伊予鉄高島屋

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株式会社伊予鉄島屋
Iyotetsu Takashimaya co., ltd.
松山市駅ターミナル.jpg
松山市駅駅ビルとなっている いよてつ島屋
種類 株式会社
略称 いよてつ高島屋
本社所在地 日本の旗 日本
790-8587
愛媛県松山市湊町五丁目1番地1
北緯33度50分8.4秒
東経132度45分47.4秒
座標: 北緯33度50分8.4秒 東経132度45分47.4秒
設立 1969年9月1日(いよてつそごう)
業種 小売業
事業内容 百貨店
代表者 代表取締役会長 清水一郎
代表取締役社長 林 巧
資本金 1億円
従業員数 569人(2016年4月1日現在)
決算期 2月
主要株主 (株)伊予鉄グループ 66%
(株)高島屋 33.6%
外部リンク www.iyotetsu-takashimaya.co.jp
特記事項:昭和46年7月5日に『いよてつそごう』として開店し、平成14年3月1日に店名を「いよてつ髙島屋」に変更。
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大観覧車「くるりん」

株式会社伊予鉄島屋(いよてつたかしまや、英称Iyotetsu Takashimaya co., ltd.)は、愛媛県松山市に本社を置く百貨店高島屋系列のハイランドグループに所属する一方で、伊予鉄グループの一員でもある。かつてはそごうグループに属し、いよてつそごうとして営業していた。

店舗の屋号は「いよてつ島屋」。看板やレシート類には「いよてつ(丸囲いロゴマーク髙⃝)Takashimaya」と描かれる。

概要[編集]

前身は、株式会社いよてつそごうである。伊予鉄道がターミナル型百貨店計画の受け皿会社として1969年に「伊予鉄百貨店」を設立。提携する百貨店を検討中、当時地方展開を積極的に図ろうとしていた大手百貨店・そごうが適当という判断のもと、「株式会社いよてつそごう」(店名もいよてつそごう)として、そごうグループ5番店、地方進出第二陣として、松山市駅ターミナルビルに、1971年(昭和46年)7月5日に開店した[1]。旧そごうグループで唯一破綻を免れた企業であり、地域との連帯も良かった。

以後、地域の中核企業である伊予鉄グループをバックに業績を伸ばし、増床も重ねた。いよてつ高島屋となった今も四国を代表する百貨店である。

そごうグループの破綻により2000年(平成12年)12月、そごうとの提携解消。

2001年(平成13年)6月1日には社名を「株式会社伊予鉄百貨店」(店名はいよてつ百貨店)とした[2](この時点で伊予鉄道と三菱電機の合弁となる)。新たに高島屋と業務提携し高島屋ハイランドグループに加盟する。同年10月10日には増床オープン[3]した。

2002年(平成14年)3月1日に高島屋との資本提携を行い、社名も「株式会社伊予鉄島屋」とした[4]。店名は「いよてつ島屋」。

百貨店店舗は本店のみ。ただし、愛媛県内の各地にサテライト店を有する(いよてつそごう当時から)。

サテライト店所在地は四国中央市新居浜市西条市今治市大洲市八幡浜市宇和島市愛南町である。

高知市にもサテライト店が存在していたが2002年(平成14年)8月末で撤退した[5]

2009年8月末、西予店が閉店し、また八幡浜店においても大幅な規模の縮小が予定されている。

本店店舗は伊予鉄道松山市駅と一体となっており、駅前広場には市内電車駅やバス発着所、タクシー乗り場等がある。また、上層階からは松山城を望むことができ、屋上には「くるりん」という愛称の観覧車があり、夜間のネオンサインは松山市郊外からでも目印になる。建物の高さはくるりんを含め地上約85メートル。

店舗面積は43000平米で、売上高と共に四国最大の規模を誇る百貨店である。

高島屋へ変わる際にそごう時代に計画途中であった拡張工事と観覧車の設置が危ぶまれた。そごうから高島屋に変わる一時期、「ローズナード伊予鉄百貨店」の看板を掲げていた。

いよてつそごう時代は毎時59分と正午、午後3時にはいずみたく作曲のテーマソング(当時のCMにも採用)を流していた。 9階にある大観覧車くるりんは、1998年に閉鎖した呉ポートピアランドから移籍したものである。

お帰りきっぷ[編集]

消費税込み3,000円以上の購入で、300円分の電車・バス共通「お帰りきっぷ」を案内所で1日1人1枚発行してもらえる。お帰りきっぷは、当日かつ、松山市駅松山市駅前市内電車のりばを含む)から乗車する場合に限り有効である。運賃が300円を超える場合は差額を現金で支払い、運賃が300円未満の場合の差額の受け取り、および換金はできない。

