伊王島大橋
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座標: 北緯32度41分31秒 東経129度47分17秒 / 北緯32.691941度 東経129.788039度
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伊王島大橋 | |
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![]() 海上から見た伊王島大橋 | |
基本情報 | |
国 |
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所在地 | 長崎県長崎市香焼町 - 伊王島町(沖ノ島)間 |
交差物件 | 大中瀬戸 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 一般県道伊王島香焼線[2] |
着工 | 2005年[1] |
竣工 | 2011年2月[1] |
開通 | 2011年3月27日[1] |
構造諸元 | |
形式 |
3径間連続鋼床版箱桁橋 (主橋梁部)[2][3] |
全長 | 876m[2][3] |
幅 | 8.0m[2][3] |
桁下高 | 25m[2] |
最大支間長 | 240m[3] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
伊王島大橋(いおうじまおおはし)は、長崎市伊王島町沖ノ島と長崎市香焼町を結ぶ道路橋である。2011年(平成23年)3月27日より供用を開始した[1]。
概要[編集]
長崎市の離島、沖ノ島(伊王島町)と大中瀬戸に隔てられた本土である同市香焼町とを結ぶ全長876mの道路橋で、全部分が架橋に際して整備された一般県道伊王島香焼線に含まれている[2][3]。
同橋の完成により、市中心部から両島へは30分程度で到達が可能となり、両島島民の通勤・通学、災害発生・救急搬送時の利便性が向上した[4]。
主橋上部は駒井ハルテック和歌山工場および、JFEエンジニアリング津製作所にて製作された[5]。
沿革[編集]
- 1969年(昭和44年)2月:「大中瀬戸架橋促進委員会」が設立[2]。
- 1988年(昭和63年)2月:「大中瀬戸架橋促進委員会」が「伊王島大橋建設促進期成会」に改称[2]。
- 1996年(平成8年)12月20日:伊王島大橋事業の着工決定[2]。
- 2005年(平成17年):取付高架橋下部が着工[2]。
- 2007年(平成19年)12月:取付高架橋上部、主橋下部が着工[2]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)10月:主橋下部が竣工[2]。
- 2010年(平成22年)1月:香焼・伊王島両側の取付高架橋上部が竣工[2]。
- 2011年(平成23年)
その他[編集]
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- 2011年(平成23年)4月6日のダイヤ改正で、長崎バス(長崎自動車)が伊王島ターミナル行きのバスを新設した[要出典]。
- この路線は、もともと「ココウォーク茂里町」発「香焼恵里(こうやぎえり)」行きのバス路線の一部を、伊王島まで延伸したものである。伊王島から長崎市街へ行くと船より時間がかかるため便数は平日3便と少ない(2014年5月末現在)[要出典]。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 長崎県『伊王島大橋工事誌』長崎県、2011年。
- 長崎橋梁研究会『長崎県の橋』長崎新聞社、2016年。ISBN 4904561929。