保健医療経営大学

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保健医療経営大学
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大学設置/創立 2008年
学校種別 私立
設置者 学校法人ありあけ国際学園
本部所在地 福岡県みやま市瀬高町高柳960-4
北緯33度8分27.7秒 東経130度27分33.9秒 / 北緯33.141028度 東経130.459417度 / 33.141028; 130.459417座標: 北緯33度8分27.7秒 東経130度27分33.9秒 / 北緯33.141028度 東経130.459417度 / 33.141028; 130.459417
学部 保健医療学部
ウェブサイト 保健医療経営大学公式サイト
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保健医療経営大学(ほけんいりょうけいえいだいがく、英語: College of Healthcare Management、公用語表記: 保健医療経営大学)は、福岡県みやま市瀬高町高柳960-4に本部を置く日本私立大学である。2008年に設置された。

基礎データ[編集]

所在地[編集]

  • 〒835-0018 福岡県みやま市瀬高町高柳960-4

学生数[編集]

  • 最近の入学者数および在籍者数を公開していないため不明(2018年11月1日現在)[1]

沿革[編集]

年表[編集]

  • 2006年10月 - 保健医療経営大学設立準備委員会設立。
  • 2007年4月 - 文部科学大臣へ設置認可申請を提出。
  • 2007年12月 - 文部科学大臣より認可(学校法人ありあけ国際学園の寄付行為の認可及び保健医療経営大学設置の認可)。
  • 2008年4月 - 保健医療経営大学開学。初年度入学者数27名[2]
  • 2009年1月 - 無届けの追加工事により文部科学省から5年間新たな学部や学科の新設申請を認めないとする行政処分を受ける(下記、#処分歴・認証評価の項目を参照)。
  • 2013年4月 - 保健医療経営学部の入学定員を一学年150人から80人に変更(減員)。
  • 2015年3月 - 日本高等教育評価機構による大学認証評価において「不適合」判定を受ける(下記、#処分歴・認証評価の項目を参照)。
  • 2015年4月 - 保健医療経営学部の編入学定員を変更(減員)。
  • 2015年5月 ‐ 定員過不足率が-50.3%となり全国大学ワースト8位(西日本では1位)を記録した[3]
  • 2016年2月 ‐ 文部科学省より開学以来数度目となる改善要求が出された[4]
  • 2018年3月 - 日本高等教育評価機構による大学認証評価(再審査)で適合となった(下記、#処分歴・認証評価の項目を参照)が、入試合格者数(編入は除く)は定員80名に対し37名であった[5]

概観[編集]

大学全体[編集]

聖マリア病院(久留米市)を運営する社会医療法人雪ノ聖母会を中心とした聖マリアグループ傘下の学校法人ありあけ国際学園が運営する。

教育および研究[編集]

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

教養教育については、豊かな人間性及び幅広い視野を養うと共に、専門教育を行う上での必要な情報処理等のリテラシーを醸成する。専門教育については、講義、演習、実習を通して、自ら課題・問題点を分析・整理し、それを実際の現場において実践する能力を養うとともに、的確な根拠に立脚した課題を探求する能力や実践的に対応する能力を養う。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

所定の単位を修得し卒業試験に合格した学生には「学士(保健医療経営学)」の学位が授与される。

組織[編集]

学部[編集]

保健医療学部保健医療経営学科

2018年度まで二年次からは、一般の経営学を構成する各分野や保健医療経営に関する科目を学修する「施設経営コース」と、一般の地域政策学を構成する各分野や地域社会の中で保健医療福祉のあり方などを学修する「地域経営コース」の2つのコースから1つの専門コースを選択していた。しかし、2018年度より、変化する社会環境の中で医療や介護を効果的に提供するために提唱されている、地域医療構想や地域包括ケアシステムなどを視野に入れ、従来の「施設経営コース」と「地域経営コース」を統合した「マネジメントコース」に改編され、新たに経営判断の基礎となる医療費データ分析はもとより、情報システム開発やサイバーセキュリティなど今日的課題に対応するために「データサイエンスコース」が新設された。

