任意脱退

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任意脱退(にんいだったい)は、プロスポーツにおいて所属選手に対して行われる懲戒行為であり、韓国独自の制度である。

概要[編集]

所属クラブは、その支配下にある選手がチームの無断離脱や不良行為などで制裁を科す場合、任意脱退の手続きを取ることが出来る。この手続きを取った場合、契約期間の間は所属クラブの支配下に留まるものの、報酬は一切支払われない。所属クラブの支配下にある以上、国内他クラブに移籍する場合は所属クラブにより手続きされる必要があり、独自での移籍の自由は認められない。

事例[編集]

  • 済州ユナイテッドFCに所属していた姜修一は、ドーピング違反と飲酒運転により、出場停止と制裁金と併せて任意脱退の手続きが取られた。無報酬のまま国内移籍の叶わない姜は2017年ザスパクサツ群馬と契約。これに対して済州は「2016年末までの契約だが、契約期間中に正常にプレーした期間は1年7ヶ月程度である。契約終了時は任意脱退の状態であり、契約延長の提案をしていたがクラブの同意無く移籍した」と主張[1]。これに対して群馬は契約終了時点での移籍自由の国際ルールに則ったとしている[2]。なお群馬との契約はドーピング違反に係るAFCCASの制裁が解かれた後である[3]

出典[編集]

  1. ^ '임의탈퇴' 강수일, 제주 동의 없이 J2리그 계약 논란”. 聯合ニュース (2017年5月4日). 2017年9月3日閲覧。
  2. ^ 群馬で再起を誓うカン・スイルの告白 元韓国代表がJ2で戦う理由と、壮絶な覚悟”. スポーツナビ (2017年8月29日). 2017年9月3日閲覧。
  3. ^ 群馬のリリースは2017年5月12日付

関連項目[編集]

  • 任意引退 - プロ野球で用いられる手続き。効力は似ているが任意脱退とは異なる運用がなされている。