭ヶ丘駅上)
- 交通局乗車券発売所(交通局内)
- 地下鉄仙台駅乗車券発売所
- 地下鉄勾当台公園駅乗車券発売所
- 地下鉄泉中央駅乗車券発売所
- 地下鉄長町南駅乗車券発売所
- 地下鉄八木山動物公園駅乗車券発売所
- 地下鉄薬師堂駅乗車券発売所
- 地下鉄荒井駅乗車券発売所
廃止された営業所[編集]
営業所から出張所に降格したもの(現存)は含まない。
- 広瀬通営業所
- 定禅寺通営業所
- 場所…仙台市青葉区春日町2-1
- 1953年(昭和28年)10月車庫として開所。1959年(昭和34年)営業所となり、1962年(昭和37年)車庫化後、木町通車庫(交通局東北大学病院前)に統合。跡地はせんだいメディアテークとなる。
- 塩釜出張所
- 北仙台営業所
- 根白石出張所
- 南仙台出張所
- 閖上出張所
- 場所…名取市閖上5丁目1-2
- 1996年(平成8年)閉所、ルーツは増東自動車閖上車庫。南仙台営業所の傘下だったが、1995年(平成7年)に同所格下げで霞の目営業所傘下となり(この時マークが「たつ」に変更)、後に廃止。閖上線は名取駅までの路線は宮城交通に譲渡された(その後ミヤコーバスに移管の後、廃止)が、井土浜経由は市営バスの路線として2015年(平成27年)12月5日まで存続していた。ただし東日本大震災以降は閖上への乗り入れは行われていなかった。跡地の建物は後に撤去され、転向場として利用されていた。閉所の際、停留所名も「閖上車庫前」から「閖上」に変更された。車両は日野と日産ディーゼルが所属していた。
- 泉パークタウン出張所
- 場所…仙台市泉区明通4丁目1
- 2002年(平成14年)(平成4年)閉所。1974年(昭和49年)、泉パークタウン線の路線認可申請時は宮城交通との競願だったが、市営バスに軍配。当初は七北田営業所で運行してきたが、1980年(昭和55年)に七北田営業所傘下で出張所を設置した。1987年(昭和62年)の地下鉄開業に伴う路線調整で宮交は半数が乗り入れる。1994年(平成6年)、七北田営業所が出張所に格下げられたため、実沢営業所の傘下に変更、この時マークが「ねずみ」から「いぬ」に替わっている。2002年(平成14年)には宮交が泉パークタウン線に全面移管で路線廃止、出張所は市有地なので、宮城交通泉営業所として貸与された。配置されていた車両は三菱がほとんどであった。
- 岡田出張所
- 新寺出張所
- 場所…仙台市若林区新寺一丁目1-30
- もともとは新寺駐車場であったが、宮城交通への業務委託に伴い、2010年(平成22年)4月に東仙台営業所傘下の出張所(宮城交通委託)として開設。2011年(平成23年)6月に直営化、長町営業所傘下に変更。2013年(平成24年)4月より[13] 岡田出張所の機能を当出張所に移転、再び宮城交通委託となる。2015年(平成27年)12月6日の地下鉄東西線開業による路線再編により廃止。跡地は再び新寺駐車場となる。
- 霞の目営業所分室
- 場所…仙台市若林区かすみ町9-1
- 2013年(平成25年)4月1日、霞の目営業所の運行業務の一部を宮城交通に委託するため新設。2015年(平成27年)12月6日の地下鉄東西線開業による路線再編により廃止。
- 案内所
- 市役所内乗車券発売所
- 地下鉄勾当台公園駅開業により、地下鉄駅窓口でバス乗車券を取り扱うため、閉鎖された。
- 一番町乗車券発売所
- 広瀬通一番町停留所前の仙台フォーラス1階にあった。かつては当停留所を始発地とする系統が数多くあり、ターミナルとしての役割があった。現在は115系統(東仙台営業所線)のみ当停留所を始発地とする。
- 長町駅前乗車券発売所
- 地下鉄長町南駅開業により、地下鉄駅窓口でバス乗車券を取り扱うため、閉鎖された。かつては市電停留所の乗車券発売所だった。
- 市役所内乗車券発売所
運賃・乗車券[編集]
運賃[編集]
対キロ制運賃を採用しており、初乗り運賃は乗る地点によって異なる。乗降方式は中乗り前降り。市内中心部および地下鉄東西線沿線で均一運賃制度を採用している [14]
2017年9月までは、宮城交通と並走する区間に限り、同社のバスに乗車した場合でも仙台市営バスと同一の運賃を適用する措置がとられていた。
ICカード[編集]
2011年(平成23年)12月13日に、2014年度をめどに地下鉄南北線と市営バスにIC乗車カードを導入する予定と発表された(その後、2014年時点では地下鉄南北線のみの導入となり、市営バスと宮城交通は、2015年の地下鉄東西線開業と同時期に導入予定に変更された)。名称はicsca(「イクスカ」)。
市営バスと宮城交通では、地下鉄東西線開業の2015年12月6日よりicscaの取扱を開始。なお、2016年3月26日からは東日本旅客鉄道(JR東日本)のSuicaとの仙台圏における相互利用も開始した[4]。
乗り放題のきっぷ[編集]
- 仙台まるごとパス(通年発売)
- 市バス一日乗車券(通年発売)- 仙台市営バスの「るーぷる仙台」をのぞく特定の区間が1日乗り放題になるフリー切符である。市内区域券(仙台駅から260円区間内全線)と近郊区域券(仙台駅から350円区間内全線)とがある(2014年3月以前は、250円区間と340円区間になっていたが、消費税アップで、該当区間が10円ずつアップとなったため、現行のものに変更されている)。
- 1日乗り放題フリー切符(期間限定)- それぞれゴールデンウィーク、夏休み、9月1日 - 11月30日までの期間限定で仙台市営バスと宮城交通の全路線(高速バス、特急バス、るーぷる仙台、ミヤコーバス路線はのぞく)および仙台市地下鉄が1日乗り放題になるフリー切符である。ecoきっぷは大人(中学生以上)は1,000円・小児(小学生以下)は500円で、秋のジュニアパスは中学生700円・小学生500円で発売する。
- 学都仙台 市バスフリーパス[17]
- 指定された学校に通学している生徒を対象に、1ヶ月5,940円(大人:中学生以上。2018年9月30日までは1ヶ月5,140円[9])で通学目的以外の利用も含めて、全線を乗り降り自由・乗り放題とするフリーパスを発売している。150円区間の通学1ヶ月・3ヶ月定期券および170円区間の通学6ヶ月定期券より安価に設定されている。地下鉄も乗車できる定期券の場合は、1ヶ月11,080円(大人、販売開始当時)で利用可能。通信教育のスクーリングなどで仙台市に訪れる場合は、通信教育を行っている教育機関(指定された学校に含まれていれば、他県の通信制大学が実施する地方スクーリング参加でも可能)からの通学証明書の提示で、1ヶ月券のみ購入可能としている(基本は、通用期間内に5日以上のスクーリング・実習に参加することを要件としている。3ヶ月で15日を満たす場合は、1ヶ月の証明書を連続した期間で、通学証明書を3枚発行することで、3ヶ月券の発行は可能)。
- 2015年12月6日の地下鉄東西線開業に伴い、学都仙台フリーパスの内容が改訂され、市営バス、南北線、東西線の単独3パターン、このうち2つを組み合わせたパターン、3つすべてを組み合わせたパターンのいずれもできるようになり、また、6ヶ月定期も販売が開始された。これらの新フリーパスは、icsca定期券とすることが条件となるため、定期券料金にデポジットが新規購入時に必要となる。地下鉄(南北線か東西線のどちらか1路線)も乗車できる定期券の場合は1ヶ月11,080円(大人。2018年9月30日までは10,280円[9])、地下鉄2路線を乗車できる定期券は1ヶ月12,260円(大人。2018年9月30日までは11,460円[9])となる。
