全固体電池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全固体電池
サイクル耐久性 >1000サイクル
公称電圧 1.15–1.55 V
テンプレートを表示

全固体電池(ぜんこたいでんち)とは陽極と陰極間のイオンの伝導を固体電解質が担う電池で、一次電池二次電池の双方にある。

概要[編集]

従来の電池は一次電池二次電池を問わず、電解質が液体であったため、電解質の蒸発、分解、液漏れといった問題が付きまとって来た。電解質を固体にすることは開発者達にとって積年の課題で幾多の技術者、研究者が挑んできたものの、実用化に至ったものは一部に限られた。課題となるのは電解質のイオン伝導性で実用のためにはハードルが高かった。近年、電気自動車の普及とともに各国で開発が活発化しており[1][2]、実用化のため自動車メーカーや電機メーカーが研究に投資している[3]

種類[編集]

固体電解質には、酸化物系や硫化物系のような無機系固体電解質や高分子系等、有機系固体電解質、さらに水分を含むウェット系電解質と水分を含まないドライ系電解質に分類され、それぞれ一長一短がある。

特徴[編集]

数分で充電が可能、液漏れの心配が無い。

課題[編集]

電解質と電極の界面抵抗が高いため高速充放電が難しい[4]

ドライ系に限らず低温ではイオン伝導性が下がる場合が多い。

脚注[編集]

関連項目[編集]