入口紀男

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入口 紀男(いりぐち のりお、1947年 - )は、日本工学者熊本大学名誉教授東京工業大学大学院理工学研究科特任教授熊本大学大学院社会文化科学研究科客員教授放送大学客員教授を務める。専門は生命体画像工学。工学博士(東京大学)[1][2][3]

略歴[編集]

業績[編集]

  • 1986年 2.0 テスラ(86MHz)臨床用MRIを開発(世界初)。それまで 1.0 テスラ(43MHz)を超えると電波は人体内部には到達しない(断層画像は撮れない)ことがイギリスで理論的に証明されていた。
  • 1987年 MRIで人体の炭素 13 分布画像、リン 31 分布画像を撮像(世界初)。それまで炭素 13 やリン 31 は感度が低すぎて画像化は不可能と考えられていた。
  • 1995年 核磁気共鳴(NMR)の検出感度を既知定数のみの等式で表した。それまでは未知の定数を含む比例式で表されていた。
  • 1995年 原子核(107 種類)の物理定数表(磁気共鳴感度)を改定。いずれの原子核の検出感度もそれまで低いと考えられていた。

受賞歴[編集]

  • 2000年 日本機械学会論文賞
  • 2003年 Hypertension Research-Novartis 賞

著書[編集]

  • N. Iriguchi, Minamata Bay, 1932 Nippon Hyoron Sha, Tokyo (2012年)
  • 入口紀男 “必要不可欠な知的財産権.” 大森不二雄編 『IT 時代の教育プロ養成戦略』 東信堂 (2008年)
  • 入口紀男『メチル水銀を水俣湾に流す』日本評論社 (2008年)

脚注[編集]