乗車カード・乗継割引(廃止)[編集]
以下のプリペイド式乗車カードを取り扱っていた(2015年12月5日をもって販売終了)。バスカードを除き地下鉄でも利用できた。いずれも宮城交通の路線バスと共通利用が可能であった。
宮城交通で販売していたメルシーカードも地下鉄を除いて相互利用可能であった。icsca導入後も使用可能であったが、2016年10月31日をもって取り扱いを終了し、その後は5年間払戻しの対応となる(無手数料の払い戻しは、同年10月1日に開始)[18]。
また、仙台市営バスでは、宮城交通と共同で、バスと地下鉄南北線の乗り継ぎ制度を実施していた[19]。これは、スキップカードを使って指定の停留所で下車し、乗継駅で地下鉄に乗車する(その逆も同様)と、バスと地下鉄の合算運賃から40円割引される制度であった。乗継指定駅は、泉中央駅、八乙女駅、旭ヶ丘駅、北仙台駅、長町駅、長町南駅の各駅で、その駅に接続するバス停が指定の停留所とされた。
乗継割引は大人がスキップカードで乗車する場合、乗り継ぎ先の交通機関で自動的に乗継割引が適用された。
現金での取扱の場合、駅の券売機もしくはバス車内で乗継乗車券を購入した。駅で購入できる乗継乗車券には150円分のバス運賃が含まれており、乗り越した際は不足分を支払った。また、バス車内で購入できる乗継乗車券は地下鉄1区もしくは2区分の運賃が含まれ、同様に乗り越した際は不足分を精算機で支払うというものであった。
現在では上記の乗り継ぎ制度は全廃され[20]、icscaで60分以内にバスと地下鉄(その逆も可)を乗り継ぐ場合に限り、通常のicscaポイントとは別に30ポイント付与される形に変わった。なおこの制度においては、乗継指定駅・乗継指定停留所の制限は無いため、勾当台公園駅で下車した後、60分以内に仙台駅前停留所からバスに乗車するようなケースであっても30ポイントは付与される。
運行内容[編集]
主要ターミナル[編集]
- 仙台駅前
- 八乙女駅
- 泉中央駅
- 旭ヶ丘バスターミナル(旭ケ丘駅)
- 長町駅(長町駅・たいはっくる前、長町駅西口、長町駅東口)
- 長町南駅(長町南駅・太白区役所前)
- 八木山動物公園駅
- 薬師堂駅
- 荒井駅
- 仙台市交通局木町通車庫(交通局東北大学病院前)
停留所名[編集]
仙台駅前[編集]
停留所としての「仙台駅前」は、バスプールの構造上、広範囲にわたって存在するので、隣のバス停のように離れていることもあるが、同じバス停扱いとなる。
仙台駅前終点系統の場合、「電力ビル前」等の方が乗換は容易であることがほとんどである。仙台駅西口方面から発車するバスは、おもに最初に「青葉通一番町駅」または「電力ビル前」に停車するが、この2つのバス停は近接している。
定期券で仙台駅を乗継停留所と指定する場合、仙台駅前以外の停留所である、県庁市役所前 - 仙台駅前 - 五橋の間での乗継を認めており、この区間は広義の「仙台駅前」と見なされた。以前は定期券の区間で「=仙台駅=」と表示されていた場合は、県庁市役所前 - 仙台駅前 - 五橋の区間まで利用することができた。
東北大学キャンパス[編集]
東北大学は、市内に5つのキャンパスを持ち、各学部等を分散していることから、市内のバス停も「東北大学前」とはせず、単純に学部・学科・研究所名をそのままバス停にしている場合が多い(例:農学部前)。大学本部のある片平キャンパスや、大学の「表の顔」となる川内キャンパスの最寄り停留所には「東北大」の文字が冠してある(「東北大正門前」「東北大川内キャンパス・萩ホール前」)。例外として「東北大学入試センター前」だけは施設名称を略さないでそのままバス停名にしている。なお、学部・学科の再編がある場合、バス停名の改称もその都度、直近のダイヤ改正時に行われている。ただし東西線開業に伴い、川内地区と理学部地区(川内駅とるーぷる仙台を除く)の停留所は廃止されている。
東北大学病院[編集]
仙台市営バスの系統の多くは仙台駅周辺へ一極集中し、仙台駅前または交通局東北大学病院前(仙台駅前経由)を起終点とする。仙台駅前を経由しない系統は地下鉄駅を起終点とするものが多い。仙台駅前および地下鉄駅を経由しない系統は、通学や公共施設等への便や出入庫系統など一部の系統に限られる。
なお、南部 - 南東部(長町、霞の目管轄)からの系統の多くは、宮城交通のように「県庁市役所前」を終点にせず交通局まで運行する。これは交通局向かいの木町通駐車場への出入庫を主目的としたものであるが、交通局が東北大学病院まで徒歩5分程度と近接するため通院にも利用され、そのため交通局前バス停も「交通局東北大学病院前」と改称された。大学病院正門前の「東北大学病院前」バス停と合わせて多数の系統が東北大学病院の前を発着するため、駅からの距離はあっても病院の利便性は高い。
添乗員[編集]
定義線では狭隘路を運行するため白沢車庫前から保安要員が添乗するが、運行中に危険箇所を車内から目視するために添乗するもので乗客への接遇はしない。1991年(平成3年)までは車掌として乗務し、乗車券の発売や停留所案内を行っていた。
白沢出張所所属の全車両にバックカメラを装着したため、2008年(平成20年)3月をもって保安要員は廃止になった(一部保安要員が乗務する場合はある)。保安要員は恵和町線(長町営業所 - 恵和町で乗務)でも見られたが、中型車を導入して廃止している。また二口線も途中狭い道がある上、白沢車庫発着から愛子駅発着に変更になったため中型車のみの運行となり廃止になった。
芋沢線、大沢線、野草園線、高松線では、狭隘路があったため車掌が乗務していたが、芋沢線、大沢線は道路が整備されたために1991年(平成3年)に車掌の乗務は廃止された。また野草園線、高松線では中型車導入に伴い廃止された。
高松・安養寺線ではワンマン化後に車両無線が導入され、高松地域内において無線連絡による運転を行っている。小松島小学校付近 - 二の森付近は、狭隘路のためすれ違い可能な箇所が限られている。このため下り便は東照宮一丁目付近、上り便は二の森東付近において無線で連絡を行うことが義務づけられている。無線連絡で互いの現在位置を確認してすれ違い箇所の打合せを行う。
路線名[編集]
仙台市営バスでは、複数の系統を方面別にまとめたものを「路線」と称している。各路線に含まれる系統の詳細については、仙台市交通局各営業所・出張所の記事を参照。
路線名の一覧は以下のとおり(五十音順)[21] 。
- 秋保・二口線
- 余目線
- 泉ビレジ線
- 井土浜線
- 芋沢線
- 岩切線
- 大沢線
- 沖野線
- 折立・茂庭台線
- 卸町線
- 貝ヶ森団地線
- 蒲生線
- 北山・子平町線
- 恵和町線
- 工学部・宮教大線
- 交通公園線
- 作並線
- 桜ケ丘線
- 定義線
- 四郎丸線
- 住吉台線
- 高砂線
- 高松・安養寺線
- 長命ケ丘線
- 鶴ケ谷・南光台線
- 東部工場団地線
- 動物公園線
- 長町線
- 中山・川平線
- 七北田線
- 西の平線
- 根白石線
- 東黒松線
- 東仙台営業所線
- 深沼線
- 福田町四丁目線
- 緑ヶ丘線
- 南小泉線
- 南吉成線
- 瞑想の松線
- 八木山南団地線
- 野草園線
- 八ツ森線
- 大和町線
- 六丁の目・岡田線
系統番号[編集]
