佐山俊二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さやま しゅんじ
佐山 俊二
本名 中江 勇
生年月日 (1918-09-13) 1918年9月13日
没年月日 (1984-01-30) 1984年1月30日(65歳没)
出生地 日本の旗 日本 北海道登別市
死没地 日本の旗 日本 愛知県名古屋市昭和区
職業 俳優
ジャンル 軽演劇映画
活動期間 1938年 - 1984年
配偶者 中江伊基子
著名な家族 中江良夫
佐山タケシ 長男
備考
あらいやだコンビ
脱線トリオ

佐山 俊二(さやま しゅんじ、1918年9月13日 - 1984年1月30日)は、日本のコメディアンであり俳優である。本名は中江 勇(なかえ いさむ)。

人物・来歴[編集]

1918年(大正7年)9月13日北海道登別市に中江勇として生まれる。兄は劇作家の中江良夫である。室蘭市の旧制・室蘭尋常高等小学校(現在の北海道室蘭市立本室蘭小学校)を卒業する。

上京し、20歳になる1938年(昭和13年)に初舞台、1943年(昭和18年)、25歳となるころ「佐山俊二一座」を旗揚げ、ついで1944年(昭和19年)に「劇団新生座」を旗揚げした。

第二次世界大戦の終結後、八波むと志とあらいやだコンビを結成した。浅草・フランス座で人気を博す[1]1956年(昭和31年)に由利徹南利明と八波が脱線トリオを結成したが、八波が抜けるときの代打として佐山が舞台に立つことがあった。脱線トリオは1961年(昭和36年)に解散した。

1957年(昭和32年)1月13日、富士映画が製作、新東宝が配給した菅井照三監督の『女護が島珍騒動』で映画に初出演、主演した。

最晩年まで由利徹、南利明らと舞台で共演、映画『男はつらいよ』へも備後屋役でレギュラー出演するなど、名脇役の喜劇役者として活躍していたが1984年(昭和59年)1月15日、舞台『初春浮世まくら』公演中の夜に脳出血のため倒れ、1月30日に愛知県名古屋市昭和区名古屋第二赤十字病院で死去する。満65歳没。死の経緯は桜金造による「身長5cmの幽霊」にて語られている。

フィルモグラフィ[編集]

映画[編集]

  • 『女護が島珍騒動』、監督菅井照三、富士映画、1957年1月13日
  • 『竜巻小僧』、日活、1960年11月1日、「流し」役
  • 『誰よりも金を愛す』、新東宝、1961年2月2日、「泥棒石川」役
  • 黒い十人の女』、大映東京撮影所、1961年5月3日、「若山」役
  • 柔道一代』、東映、1963年4月21日、「イタダキの金太」役
  • 『大日本コソ泥伝』、日活、1964年12月6日、「んだの金六」役
  • 『大日本ハッタリ伝』、日活、1965年1月15日、「さくら」役
  • 『大日本チャンバラ伝』、日活、1965年4月21日、「中村ラッキョ」役
  • 『006は浮気の番号』、音映映画、1965年7月28日
  • 『大日本殺し屋伝』、日活、1965年8月25日、「ポケットのモンキー」役
  • 『網走番外地 大雪原の対決』、東映東京撮影所、1966年12月30日、「一〇一番」役
  • 九ちゃんのでっかい夢』、松竹大船撮影所、1967年1月2日、「殺し屋・竜」役
  • 吹けば飛ぶよな男だが』、松竹大船撮影所、1968年6月15日、「看守」役
  • 喜劇 一発大必勝』、松竹大船撮影所、1969年3月15日、「石川誠」役
  • 『昇り竜鉄火肌』、日活、1969年3月29日、「まわり仁義の男」役
  • 新・男はつらいよ』、松竹大船撮影所、1970年2月27日、「蓬莱屋」役
  • 『喜劇 男は愛敬』、松竹大船撮影所、1970年6月13日、「平松」役
  • 『俺は眠たかった!!』、浅井企画、1970年11月11日、「欽一の父」役
  • 『喜劇 命の値段』、松竹大船撮影所、1971年7月24日、「厚生課長」役
  • 生まれかわった為五郎』、松竹大船撮影所、1972年1月21日、「労務者」役
  • 男はつらいよ 柴又慕情』、松竹大船撮影所、1972年8月5日、「不動産屋Cの主人」役
  • 『喜劇 日本列島震度0』、松竹大船撮影所、1973年11月22日、「タケさん」役
  • 『おれの行く道』、松竹大船撮影所、1975年7月12日、「老人」役
  • 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』、松竹大船撮影所、1976年7月24日、「マンションの管理人」役
  • 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』、松竹、1978年8月5日、「備後屋」役
  • 男はつらいよ 旅と女と寅次郎』、松竹、1983年8月6日、「長万部の熊吉」役

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

  • 『第5回百恵ちゃんまつり』<第1部> ミュージカル「クレオパトラ -砂漠の不死鳥-」 1979年(昭和54年)8月25日〜8月31日 / 新宿コマ劇場
作・演出=植田紳爾(宝塚) 補綴=安永貞利 演出=阿古健(宝塚) 主演・山口百恵 出演・井上孝雄、峰岸徹、藤木敬士(旧名・藤木孝) 他
  • 他、舞台出演多数

出典[編集]

  1. ^ 堀切直人 『浅草 戦後篇』 右文書院2005年、215頁。ISBN 9784842100630。

関連項目[編集]