佐久駅

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佐久駅
Saku Station 201710.jpg
駅舎(2017年10月)
さく
Saku
W62 筬島 (18.0 km)
(8.3 km) 天塩中川 W64
所在地 北海道中川郡中川町字佐久
駅番号 W63
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 153.6 km(旭川起点)
電報略号 サク
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4人/日
-2012年-
開業年月日 1922年(大正11年)11月8日
備考 無人駅
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佐久駅(さくえき)は、北海道上川総合振興局中川郡中川町字佐久にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W63電報略号サク

歴史[編集]

1977年の佐久駅と周囲約500m範囲の状況。上が稚内方面。相対式ホームと貨物用副本線。駅裏に貨物ストックヤード。下に見えるのは今も営業している木工所。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅名の由来[編集]

所在地名より。アイヌ語の「サㇰコタンナイ(sak-kotan-nay)」(夏・村・川)に由来する[6]。昔は漁のため夏だけ川岸で生活していたことによる[6][7]

存廃議論[編集]

JR北海道は2019年(令和元年)7月に宗谷本線沿線自治体に1日平均乗降人員3名以下の駅について自治体による維持管理もしくは費用負担による存続か2021年(令和3年)3月での廃止を提案しているが、中川町は町内で対象となる当駅と歌内駅について当面の間町の負担で維持し、今後の存続は「適宜、住民の皆様と相談」としている[8]

その後、2020年12月9日には、JR北海道が、当駅を含む18駅を、2021年度より地元自治体による維持管理に移行することを発表しており[JR 1]、翌2021年4月より中川町による維持管理に移行される予定である[新聞 1]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[9]。互いのホームは駅舎側ホーム南側と対向側ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡している[9]。駅舎側(西側)が下りの1番線、対向側ホームが上りの2番線となっている[9]。分岐器の形状は2番線からの方開き分岐となっている[9]。そのほか2016年(平成28年)9月時点では2番線の旭川方から分岐した、対向側ホーム外側への行き止りの側線を1線有していた[10]。この短い側線は1983年(昭和58年)4月時点では副本線であり[10]、この副本線からさらに貨車のために使用された長い引き上げ線が分岐していた(北側、南側に行き止りの線を各1線、及び副本線の外側にもう1線)[10]。また1番線の稚内方から分岐し駅舎北側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[10]。これらの側線は1993年(平成5年)3月までには撤去された[9]

中川町管理の無人駅となっている。駅舎は構内の西側に位置しホーム南側に接している[9]。開業時からの駅舎は中川町により1990年(平成2年)に改築され、「佐久ふるさと伝承館」と名付けられた公共施設となっている[5]。舎内には旧駅舎を描いた絵画や、当地の古道具や農機具、出土したアンモナイト化石、馬橇の絵画などが展示されている[5]。2階には研修室が併設されている[5]。駅舎内にトイレを有する[5]

かつては「DISCOVER JAPANスタンプ」が設置されていた[11]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 宗谷本線 下り 稚内方面
2 上り 名寄方面

利用状況[編集]

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は41人[10]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は18人[9]
  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[JR 2]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.4人[JR 3]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.6人[JR 4]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.4人[JR 5]
  • 2015 - 2019年(平成27 - 令和元年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.2人[JR 6]、乗降人員調査(11月の調査日)平均は「3名以下」[JR 7]

1日の平均乗降人員は以下の通りである[12]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 4
2012 4

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
筬島駅 (W62) - *神路信号場 - 佐久駅 (W63) - *琴平駅 - 天塩中川駅 (W64)
*:打消線は廃駅および廃止信号場[3]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ 大蔵省印刷局, ed (1922-11-03). “鉄道省告示 第154号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (3078). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2955196/4. 
  2. ^ a b c d 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)179-180ページより。
  3. ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)47ページより。
  4. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)149ページより。
  5. ^ a b c d e 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)217ページより。
  6. ^ a b アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  7. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)123ページより。
  8. ^ “佐久駅・歌内駅は当面の間維持します” (PDF). 広報なかがわ (中川町) (731): p.2. (2020-04). オリジナルの2020-05-30時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200530102104/http://www.town.nakagawa.hokkaido.jp/kouhou/documents/2004.pdf. 
  9. ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)148ページより。
  10. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)183ページより。
  11. ^ 書籍『国鉄監修 スタンプノート 改訂6版』(弘済出版社1979年7月発行)8ページより。
  12. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月21日閲覧

JR北海道[編集]

  1. ^ a b “来春のダイヤ見直しについて” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2020年12月9日), オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201209060401/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201209_KO_kaisei.pdf 2020年12月10日閲覧。 
  2. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在) (PDF)”. 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)” (日本語). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区). 北海道旅客鉄道 (2017年12月8日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
  4. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)” (日本語). 北海道旅客鉄道 (2017年7月2日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
  5. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)”. 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  6. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)”. 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月3日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 (PDF)”. 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月3日閲覧。

新聞記事[編集]

  1. ^ a b “無人18駅、自治体管理へ JR北海道 経営難で急拡大”. 北海道新聞. (2021年2月5日). オリジナルの2021年2月6日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/QVPN7 2021年2月7日閲覧。 

関連項目[編集]