系統番号の導入当初は、下りが仙台駅前乗り場番号と枝番(経由種別)、上りが行先地記号と経由地番号で、仙台駅前に乗り入れない系統には経由地と行先が入れ替わるか、系統番号が付与されなかった。地下鉄開業後の再編により、東西南北の頭文字 (N/E/W/S) に数字 (10-1) を入れる形式に改めた。どの路線がどの方面に行くのかわかりやすかったが、結局普及しなかった。
2006年(平成18年)4月から全路線の系統番号を再編し、上下共通2~3桁の番号(原則として仙台駅を発着通過する系統は3桁、地下鉄・JR駅を発着する系統は2桁)に改め[22]、車外・車内放送でも行先と同時に系統番号を読み上げるようになった。
- 原則として、系統番号3桁は仙台駅前バス停を発着あるいは停車する系統、2桁は地下鉄・JR駅を発着する系統。
- 同一経路上を運行するもので終点が複数あるものには、番号の前に記号を付す。
- 系統番号の末尾が「8」の系統は傾向として、急行バスないしは季節運行路線であることが多い。
- 系統番号の末尾が「9」の系統は循環バスであることが多い。
系統番号は、北六番丁・台原方面の路線を基準として、おおむね時計回りに番号を割り振っている。
系統番号の前に付くアルファベット記号は、以下の16種類がある。
- 市内中心部へ向かう上り線では、終点に応じて次の記号が付される。
- 「S」:仙台駅前行
- 「J」:定禅寺通市役所経由交通局東北大学病院行
- 「C」:定禅寺通市役所行(2020年現在使用なし)
- 「K」:県庁市役所経由交通局東北大学病院行
- 「P」:県庁市役所行(2020年現在使用なし)
- 同一経路上を運行するもので終点が複数ある場合には、市バス営業所・出張所または地下鉄駅等を終点とする系統に次の記号が付される。
2013年(平成25年)より、陸前原ノ町駅・宮城野区役所前へ延長運行される系統に対して、Hを付す系統が新たに加わった。その後も市立病院延長系統にB、荒井駅延長短縮系統にR、陸前高砂駅延長短縮系統にT、八木山動物公園駅延長短縮系統にZ、薬師堂駅延長短縮系統にM、と付されている。
往復とも各駅前経由・終点系統でない場合などは、往復とも記号がつかないものもある(例外として、840系統のうち、白沢車庫から作並深沢山のみの運行の場合は、往復ともに840系統となり、作並深沢山発の側にXがつくことはない。通常は白沢車庫経由で仙台駅行きとなるためS840となり、仙台駅始発で白沢車庫以降打ち止めの便がX840である)。
現行路線[編集]
[910][X910]といった記号は系統番号を示す。「→」は片道のみの運行であることを表す。
安養寺・東仙台・鶴ケ谷方面[編集]
- [110] 県庁市役所・中江・二の森経由東仙台営業所線
- [115] 二の森・中江・大学病院・澱橋(よどみばし)経由東仙台営業所線
- [X210] 原町・宮城野区役所前経由東仙台営業所線
- [210] 原町・宮城野区役所前・東仙台営業所前経由岩切線
- [120] 県庁市役所・中江経由仙台駅前 - 鶴ケ谷四丁目 - 鶴ケ谷七丁目線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 附属小学校前 - 宮町五丁目・東照宮駅入口 - 中江公園前 - ガス局前 - 鶴ケ谷七丁目( - 旭ケ丘駅[A120])
- [220] 原町・宮城野区役所前経由仙台駅前 - 鶴ケ谷四丁目 - 鶴ケ谷七丁目線
- 仙台駅前 - 原町一丁目 - 宮城野区役所前 - ガス局前 - 鶴ケ谷七丁目( - 旭ケ丘駅[A220])
- [D130] 県庁市役所前・高松経由安養寺二丁目 - 台原駅線
- [50] 旭ケ丘駅 - 鶴ケ谷七丁目線
- 旭ケ丘駅 - 南光台小学校前 - オープン病院教育センター前 - 鶴ケ谷六丁目西 - 鶴ケ谷七丁目( - 東仙台営業所前[X50] / 台原駅[D50] / 仙台駅前[S120/S220])
- [55] 台原駅 - 鶴ケ谷七丁目線
- 台原駅 - 南光台入口 - 自由ケ丘 - 鶴ケ谷一丁目 - 鶴ケ谷保育所入口 - 鶴ケ谷七丁目( - 東仙台営業所前[X55] / ガス局前 - 原ノ町駅・宮城野区役所前[H55])
宮町・台原・南光台・八乙女方面[編集]
- [240] 宮町経由南光台線
- 仙台駅前 - 宮町二丁目 - 宮町五丁目・東照宮駅入口 - 南光台入口 - 旭ケ丘駅
- [159] 県庁市役所前経由/[259] 宮町経由瞑想の松循環線
- [160/161]県庁市役所前経由仙台駅 - 八乙女駅線
- [41] 旭ケ丘二丁目経由台原駅 - 旭ケ丘駅線
- 台原駅 - 旭ケ丘二丁目 - 旭ケ丘駅
- [43] 東黒松団地経由旭ケ丘駅 - 八乙女駅線
- 旭ケ丘駅 - 東黒松団地 - 八乙女駅
- [45] 旭ケ丘駅 - 南光台駅線
- 旭ケ丘駅 - 南光台五丁目 - 南光台中学校前( - 八乙女駅[Y45])
- [47] 松森明神経由八乙女駅 - 旭ヶ丘駅線
- 旭ケ丘駅 - 南光台小学校前 - 松森明神 - 八乙女一丁目 - 八乙女駅
- [49][59] 南光台コミュニティ循環線(小型コミュニティバス)[† 6]
- 旭ケ丘駅 - 南光台五丁目 - 南光台中学校前 - 鶴谷特別支援学校前 - 南光台南三郵便局前 - 南光台商工会館前 - 旭ケ丘駅
- [57] 東部工場団地経由荒井駅 - 旭ケ丘駅線
- 荒井駅 - 東部工場団地 - 宮城野区役所前 - 鶴ケ谷団地入口 - 南光台小学校前 - 旭ケ丘駅
- 2015年(平成27年)12月6日 - 地下鉄東西線開業により、路線を延長(東部工場団地 - 荒井駅)。
- 荒井駅 - 東部工場団地 - 宮城野区役所前 - 鶴ケ谷団地入口 - 南光台小学校前 - 旭ケ丘駅
国立病院・新田・福田町方面[編集]
- [200] 原町・宮城野区役所前・福田町経由蒲生線
- [205] 原町・宮城野区役所前・福田町経由高砂団地線
- 交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 原町一丁目 - 宮城野区役所前 - 福田町 - 陸前高砂駅 - 中野中学校前 - 高砂市営住宅西
- [207] 原町経由東部工場団地線
- 交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 原町一丁目 - 宮城野区役所前 - 福田町四丁目 - 狐塚 - 東部工場団地 - 荒井駅
- [215] 原町・宮城野区役所前経由新田線
- 交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 原町一丁目 - 宮城野区役所前 - 新田二丁目東
- [230] 国立病院・中税務署入口経由卸町線
- 交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 原町一丁目 - 国立病院前 - トラックターミナル中税務署入口 - 日の出町一丁目 - 小鶴新田駅( - 東仙台営業所前[X230])
- [233] 国立病院・卸町会館前経由卸町線
- 交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 原町一丁目 - 国立病院前 - 卸町会館前 - 中央卸売市場 - 日の出町一丁目 - 小鶴新田駅( - 東仙台営業所前[X233])
- [88] 陸前高砂駅 - 余目線
- 陸前高砂駅 - 高砂市民センター前 - 福室三丁目 - 福田町第二市営住宅前 - 田子小学校前 - 田子公会堂前 - 上田子 - 余目( - 東仙台営業所前[X88])
- [78] 陸前高砂駅 - 小鶴新田駅線
