伏見桃山城キャッスルランド

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伏見桃山城キャッスルランド
Nara Dream Land
模擬天守
模擬天守
施設情報
キャッチコピー お城のある遊園地
事業主体 近畿日本鉄道
管理運営 株式会社桃山城
来園者数 96万人(最盛期)
開園 1964年
閉園 2003年1月31日
所在地 京都市伏見区桃山町大蔵
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伏見桃山城キャッスルランド(ふしみももやまじょうキャッスルランド)は、かつて京都府京都市伏見区桃山丘陵にあった近鉄グループ近畿日本鉄道子会社の株式会社桃山城が運営)の遊園地である。

概要[編集]

1964年にオープン。敷地面積は約10万平方メートル。林原美術館所蔵の洛中洛外図を参考に設計、建築された伏見城をイメージした5重6階の天守と3重4階の小天守、櫓門をともなった模擬天守鉄筋コンクリート構造)[1]ジェットコースターゴーカートなどの遊戯施設およびプール、資料館、展望閣などがあった[2]。入園料は大人800円、中高生600円、3歳以上500円だった(1998年時点)[3]

開園から「お城のある遊園地」として人気となり、年間入場者は、ピークの1978年に約96万人となった。しかしUSJ大阪市)のオープンなどレジャーの多様化や少子化などで入場者数が減少しはじめ、「SARASA」と呼ばれるプールのオープン、平日の入場料値下げなど経営合理化に努めたが、2001年には、年間入園者は約25万人となり、債務超過は約8億円、営業継続は困難と判断され2003年1月31日に閉園した。遊園地の経営会社である近畿日本鉄道株式会社の連結子会社であった株式会社桃山城は2003年6月12日に解散した。[4]。跡地は京都市により伏見桃山城運動公園として整備されたほか、解体予定だった模擬天守は地元の要望もあり残されることとなった。ただし2012年現在、耐震強度が基準に満たしていない可能性があり危険なため、城内には立ち入りできない[5]

交通[編集]

以下は営業当時のものである。

ギャラリー[編集]

出典[編集]

  1. ^ 京都府歴史遺産研究会編著『京都府の歴史散歩 中』山川出版社、2011年、p.241
  2. ^ 『京都情報百科[1983年版]』京都新聞社、1982年、p.297
  3. ^ 杉野圀明著『観光京都研究叙説』文理閣、2007年、p.553
  4. ^ 『近畿日本鉄道100年のあゆみ』近畿日本鉄道株式会社、2010年、p.498
  5. ^ “伏見桃山城、活用策決まらず10年”. 京都新聞 (京都新聞社). (2012年10月29日). オリジナルの2012年11月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121104093839/http://kyoto-np.co.jp/politics/article/20121029000080 2012年11月1日閲覧。 

参考文献[編集]

  • 京都新聞社編『京都情報百科[1983年版]』京都新聞社、1982年。
  • 杉野圀明著『観光京都研究叙説』文理閣、2007年。ISBN 9784892595486。
  • 近畿日本鉄道100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年。
  • 京都府歴史遺産研究会編『京都府の歴史散歩 中』山川出版社、2011年。ISBN 9784634247260。

関連項目[編集]