先天性風疹症候群

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先天性風疹症候群
Cataracts due to Congenital Rubella Syndrome (CRS) PHIL 4284 lores.jpg
先天性風疹症候群に罹患した患者。白内障により目が白く濁っている。
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
小児科学
ICD-10 P35.0
ICD-9-CM 771.0
OMIM 188030
DiseasesDB 11729
MedlinePlus 001658
eMedicine emerg/388
MeSH D012410

先天性風疹症候群(せんてんせいふうしんしょうこうぐん、英語: Congenital rubella syndrome, CRS)とは、妊娠中の女性が風疹に罹患した時に、胎内にいる胎児に感染する疾患の一群を指す。風疹ウイルスが胎児の細胞分列を抑制し破壊する作用を有するために生じると考えられている[1][2]

概要[編集]

主に妊娠3ヶ月頃までの妊娠初期の女性の罹患が多い。症状は心疾患、難聴、白内障、血小板の減少などがあり、中でも心疾患、難聴および白内障の3つが三大症状と見なされている。

また風疹の予防接種生ワクチンなので、妊娠中に麻疹・風疹混合ワクチン新三種混合ワクチンの予防接種を受けることは先天性風疹症候群の原因となるため禁忌となっており、女性はワクチン接種後2ヶ月間は避妊することが望ましい。

出典・脚注[編集]

  1. ^ NAEYE, R. L., and BLANC, W.: Pathogenesis of Congenital Rubella. JAMA., 194: 1277-1283, 1965., doi:10.1001/jama.1965.03090250011002
  2. ^ 西田之昭, 武末正義, 植田浩司 ほか、「先天性風疹症候群とその臨床的診断」 『耳鼻と臨床』 1970年 16巻 4号 p.211-220, doi:10.11334/jibi1954.16.4_211

関連項目[編集]