- 陸前高砂駅 - 高砂市民センター前 - 福室三丁目 - 福田町第二市営住宅入口 - 上田子 - 田子西市営住宅前 - 小鶴新田駅
志波町・大和町・卸町・六丁の目方面[編集]
- [308] 志波町経由霞の目営業所線
- 交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 新寺三丁目 - 志波町 - 卸町駅 - 霞の目営業所前
- [320] 仙台一高・連坊駅前経由連坊線
- [18] 賀茂皇神社前・若林体育館前経由岡田・新浜線
- 荒井駅 - 東部工場団地 - 狐塚 - 賀茂皇神社前 - 岡田 - 堀切 - 新浜 - 蒲生小田切( - 中野新町 - 陸前高砂駅[T18])
- [10] 自動車団地線
- 荒井駅 - 自動車団地 - トラックターミナル中税務署入口 - 銀杏町 - 志波町 - 薬師堂駅
- [15/16] 鶴巻循環線
- 荒井駅 - 食肉市場入口 - 福田町四丁目 - 鶴巻保育所前 - 狐塚 - 東部工場団地 - 荒井駅
荒町・古城・遠見塚・荒井方面[編集]
- [411] 若林区役所前経由荒町線
- 交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 荒町 - 若林区役所前 - 大和町宮城の萩大通り - 薬師堂駅
- [412][M20/X20] 大和小学校東経由大和町線
- ([412]交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 荒町 - 若林区役所前 - 大和町宮城の萩大通り - )薬師堂駅 - 大和小学校東 - 霞の目営業所前
- [415][50][X50] 若林区役所・遠見塚経由霞の目線
- ([415]交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 荒町 - 若林区役所前 - )薬師堂駅 - 若林区役所前 - 遠見塚 - 霞の目営業所前([X50]) - 霞の目
- [417][70] 薬師堂駅・古城三丁目経由南小泉線
- ([417]交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 仙台駅前 - 荒町 - 若林区役所前 - )薬師堂駅 - 若林区役所前 - 南小泉三丁目 - 古城三丁目 - 霞の目営業所前
- [R20/20][21] 農業園芸センター・四ツ谷経由深沼(震災遺構仙台市立荒浜小学校前)線
- [73] 若林区役所前経由沖野線
- 薬師堂駅 - 若林区役所前 - 南小泉三丁目 - 古城三丁目 - 沖野 - 六郷小学校前 - 藤田
- 2016年(平成28年)4月1日 - 沖野始発薬師堂駅系統を[72]系統として運行開始(平日朝1本、薬師堂駅方向のみ)。
- 薬師堂駅 - 若林区役所前 - 南小泉三丁目 - 古城三丁目 - 沖野 - 六郷小学校前 - 藤田
- [60] 若林区役所経由井土浜・中野線
- 薬師堂駅 - 若林区役所前 - 古城三丁目東 - 上飯田二丁目 - 六郷小学校前 - 井土浜 - 中野
- 2015年(平成27年)12月6日 - 東日本大震災の影響で運休していた区間(中野 - 閖上)を廃止。
- 薬師堂駅 - 若林区役所前 - 古城三丁目東 - 上飯田二丁目 - 六郷小学校前 - 井土浜 - 中野
若林方面[編集]
- [500] 若林小学校前経由井土浜・中野線
- 交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 河原町駅南口 - 若林小学校前 - 上飯田二丁目 - 六郷小学校前 - 井土浜 - 中野
- 2015年(平成27年)12月6日 - 東日本大震災の影響で運休していた区間(中野 - 閖上)を廃止。
- 交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 河原町駅南口 - 若林小学校前 - 上飯田二丁目 - 六郷小学校前 - 井土浜 - 中野
- [512][32] 若林小学校経由長屋敷・藤田線
- ([512]交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 河原町駅南口 - 若林小学校前 - 上飯田二丁目 - )六郷小学校前 - 長屋敷 - 藤田 - 七郷中学校前 - 荒井駅
- [516][36] 若林小学校経由三本塚・藤田線
- ([516]交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 河原町駅南口 - 若林小学校前 - 上飯田二丁目 - )六郷小学校前 - 三本塚 - 藤田 - 七郷中学校前 - 荒井駅
- [535] 若林小学校前経由沖野線
- 交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 河原町駅南口 - 若林小学校前 - 沖野三丁目 - 沖野
- [540] 若林小学校前経由今泉神社線
- 交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 河原町駅南口 - 若林小学校前 - 上飯田西 - 日辺 - 今泉神社前 - 東高校入口
- [545] 若林小学校経由竹野花線(日辺経由せず)
- 交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 仙台駅前 - 河原町駅南口 - 若林小学校前 - 上飯田西 - 今泉神社前 - 竹野花
理学部・工学部・宮教大方面[編集]
- [716] (急行)愛宕上杉通・青葉通経由宮教大特別支援学校線
- [10] 工学部経由宮教大・青葉台線
川内・交通公園方面[編集]
- [730] 広瀬通経由交通公園線
- [739] 広瀬通経由交通公園循環
- [830] 東北大学病院前・尚絅学院前経由交通公園線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 尚絅学院中学高校前 - (下り:宮城一高前/上り:ドミニコ学院前) - 交通公園・三居沢水力発電所前 - 川内営業所前
- [839] 東北大学病院前・尚絅学院前経由交通公園循環
- 仙台駅前→県庁市役所前→東北大学病院前→尚絅学院中学高校前→宮城一高前→交通公園・三居沢水力発電所前→川内駅→二高・宮城県美術館前→広瀬通一番町→広瀬通駅→仙台駅前
- [70] 三条町経由地下鉄北仙台駅 - 川内駅線
- [80] 東北大学病院前・川内駅経由桜ヶ丘 - 川内営業所線
- 桜ケ丘七丁目 - 山手町 - 東北大学病院前 - 尚絅学院中学・高校前 - 二高・宮城県美術館前 - 川内駅 - 交通公園・三居沢水力発電所前 - 市営バス川内営業所前
落合・愛子・白沢方面[編集]
- [770] 西道路経由仙台駅前 - 錦ケ丘線
- 仙台駅前 - 広瀬通駅 - 広瀬通一番町 - (西道路) - 折立 - 落合 - 栗生 - 錦ケ丘七丁目 - 錦ケ丘八丁目
- [850] 県庁市役所・東北大学病院前経由みやぎ台・大國神社線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 八幡七丁目 - 折立 - 陸前落合駅 - 下辺田 - みやぎ台五丁目 - 大國神社前
