健栄製薬

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健栄製薬株式会社
Kenei Pharmaceutical Co.,Ltd.
種類 株式会社
略称 ケンエー
本社所在地 日本の旗 日本
541-0044
大阪府大阪市中央区伏見町2丁目5番8号
設立 1946年(昭和21年)12月
業種 医薬品
法人番号 9120001078916 ウィキデータを編集
事業内容 医薬品ならびに医薬部外品の製造販売
代表者 代表取締役社長 滝野六朗
売上高 240億241万円(2020年8月期)
経常利益 48億7220万円(2020年8月期)
従業員数 630名(グループ会社35名を含む)
決算期 8月
外部リンク http://www.kenei-pharm.com/
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健栄製薬株式会社(けんえいせいやく Kenei Pharmaceutical Co.,Ltd.)は、大阪府大阪市中央区伏見町に本社を置く製薬会社である。

会社概要[編集]

1946年に創業した局方品メーカーの五康株式会社に、吉村商店(吉村薬品)・小倉薬品・大石薬品・染井一心堂・大黒南海堂・若狭薬品・吉松一心堂など九州の有力卸が中心となって出資し、健栄製薬株式会社として設立される。

日本薬局方収載医薬品(いわゆる局方品)を販売する製薬メーカーの中では、医療用医薬品およびOTC医薬品市場のいずれにおいても高いシェアを有するトップメーカーであり、特にOTC医薬品市場における局方品のシェアは圧倒的で、99%超の市場占有率となっている。

処方箋医薬品の分野では、グリセリン浣腸剤「ケンエーG浣腸液50%」は、日本の過半の医療機関に供給されており、このカテゴリーにおいてNo.1のブランドである。また、設立当初より消毒薬の分野にも強く「消毒用エタノール」は、日本の市場占有率で1位を持つとともに、医療機関向けの主要な消毒薬をフルラインで販売している。

感染症対策の情報提供にも注力しており、アメリカ公衆衛生週報(CDC-MMWR)やイギリス公衆衛生週報(HPA-HPR)の情報発信、および医療従事者を対象とした『医療関連感染対策セミナー』の開催なども日本各地で継続的に行い、医師・薬剤師・看護師など、医療従事者から大きな信頼を得ており、医療用医薬品の分野においても、消毒薬の市場占有率はトップクラスである。

一方、OTC医薬品の分野では2006年9月に発売した、水を使わない新しい手洗い習慣「手ピカジェル」および2013年に発売した、水素添加法により白色ワセリンの夾雑物を除去した「ベビーワセリン」をはじめ、「消毒用エタノール」「ケンエー・浣腸」「白色ワセリン」「精製水」など、日本の市場占有率トップの製品を数多く有している。また「うがい薬」の生産量は圧倒的No.1である。便秘症に対し99.9%以上の医師が、第一選択薬として処方する安全性の高い酸化マグネシウム錠を、OTC分野において初めてTVCMを行い、発売した。

手指のアルコール消毒液の国内シェアは非常に高く、一般消費者向けでおおむね9割程度、医療機関向けで5割弱の市場シェアとなっている。

前会長が京都薬科大学の理事長を3期9年間務めていたこともあり、薬学会との関係は深い。また、1兆円メーカーである明治ホールディングス傘下のMeiji Seika ファルマ株式会社の資本も入っており、大手新薬メーカーへの製品供給も幅広く行っている。

2009年まで35年連続増収を達成しており、直近44年間、ほぼ一貫して売上を伸ばしており、近年は毎年10%伸長している。堅実に会社規模を拡大しているとともに、遅くとも2025年までに年商200億円、2030年までに年商300億円、2040年までに年商1千億円達成と、海外展開を長期ビジョンとして掲げている。

2020年4月、新型コロナウィルス対策として電話の受付時間を変更するとともに[1]、エタノールに関する情報発信を行っている[2]

提供番組[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 新型コロナウイルス感染拡大に伴う電話対応時間短縮のお知らせ (PDF)”. 健栄製薬 (2020年4月14日). 2020年4月16日閲覧。
  2. ^ エタノールのよくあるご質問 FAQ”. 健栄製薬. 2020年4月16日閲覧。