代議院 (マルタ)
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代議院 Karma tad-Deputati House of Representatives | |
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種類 | |
種類 | |
歴史 | |
設立 | 1964年 |
役職 | |
議長 | |
構成 | |
定数 | 67 |
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院内勢力 |
与党 (38) 労働党 (37)
野党 (31) 国民党 (28)
民主党 (2) |
委員会 |
議院運営委員会 議員特権委員会 財政委員会 外交・ヨーロッパ関係委員会 社会問題委員会 法案審議委員会 |
選挙 | |
単記移譲式比例代表制 | |
前回選挙 | 2017年6月3日 |
次回選挙 | 2022年 |
議事堂 | |
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![]() | |
![]() 代議院議事堂(マルタ騎士団総長館内) | |
ウェブサイト | |
http://www.parlament.mt/ |
代議院(だいぎいん、マルタ語: Karma tad-Deputati、英語: House of Representatives)は、マルタ共和国の一院制の立法府。
概要[編集]
同国憲法では、マルタ議会(Parlament ta' Malt、Parliament of Malta)は、同国大統領と代議院で構成されることとなっている。
代議院は65人の議員で構成され、任期5年、13の選挙区からそれぞれ5人が選出される。また選挙では最多得票となったものの、議席数において絶対過半数を獲得できなかった政党に対して追加議席が与えられる。マルタの代議院議員や地方議員選挙では単記移譲式投票が行なわれている。この方式では複数政党制となりやすいが、有権者は二大政党に票を投じるため、事実上の二大政党制ができあがっている。
建物[編集]
代議院はバレッタのマルタ騎士団総長館に置かれている。
独立から数えて第11期となる代議院の任期中に、イタリアの著名な建築家レンゾ・ピアノに依頼してバレッタの市街入口を新装することとなった。政府の当初案では、議会は旧オペラハウスがあった場所に移ることとなっていたが、あまりにも狭いため見送られた。そのため議会の新たな建物は自由広場の上に移すこととなり、現在の建物よりもまとまった外観を持つようになっている。このプロジェクトは第11期代議院の任期満了までに完了できるように、2010年初頭にも着手されることになっている[1]。
常任委員会[編集]
1995年、代議院の各会派と議長との間で議論が重ねられた結果、議院規程が改定されて多くの委員会が設置された。この目的は議会運営の効率化や議会の監視機能の実践の場を作るということであった。
議院規程では以下の6つの常任委員会が規定されている。
- 議院運営委員会
- 議員特権委員会
- 財政委員会
- 外交・ヨーロッパ関係委員会
- 社会問題委員会
- 法案審議委員会
会派別議席数[編集]
政党 | 党首 | 議席数 | |
---|---|---|---|
労働党 PL |
ジョゼフ・マスカット | 37 | |
国民党 PN |
Adrian Delia | 28 | |
民主党 PD |
Anthony Buttigieg | 2 |
出典:マルタ政府 (英語)
脚注[編集]
- ^ Grech, Herman; Massa, Ariadne (2009年6月28日). “City by a gentleman” (英語). timesofmalta.com. 2009年11月7日閲覧。
外部リンク[編集]
- 代議院 (英語)
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