- [855][856] 県庁市役所・東北大学病院前経由赤坂・畑前北線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 八幡七丁目 - 折立 - 陸前落合駅 - 赤坂三丁目([856]) - 畑前北
- [840][843] 県庁市役所・東北大学病院前経由作並温泉・白沢車庫線
- [844][845][846] 県庁市役所・東北大学病院前経由大倉ふるさとセンター・定義線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 八幡七丁目 - 折立 - 落合駅前 - 愛子駅前 - 白沢車庫前 - 大倉ダム - 定義
- [83][85][87] 錦ケ丘経由秋保温泉・二口温泉方面線
- 愛子駅 - 錦ケ丘七丁目 - 秋保・里センター - 長袋 - 秋保中学校前 - 上の原([83]) - 野尻町北([85]) - 二口([87])
- [84][86] 折葉・境野経由白沢車庫前 - 上の原・野尻町北線
- (愛子駅[84・平日1回のみ] →)白沢車庫前 - 折葉 - 秋保中学校前 - 境野 - 秋保中学校前 - 上の原([84]) - 野尻町北([86])
- [60][63][65] 八ツ森線
- 白沢車庫前 - 熊ヶ根駅前 - ニッカ橋 - (作並駅 - )八ツ森
- [70][73] 高野原・赤坂ニュータウン・みやぎ台経由みやぎ台・大國神社線
- 愛子駅 - 陸前落合駅 - 高野原二丁目 - 赤坂三丁目([73]) - 上辺田 - みやぎ台五丁目 - 大國神社前
- [75] 開成橋・大沢中学校前経由愛子駅 - 大國神社線
- 愛子駅 - 開成橋 - 大沢中学校前 - 上辺田 - みやぎ台五丁目 - 大國神社前
- [77] 開成橋経由赤坂・畑前北線
- 愛子駅 - 開成橋 - 赤坂三丁目 - 畑前北
- [25]高野原・赤坂ニュータウン・みやぎ台経由愛子駅・泉中央駅線
- 愛子駅 - 陸前落合駅 - 高野原二丁目 - 赤坂三丁目 - 上辺田 - みやぎ台五丁目 - 実沢 - 野村 - 泉中央駅
- [26]住吉台経由愛子駅・実沢営業所線
- 愛子駅 - 陸前落合駅 - 下辺田 - みやぎ台入口 - 住吉台中央 - 萩坂 - 実沢営業所前
折立・西花苑・茂庭台方面[編集]
- [760] 西道路・西花苑団地・折立団地経由茂庭台団地線
- 仙台駅前 - 広瀬通一番町 - (西道路) - 西花苑一丁目 - 折立小学校前 - 茂庭台一丁目(→茂庭台一丁目南[仙台駅前9:00以降発の便のみ])
- [761] 西道路・折立団地経由西花苑団地線
- 仙台駅前 - 広瀬通一番町 - (西道路) - 折立小学校前 - 西花苑二丁目
- [765] 西道路経由茂庭台団地線
- 仙台駅前 - 広瀬通一番町 - (西道路) - 茂庭台一丁目(→ 茂庭台一丁目南[仙台駅前9:00以降発の便のみ・765])( - 生出市民センター前[766])
- [860][861]県庁市役所・東北大学病院前・折立団地経由西花苑団地線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 八幡七丁目( - 葛岡駅前) - 折立小学校前 - 西花苑二丁目
- [866] 県庁市役所前・大崎八幡宮前経由茂庭台団地線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 八幡七丁目 - 茂庭台一丁目 - 生出市民センター前
- 2017年(平成29年)4月1日 - 茂庭台一丁目終着便のうち、仙台駅前9:00発以降の便を茂庭台一丁目南まで延伸[23]。
- 2020年(令和2年)4月1日 - 起終点を生出橋から生出市民センター前とし、上り線のみ生出郵便局前を経由する経路に変更。
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 八幡七丁目 - 茂庭台一丁目 - 生出市民センター前
向山・八木山方面[編集]
- [601]愛宕大橋経由八木山動物公園線
- 交通局東北大学病院前 - (上り:県庁市役所前/下り:定禅寺通市役所前) - 広瀬通駅 - 仙台駅前 - 愛宕大橋 - 八木山動物公園駅
- [610] 愛宕大橋経由野草園線
- [620] 三桜高・長町八丁目経由長町営業所線
- 仙台駅前 - 愛宕大橋 - 根岸町 - 三桜高前 - 長町八丁目 - 長町四丁目・長町営業所前
- [628] 急行東北工大長町キャンパス線
- [701] 霊屋橋経由八木山動物公園線
- [704][45] 緑ケ丘・八木山南線
- ([704]交通局東北大学病院前 - 定禅寺通市役所前 - 広瀬通駅 - 仙台駅前 - 霊屋橋・瑞鳳殿入口 - )八木山動物公園駅 - 青山二丁目 - 緑ケ丘三丁目
- [706][60] 八木山南・緑ケ丘線
- [40] 長町南駅・太白区役所前経由恵和町線
- 長町四丁目・長町営業所前 / 市立病院 - 長町駅東口(上りの一部:長町駅・たいはっくる前) - 長町南駅・太白区役所前 - 瀧澤寺前 - 緑ケ丘三丁目 - 恵和町
- [48] 長町南駅太白区役所前経由東北工大長町キャンパス線
- 長町四丁目・長町営業所前 - 長町駅東口(上りの一部:長町駅・たいはっくる前) - 長町南駅・太白区役所前 - 瀧澤寺前 - 鹿野本町 - 東北工大長町キャンパス(以降の路線延長がある場合は、[X610]の逆ルートとなるため、[48]を使わず、[K610]/[S610]となる)
- [58] 芦口小学校経由八木山動物公園駅 - 長町駅東口線
- 八木山動物公園駅 - 芦口小学校前 - 長町南駅・太白区役所前 - 長町駅東口
中田・袋原・四郎丸方面[編集]
- [10] 南仙台駅東口・東中田五丁目・四郎丸市営住宅前経由四郎丸線
- [15] 南仙台駅東口・宮城社会保険病院入口・袋原中学校前経由四郎丸線
- 長町南駅・太白区役所前 / 市立病院 - 長町駅・たいはっくる前 - 太子堂駅前 - 南仙台駅東口 - 宮城社会保険病院入口 - 袋原中学校前 - 東四郎丸 - 四郎丸
- [25] 東中田六丁目・中田中央公園前・袋原中学校前経由四郎丸線
- 長町南駅・太白区役所前 - 長町駅・たいはっくる前 - あすと長町三丁目 - 中田二丁目 - 中田中央公園前(/東中田五丁目[20]) - 袋原中学校前 - 東四郎丸 - 四郎丸
中山・泉ビレジ・住吉台・根白石方面[編集]
- [815] 山手町・大観音前経由北中山・西中山線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 山手町 - 中山八丁目 - 南中山中学校前 - 北中山二丁目 - 西中山
- [825] 北山トンネル・大観音前経由北中山・西中山線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - (北山トンネル) - 中山八丁目 - 南中山中学校前 - 北中山二丁目 - 西中山
- [910] 北仙台・大観音前・聖和短大前経由泉ビレジ線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 荒巻小学校前 - 中山八丁目 - 中山吉成 - 泉ビレジ四丁目( - 実沢営業所前[X910])
- [810] 山手町・大観音前・聖和短大前経由泉ビレジ線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 山手町 - 中山八丁目 - 中山吉成 - 泉ビレジ四丁目( - 住吉台中央 - 根白石下町[821] ※根白石発着便は北山トンネル経由 <山手町は経由しない> )