  • 施設経営コース
    欧米の経営大学院(Business School)医療経営(Health Care Management)コースのカリキュラムを導入。
  • 地域経営コース
    欧米の公衆衛生大学院(School of Public Health)保健政策・管理(Health Policy & Management)コースのカリキュラムを導入。
  • マネジメントコース(2018年度より新設)
  • データサイエンスコース(2018年度より新設)

附属機関[編集]

図書館

閲覧席108席、端末席12席、視聴覚席3席のほか、ブラウジングコーナー、学習室(6席×2室)、コピー機などを備えている。蔵書数は2万2千冊程度であるが、収蔵可能冊数は5万7千冊程度である。

教育[編集]

資格[編集]

  • 診療情報管理士(日本病院会他4団体共同認定資格)
    • 四年制大学としては沖縄を除いて九州唯一の指定校であり、定科目の単位修得により、受験資格を取得することができる。
  • 医療事務管理士検定(技能認定振興協会)
    • 授業及び課外講座により試験合格に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 診療報酬請求事務能力検定(公益財団法人日本医療保険事務協会)
    • 授業及び課外講座により試験合格に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 日本医師会認定医療秘書(公益社団法人日本医師会)
    • 受験資格を有する。
  • 医療秘書技能検定試験(一般社団法人日本医療教育全国協議会)
    • 授業及び課外講座により試験合格に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 医療経営士(一般社団法人日本医療経営実践協会)
    • 授業により試験合格(3級)に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 医業経営管理能力検定(公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会)
    • 指定科目の単位修得により、受験資格を取得することができる。
  • 医療情報技師(一般社団法人日本医療情報学会)
    • 授業及び課外講座により試験合格に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 経営学検定(一般社団法人日本経営協会)
    • 授業により試験合格(初級)に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 日商簿記検定(一般社団法人日本商工会議所)
    • 授業及び課外講座により試験合格(3級及び2級)に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 社会調査士(一般社団法人社会調査協会)
    • 指定科目の単位修得により、資格を取得することができる。
  • ITパスポート(独立行政法人情報処理推進機構)
    • 授業により試験合格に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 基本情報技術者(独立行政法人情報処理推進機構)
    • 授業及び課外講座により試験合格に必要な知識・スキルを修得できる。
  • 上級情報処理士(一般財団法人全国大学実務教育協会)
    • 指定科目の単位修得により、資格を取得することができる。

奨学金制度[編集]

保健医療経営大学は社会医療法人雪の聖母会のバックアップのもと設立されたこともあり、聖マリアグループは、医療経営の人材育成のために、正課授業、課外授業だけでなく将来の医療経営職を目指す学生の学生生活を支援している。

  • 聖マリア奨学金
  • 日本学生支援機構奨学金
大学独自のスカラシップ制度
  • 医療経営リーダー育成スカラシップ
  • 医療経営チャレンジスカラシップ(一般型)
  • 医療経営チャレンジスカラシップ(推薦型)
  • AO入試入学料減免制度
  • 推薦入試入学料減免制度
  • フレッシュマン・スカラシップ

施設[編集]

キャンパス[編集]

交通アクセス[6]

関連校[編集]

処分歴・認証評価[編集]

2009年1月、当初提出した大学設置申請書類にない追加工事を無届けで行なったとして、文部科学省より2014年度開設分まで、5年間新たな学部や学科の設置などを認めないとする行政処分を受けた[7][8]

2014年度の日本高等教育評価機構による大学機関別認証評価において「評価の結果、保健医療経営大学は、日本高等教育評価機構が定める大学評価基準に適合しているとは認められない。」すなわち「不適合」と判定された。因みに2014年度の受診校のうち本学だけが不適合判定となった。[9]

その後、二人の理事長を更迭し、二度目の審査(2017年度)を受け適合となった[10]。ただし、日本高等教育評価機構の認証評価は、私立大学が「基本的・共通的な最小限の事項」を満たしているか否かを判定し問題点を指摘するためのもので、大学の品質自体に何らかの保証を与えるためのものではない[11]。じっさい、評価報告書は、保健医療経営大学の経営状態が「開学以来、入学定員を大幅に下回る状況が継続し、設立母体からの借入及び寄附による支援に依存」しており「適切な財務運営の確立には至っていない」ことを指摘している[12]

脚注[編集]