八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg 八戸市埋蔵文化財センター
『是川縄文館』
Korekawajomonkan.jpg
八戸市埋蔵文化財センター
施設情報
正式名称 八戸市埋蔵文化財センター
専門分野 歴史
事業主体 八戸市
開館 2011年7月10日
所在地 031-0023
青森県八戸市大字是川字横山1
位置 北緯40度28分32秒 東経141度29分18.1秒 / 北緯40.47556度 東経141.488361度 / 40.47556; 141.488361座標: 北緯40度28分32秒 東経141度29分18.1秒 / 北緯40.47556度 東経141.488361度 / 40.47556; 141.488361
プロジェクト:GLAM
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八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館(はちのへしまいぞうぶんかざいセンター これかわじょうもんかん)は青森県八戸市是川にあり、埋蔵文化財の保存・管理を行う施設である。いわゆる埋蔵文化財センターの一つ。

概要[編集]

当施設は八戸市縄文学習館から北西約200メートル離れた位置に建設され、是川遺跡や風張遺跡などで発掘された出土品などの展示を通じて、八戸市をはじめとする東北地方の縄文文化を発信する。

また、当施設には埋蔵文化財の調査や研究するための機能も設けられている。

なお、八戸市縄文学習館は当施設の開館に併せ、2011年5月9日から改装工事のため一旦閉館させ、当施設の開館日と共に分館として開館した[1]

沿革[編集]

1997年に「是川縄文の里整備基本構想」が策定され、その一つとして「是川縄文博物館(仮)」の建設が盛り込まれた。

1999年に八戸市が是川中居遺跡の発掘調査実施。(2004年まで)2003年には中居遺跡の発掘調査資料の集積や社会情勢の変化に鑑み、「是川縄文の里整備検討委員会」を設置して基本構想の見直しを行い、当面10年間の事業期間を設定して、このうちの前期5カ年においては中居遺跡の整備事業や是川縄文博物館(仮)の建設を目指すこととなった[2]2004年に開催された「是川縄文の里整備検討委員会」において、建設予定地については是川一王寺遺跡北側を候補地とし[3]2005年に建設用地を取得[4]2006年には展示・設計や基本設計選定事業者をプロポーザル方式によって選定し、2008年以降順次工事を開始し、2011年7月10日の開館を迎えた。

主な展示物[編集]

2009年国宝に指定された『合掌土偶』をはじめ、八戸市各地の遺跡で発掘された縄文時代の土器や漆器などが多数展示されている。

また、1961年に市に寄贈され、市内の各館(是川考古館・歴史民俗資料館など)にて展示されていた「泉山コレクション」を当館へ移動[5]させて展示している。

文化財[編集]

土偶(合掌土偶)

国宝[編集]

  • 土偶 1箇 青森県八戸市風張1遺跡出土(通称合掌土偶)2009年指定[6]

重要文化財[編集]

  • 青森県是川遺跡出土品 1962年指定、2011年追加指定[7]
    • 土器・土製品 393点
    • 木器・木製品 19点
    • 漆製品 21点
    • 石器・石製品 200点
    • (以上大正・昭和年間出土)
    • 土器・土製品 109点
    • 木器・木製品 72点
    • 漆製品 80点
    • 石器・石製品 61点
    • 骨角製品 8点
    • (以上平成5・11 - 16年出土)
  • 青森県風張1遺跡出土品 1997年指定[8]
    • 土器類 131点
    • 土製品類 176点
    • 石器・石製品類 356点
    • 附 炭化米 2粒

是川館が登場する作品[編集]

映画『ライアの祈り』(2015年):森沢明夫の同名小説を映像化。宇梶剛士演じる考古学者の勤務先として館内でロケが行われた。

アクセス[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 八戸市縄文学習館:トップページ Archived 2010年7月23日, at the Wayback Machine.より(2011年7月11日閲覧)
  2. ^ 八戸市議会:2004年3月定例会議事録「3月1日 - 2号」より
  3. ^ 八戸市議会:2005年6月定例会議事録「6月14日 - 3号」より
  4. ^ 八戸市議会:2006年6月定例会議事録「6月13日 - 3号」より
  5. ^ 泉山コレクションを移動/八戸 47NEWS<東奥日報より配信>:2011年5月21日(2011年7月11日閲覧)
  6. ^ 平成21年7月10日文部科学省告示第100号
  7. ^ 平成23年6月27日文部科学省告示第110号
  8. ^ 平成9年6月30日文部省告示第131号

関連項目[編集]