- [917] 地下鉄北仙台駅経由西勝山線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 地下鉄北仙台駅 - 荒巻小学校前 - 中山七丁目 - 西勝山入口( - 川平五丁目北 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前[X917])
- [X817] 山手町経由西勝山線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 東北大学病院前 - 山手町 - 中山七丁目 - 西勝山入口 - 川平五丁目北 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前
- [780] 西道路・北環状線経由<通勤快速バス>泉ビレジ・中山吉成・南吉成 - 仙台駅線
- 仙台駅前 - 広瀬通一番町 - 東北公済病院・戦災復興記念館前 - (西道路) - 折立 - 南吉成二丁目 - 国見ヶ丘一丁目北 - 中山吉成 - 泉ビレジ四丁目 - 実沢営業所前
- [20] 野村経由住吉台線
- [10] - [16] 根白石方面線
- 泉中央駅 - 徳洲会病院前 - 泉パークタウン入口 - 鼻毛橋 - 根白石 - 花輪([12])、朴沢([15])、杉の崎公会堂前([11]、朴沢経由[16])、泉岳自然ふれあい館([10])
桜ケ丘・川平方面[編集]
- [900] 北仙台経由桜ケ丘線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 荒巻小学校前 - 桜ケ丘団地入口 - 桜ケ丘七丁目
- [800] 山手町経由桜ケ丘線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 大学病院前 - 山手町 - 桜ケ丘団地入口 - 桜ケ丘七丁目
- [901] 北仙台・桜ケ丘六丁目経由宮城学院線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 荒巻小学校前 - 桜ケ丘団地入口 - 宮城学院前
- [902] 北仙台・川平団地経由桜ケ丘・実沢営業所線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 荒巻小学校前 - 桜ケ丘団地入口 - 桜ケ丘五丁目 - 明成高校前 - 川平五丁目北 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前
- [923] 北山トンネル・川平団地経由長命ケ丘線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - (北山トンネル) - 桜ケ丘団地入口 - 明成高校前 - 川平市営住宅前 - 泉館山高校前 - 長命ケ丘二丁目
- [904] 北仙台・川平小学校入口経由長命ケ丘線(川平団地経由せず)
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 荒巻小学校前 - 桜ケ丘団地入口 - 明成高校前 - 川平小学校入口 - 泉館山高校前 - 長命ケ丘二丁目
- [905] 北仙台・川平団地経由北中山・西中山線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 荒巻小学校前 - 桜ケ丘団地入口 - 明成高校前 - 川平五丁目北 - 北中山二丁目 - 西中山
- [925] 北山トンネル・川平団地経由北中山・西中山線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - (北山トンネル) - 桜ケ丘団地入口 - 明成高校前 - 川平五丁目北 - 北中山二丁目 - 西中山
- [906] 北仙台・川平団地経由北中山二丁目・実沢営業所線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 荒巻小学校前 - 桜ケ丘団地入口 - 明成高校前 - 川平五丁目北 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前
- [785] 西道路・北環状線経由<通勤快速バス>北中山・川平・南吉成 - 仙台駅線
- 仙台駅前 - 東北公済病院戦災復興記念館前 -(西道路)- 折立 - 南吉成二丁目 - 国見ケ丘一丁目北 - 川平五丁目北 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前
貝ケ森・南吉成・中山台方面[編集]
- [870] 東北大学病院前経由貝ケ森・国見ヶ丘線
- 仙台駅前 - 春日町 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - JR東北福祉大前駅 - 貝ケ森五丁目 - 青陵中等教育学校前 - 国見ケ丘三丁目( - 国見ケ丘一丁目 - 中山台一丁目 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前[X870])
- [875] 東北大学病院前経由貝ケ森・国見ケ丘線(貝ケ森団地経由せず)
- 仙台駅前 - 春日町 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - JR東北福祉大前駅 - 貝ケ森丁目 - 青陵中等教育学校前 - 国見ケ丘一丁目 - 中山台一丁目 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前
- [876] 東北大学病院前経由国見ケ丘・中山台・泉ビレジ線(貝ヶ森団地経由せず)
- 仙台駅前 - 春日町 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - JR東北福祉大前駅 - 貝ケ森丁目 - 青陵中等教育学校前 - 国見ケ丘一丁目 - 中山台一丁目 - 聖和短大前 - 泉ビレジ四丁目 - 実沢営業所前
- [877] 東北大学病院前経由青陵中等教育学校線(貝ヶ森団地経由せず)
- 仙台駅前 - 春日町 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - JR東北福祉大前駅 - 貝ケ森一丁目 - 青陵中等教育学校前
- [880] 東北大学病院前経由南吉成線
- 仙台駅前 - 春日町 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 国見五丁目 - 吉成一丁目 - 南吉成三丁目 - 国見ケ丘一丁目
- [X880] 東北大学病院前経由南吉成・中山台・実沢営業所線
- 仙台駅前 - 春日町 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 国見五丁目 - 吉成一丁目 - 南吉成三丁目 - 中山台一丁目 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前
- [888] 葛岡墓園線(お盆・彼岸時のみ運行)
- 仙台駅前 - 春日町 - 東北大学病院前 - 大崎八幡宮前 - 国見五丁目 - 葛岡墓園