2011年3月末日までは、1日1人2枚(600円分)まで発行および使用できていたが、4月1日から1枚までに変更されている。

いよてつローズカード[編集]

いよてつローズカード(ハウスカード)

2006年から発行しているクレジットカード。伊予鉄島屋では、商品を翌月1回払いのクレジットで購入ができる上、現金支払いでも、カードを提示すれば生鮮食料品など同社指定商品を除く商品が5%割引になる。いよてつカードサービス(旧:日専連えひめ)と提携し、伊予鉄島屋での分割払い(「クイックローン」と呼称。5%割引の対象外となる)、伊予鉄道など伊予鉄グループの店舗・施設、指定された全国の島屋[6]でクレジットによる利用ができる。島屋で利用した場合、島屋が指定した商品を除き、3%割引が受けられる(現金での支払いは割引対象外)。

また伊予鉄グループでの利用方法は、他のIC乗車券カードと同様に専用端末に触れるだけで決済でき、サインの必要はない。ただし、1日あたりの利用額に制限がある。ICい〜カードの電子マネー機能が利用できる店舗や設備の中には、いよてつローズカード(国際ブランドなし)によるクレジット利用ができないものがある[7]ので注意を要する。

カードデザインは、赤色にバラの模様をあしらった島屋仕様

ICカード規格としては磁気ストライプ入りのFelica[8]で、カード番号や会員氏名は黒で印字されエンボスレスとなっている。

いよてつローズカードJCB

2016年のICい〜カードのオートチャージ対応に伴い、JCBブランドの付いた「いよてつローズカードJCB」(通常のエンボス入り)が発行され、ICい〜カード一体型とせず、希望者にオートチャージ対応ICい〜カードを別発行する形としている。このため従来のICい〜カード一体型ハウスカードは新規申し込みを停止した。

年会費は、1,000円(抜)だが、初年度は無料である。また、家族カードの発行も可能(カード1枚あたり年間250円(税抜)の年会費が初年度より必要)である。

駐車料金サービス[編集]

ローズカードの特典として、買物額に関係なく、伊予鉄グループの伊予鉄市駅西駐車場、伊予鉄市駅南駐車場が2時間、同社と提携する駐車場が2時間30分無料となるサービスがある。伊予鉄市駅西駐車場は、料金自動精算機に駐車券とローズカードを投入すると自動的に割引となる。さらに、同駐車場の精算機はICクレジット対応で、返却されたローズカードをセンサーにかざすと、クレジットで料金決済ができる(ICい〜カードでも支払い可能。カードの投入とタッチの手順を間違えると、割引が適用されないため、精算機に看板を設置して注意を促している)。伊予鉄市駅南駐車場は、売り場で駐車券とローズカードを提示すると駐車券に認証パンチをあけてもらえ、割引適用となる。それ以外の提携駐車場は、サービスカウンターにローズカードと駐車券を提示してサービス券を受け取る。

また、友の会(ローズ・ナードクラブ)会員も買物の有無に関係なく2時間無料のサービスを享受できる。他にも購入金額に応じて、駐車料金サービスがある。詳しくは、公式サイトを参照されたい。

脚注[編集]

  1. ^ 『株式会社そごう小史 創業百五拾年』そごう、1979年12月。
  2. ^ “いよてつ百貨店6月1日の再スタートに「いよてつ友の会」を設立”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2001年6月18日)
  3. ^ “いよてつ百貨店増床オープンは10月10日 愛媛県松山市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2001年9月17日)
  4. ^ “伊予鉄百貨店は3月1日付けで社名は伊予鉄高島屋に店名は「いよてつ高島屋」に変更”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年2月21日)
  5. ^ “いよてつ高島屋高知支店8月末で撤退 高知県高知市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年9月12日)
  6. ^ ジェイアール名古屋タカシマヤなど、関連会社の店舗も含まれる。また島屋の通信販売でも利用可能だが、オンラインショッピングでは利用不可。
  7. ^ 理由としては、電子マネーとクレジットカードの利用契約が別個であり、且つ伊予鉄・島屋両グループ以外への加盟店拡大が図られていない事、また本カードの電子マネー一体型はいよてつカードサービス本体のカードが持つ日専連及びJCBのいずれのブランドの機能も付与されていない事が大きかった(そのため、クレジットカードとしては汎用性に乏しく、島屋以外のハイランドグループや、関係の深いH2Oリテイリングの各店舗での利用も不可能)。このため2016年のオートチャージ対応時に後述のJCBブランド付「いよてつローズカードJCB」に移行した。
  8. ^ ポストペイ式という点で「PiTaPa」に似るが、乗車券・電子マネーいずれとしても互換性は無い。また、2013年3月23日から開始予定の鉄道系ICカードの相互利用にも参加していない。

関連項目[編集]