- [30] 北環状線経由泉中央駅 - 南吉成線
- 泉中央駅 - 上谷刈一丁目 - 加茂四丁目南 - 川平市営住宅前 - 吉成一丁目 - 南吉成三丁目 - 加茂四丁目南 - 泉中央駅
- [X30] 北環状線経由南吉成・実沢営業所線
- 泉中央駅 - 上谷刈一丁目 - 加茂四丁目南 - 川平市営住宅前 - 吉成一丁目 - 南吉成三丁目 - 中山台一丁目 - 北中山二丁目 - 実沢営業所前
北山・子平町方面[編集]
- [999] 県庁市役所・輪王寺経由北山→子平町循環線[† 7]
- 仙台駅前→県庁市役所前→通町二丁目→羽黒神社前→北山三丁目→東北福祉大前→子平町・壽徳寺前→星陵町→東北大学病院前→春日町→仙台駅前
- [990] 県庁市役所・輪王寺経由北山・子平町線
- 仙台駅前→県庁市役所前→通町二丁目→北山三丁目→東北福祉大前→子平町・壽徳寺前
- [899] 東北大学病院前経由子平町→北山循環線[† 8]
- 仙台駅前→春日町→東北大学病院前→星陵町→子平町・壽徳寺前→東北福祉大前→北山三丁目→羽黒神社前→通町二丁目→県庁市役所前→仙台駅前
- [890] 東北大学病院前経由子平町線
- 仙台駅前→春日町→東北大学病院前→星陵町→子平町・壽徳寺前
その他[編集]
- るーぷる仙台
- 宮城球場線
- 仙台駅東口 - 楽天生命パーク宮城前
- 楽天生命パークにて東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍公式試合が開催される日に運行。
- 仙台駅東口 - 楽天生命パーク宮城前
- エアポート・リムジンバス(2007年(平成19年)3月17日の運行をもって廃止)
車両[編集]
概要[編集]
国内4メーカーの車両を導入している。一般路線車については大半が大型車(中間尺)であるが、一部狭隘路線(高松線・野草園線・恵和町線・根白石方面線など)には中型車が導入される。また、南光台コミュニティバスには専用車として小型車の日野・リエッセ(ステップリフトバス)が導入されており、同仕様車の一部はるーぷる仙台の予備車となっている。
大型路線車は、1998年(平成10年)までは毎年4メーカーの車両を導入しており、各営業所ごとに振り分けていた。同年導入車までのメーカーと配置営業所の組み合わせはおおむね以下のとおり。
1999年(平成11年)からは入札制度の導入により[要出典]、年度ごとに導入メーカーが決められるようになり、それ以前にはない営業所とメーカーの組み合わせが見られるようになった。
2008年以降は、大型車はジェイ・バス(いすゞ・日野)製車両の導入が多くなっている。
かつては富士重工業製車体を採用しており、1983年と1984年の5Eボディーではリアウインドウの天地長さが短いタイプが導入された。
また、高速車・貸切車もかつては在籍していたが、定期観光バス・貸切バスが2001年に事業休止、エアポート・リムジンバスが2007年に廃止され、事業撤退により現在は全車廃車となっている。
使用年数は、1989年(平成元年)製までの大型車では15年前後と比較的早く廃車にしていたが、1990年製以降の車両は20年以上使用するようになった。
バリアフリーと低床化への取り組みとしては、1983年(昭和58年)までは全車で標準床車を導入していたが、1984年(昭和59年)よりグリーンバス用の一部車両でツーステップ低床車の導入を開始、以降は平坦地の路線を担当する一部営業所をメインに低床車、それ以外は標準床車が導入され、1995年(平成7年)導入車からは全車両が低床車となった。大型リフトバスは1992年(平成4年)と1994年(平成6年)に各2台ずつ導入された。1998年(平成10年)からワンステップバスとノンステップバスがともに導入開始され、2007年(平成19年)導入車からは原則として全車両がノンステップバスとなっている。
低公害車については、1992年(平成4年)に東北地方では初となる日野・ブルーリボンHIMRが1台導入された(廃車済)。その後はしばらくハイブリッド車の導入は途絶えていた。2006年(平成18年)に日野・ブルーリボンシティハイブリッドが導入、翌2007年(平成19年)と2008年(平成20年)にも増備された。CNGバスは、2000年(平成12年)から2007年(平成19年)まで導入され、日野をのぞく3メーカーの車両が東仙台・霞の目に配置された。
車両の装備としては、1986年(昭和61年)から全車エアサスでの導入となった。また1989年(平成元年)からは中型車の一部でトルコンAT車が導入された。
混雑時に掴みどころを確保するため、4列吊り革が採用されている。
方向幕は現在では小型バスをのぞき、すべてLED式表示機に変更されている。
2010年からの新車は、ドアブザーからドアチャイムに変更されている。帝都高速度交通営団(現:東京メトロ)01系電車以降の車両で採用する通称「営団チャイム」と同一のものである。[独自研究?]
車両登録番号[編集]
2006年(平成18年)の仙台ナンバー導入以降、登録番号の上2ケタを調達年度(西暦)の下2桁にあわせた希望ナンバーを導入している。また、るーぷる仙台については、先に導入された4台(114~116、920)が同ナンバー導入直後(予備車の小型車は2013年)に仙台ナンバーに変更、その後に増備された車両は、導入順に113・112・111の番号が与えられた(詳細はるーぷる仙台#特製車両の項を参照)。それ以外のバスについては、当初は仙台ナンバーにすべて再附番を検討していたが、仙台ナンバーの広報ラッピングバスとなった川内営業所所属の1台が「仙台230あ10-00」に変更された[† 9] 以外は、原則的にいずれも従来のナンバーのまま運用されていた[† 10]。しかし、2012年末頃から1996年~2006年導入の車両が仙台ナンバーに再登録(従前と同じ番号を再付番)され、さらに2013年前半から1993年~1995年導入の車両も仙台ナンバーに再登録されている。
2015年12月6日の仙台市地下鉄東西線開業に合わせて、仙台ナンバーに変更していなかった全車両が廃車となったため、同日以降の仙台市交通局のバスは全て仙台ナンバーの車両となっている。
中古車[編集]
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仙台市営バスでは、長い間中古車を原則として導入していなかったが、2011年(平成23年)8月に東日本大震災の支援として、大阪市営バスから大型ノンステップバス(いすゞ・キュービック、1999年式)2台を譲受[24]。各種改造を経て、2012年(平成24年)4月頃から新寺出張所に配置され運用に就いた。
2012年(平成24年)初めに、従来車両の耐用年数(償却完了年数)の延長と中古車両導入の方針が示された[25]。それ以降は継続して中古車の導入が行われている。
2014年(平成26年)現在は、横浜市営バス・東京都営バスで使用されていた大型ノンステップバス(4メーカー)が継続して導入されている。なお、登録番号は上2桁を新製年度に合わせた希望ナンバーが与えられている。
カラーリング[編集]
仙台市のシンボルである「杜の都」を象徴する緑色を基調とし、青色のストライプが描かれている。これは一説によると「ブルーリボンカラー」と呼ばれる日野・ブルーリボンのサンプルカラーをアレンジしたものと言われ、他に似た塗色を採用する事業者として、国際興業とその系列(岩手県交通、山梨交通など)の観光車、十勝バス、八戸市交通部(窓枠より下の部分)、草軽交通(旧塗色)、富山地方鉄道(旧塗色)、茨城観光自動車(廃業)などがある。近年は増収目的のため全面広告ラッピングバスが増えている。
車体の帯色は、過去には赤、青、白、橙、緑があり、市内系統、郊外系統、ツーマンカー、ワンマンカー、グリーンバス(市電代替)などを区別していたが、1985年(昭和60年)にグリーンバスをのぞき青帯に統一された。
帯色の意味は以下の通りである。
- 青…前向きシート車(以前からあるが、1985年(昭和60年)からグリーンバスをのぞく全車)
- 白…三方シート車、ツーマン( - 1976年(昭和51年)頃)
- 赤…中乗り前降り、運賃後払い、郊外線(対キロ制)ワンマン。1973年(昭和48年)からグリーンバスをのぞく全ワンマン(1970年(昭和45年) - 1985年(昭和60年))。
- 橙…前乗り中(後)降り、運賃前払い、市内線(均一制)ワンマン(1965年(昭和40年) - 1973年(昭和48年))
- 緑…グリーンバス、中(後)乗り前降り、運賃後払い、均一制ワンマン。整理券発行機、運賃表示機なし。
車両ギャラリー[編集]
事件・事案[編集]
- 1972年(昭和47年)5月17日 - 東仙台営業所発大学病院方面の循環系統のバスが東北大学農学部前に差し掛かったところ、座席の下に仕掛けられていた爆発物が爆発。乗客33人が重軽傷[26]。
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 写真では宮城ナンバーとなっているが、のちに「仙台230あ·920」に登録変更されている。
- ^ 所在地:仙台市裏五番丁19(現・仙台市青葉区中央1丁目)
- ^ 仙台駅前~大学病院前、および、仙台駅前~長町駅前の2路線(合計7.7km)
- ^ 別府地獄めぐりを遊覧する亀の井自動車に倣った定期観光バス。
- ^ 仙台市営バスの路線としては北一番丁通りが北端となる。
- ^ いずれも、鶴谷特別支援学校前を通過後に、方向幕と系統番号が変更される。
- ^ 羽黒神社前でS899系統に変わる。
- ^ 子平町・壽徳寺前でS999系統に変わる。
- ^ なお、当該車両も現在は一般塗色に戻されている。
- ^ その後廃車手続き後に再登録車された車両が仙台ナンバーになった事例がある。
- ^ 未成年および無免許であることは該当職員の証言に基づく。
出典[編集]
- ^ a b c バスジャパン ニューハンドブックス 29 宮城交通. BJエディターズ / 星雲社. (1999年12月1日). p. 18. ISBN 4-7952-7794-X
- ^ a b c d e f g h i j 日本三景・松島の観光振興と旅館経営者(跡見学園女子大学マネジメント学部紀要 第9号、2010年3月15日 - 学術情報発信システムSUCRA)
- ^ 『仙台市交通事業五〇年史』p.622
- ^ a b c ICカード乗車券icsca(イクスカ)について (PDF) (2014年5月21日 仙台市交通局)
- ^ 『仙台市史』(第32回配本)「年表・索引〈年表〉」(仙台市・平成27年1月31日発行)117頁「昭和26年(1951)」より。
- ^ 『仙台市史 通史編8 現代1』(仙台市・2011年5月31日発行)「第四章 市営事業・第一節 交通・三 市電・市バスの合理化」176頁「公営企業としての市営事業」から参照。
- ^ a b 『仙台市史 通史編8 現代1』(仙台市・2011年5月31日発行)「第四章 市営事業・第一節 交通・三 市電・市バスの合理化」177頁「交通対策と交通事業再建五ケ年計画」から参照。
- ^ a b c d e f g h i j k “仙台市バスの動物ステッカー、これ何? 消えた2匹の行方は…”. 河北新報. (2020年11月7日). オリジナルの2020年11月7日時点におけるアーカイブ。 2020年11月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “平成30年10月1日に市バス運賃を一部改定しました”. 仙台市交通局. 2019年2月24日閲覧。
- ^ 地下鉄東西線開業(平成27年12月6日)にあわせてダイヤ改正を行います(2015年11月6日 仙台市交通局)
- ^ 地下鉄東西線と宮城交通も同時に導入。地下鉄南北線は前年に先行導入。
- ^ “令和元年10月1日から市バス・地下鉄の運賃を改定します”. 仙台市交通局. 2020年12月24日閲覧。
- ^ a b 実質的な移転は2012年(平成24年)4月から。
- ^ “運賃・定期券”. 仙台市交通局. 2020年12月24日閲覧。
- ^ 仙台市 新たな運賃制度について
- ^ 仙台市 120円パッ区
- ^ 学都仙台 市バス(+地下鉄)フリーパス」販売中!(仙台市交通局)
- ^ 磁気カード乗車券等の利用終了に伴う払戻し 仙台市交通局
- ^ 仙台市交通局 バス・地下鉄 乗り継ぎ割引
- ^ 地下鉄東西線開業に合わせて新たな運賃制度を導入します - 仙台市交通局、2014年1月27日。
- ^ 平成28年度市営バス路線別収支表(五十音順) (PDF) (仙台市交通局 2018年1月7日閲覧)
- ^ 系統番号のご案内(仙台市交通局)
- ^ a b c 市バスのダイヤを改正します(仙台市交通局 2017年4月4日閲覧)
- ^ 大阪市交通局から市営バス2台が譲渡されます(仙台市交通局 新着情報 2011年8月8日)
- ^ 仙台市交通局 中古車を購入へ コスト削減で復興に 毎日新聞、2012年1月19日[リンク切れ]
- ^ 「走る市バスで爆発 乗客33人が重軽傷」『朝日新聞』昭和47年(1972年)5月18日、13版、3面
- ^ 交通局職員の処分について(記者発表資料 (PDF) [リンク切れ] - 仙台市交通局、2019年1月18日、2020年7月3日閲覧
- ^ 交通局職員の懲戒処分について(記者発表資料) (PDF) - 仙台市交通局、2019年8月1日、2020年7月3日閲覧
- ^ 交通局職員の懲戒処分について(記者発表資料) (PDF) [リンク切れ] - 仙台市交通局、2020年7月1日、同月3日閲覧
- ^ “未成年の乗客に仙台市バス運転させる”. 河北新報 ONLINE NEWS. (2020年7月1日) 2020年7月3日閲覧。
- ^ “乗客にバス運転させる 仙台市営運転手が空き地で”. 産經新聞. (2020年6月30日) 2020年7月3日閲覧。
参考文献[編集]
![]() | 出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2014年6月) |
- 市民のあし(仙台市交通局)
- 仙台市交通事業五〇年史(仙台市交通局)
- 昭和史とともに仙台市電 その50年(仙台市交通局、宝文堂)
- バスラマ・インターナショナル61号(2000年、ぽると出版)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 仙台市交通局 市バス - 公式サイト
- 仙台市バスマップ(仙台市交通局と宮城交通の統合バス路線図。国土交通省東北運輸局[リンク切れ])
- B-マップ(大学生用の統合バス路線図[リンク切れ])
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