公立刈田綜合病院

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Japanese Map symbol (Hospital) w.svg 公立刈田綜合病院
Kattahosp.JPG
情報
標榜診療科 内科、消化器科、呼吸器科、循環器科、神経内科、小児科、外科、心臓血管外科 脳神経外科、整形外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科 リハビリテーション科、麻酔科、放射線科
許可病床数

308床
一般病床:300床


感染症病床:4床


結核病床:4床
開設者 白石市外二町組合
管理者 山田裕一(白石市長)
開設年月日 1949年6月
所在地
989-0231
宮城県白石市福岡蔵本字下原沖36番地
位置 北緯38度0分43.1秒
東経140度36分33.6秒
座標: 北緯38度0分43.1秒 東経140度36分33.6秒
PJ 医療機関
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公立刈田綜合病院(こうりつかったそうごうびょういん)は、宮城県白石市にある病院である。白石市・蔵王町・七ヶ宿町より構成される白石市外二町組合が設置している公立病院。「東北大学NPO法人艮陵協議会」に所属する東北大学の基幹拠点病院であり、医師の卒後臨床研修指定病院である。

歴史[編集]

明治15年3月、宮城県立宮城病院(現在の東北大学病院)白石分院として設立
  • 1884年 6月 同分院廃止
  • 1885年 2月 刈田郡立病院として再開設 診療科 : 内科、外科
  • 1890年 2月 白石町外10ヶ村組合(白石町、円田村、白川村、宮村、福岡村、大平村、大鷹沢村、斎川村、越河村、小原村、七ヶ宿村)公立刈田病院創立
  • 1895年 4月 白石町外9ヶ村組合(円田村離脱)公立刈田病院設置の件答申(同年6月許可)
  • 1923年 3月 小児科、耳鼻咽喉科、産婦人科、放射線科新設
  • 1943年 2月 日本医療団宮城支部に吸収
  • 1945年 4月 日本医療団白石病院と改称(同年11月許可)
  • 1949年 5月 日本医療団宮城支部解散に伴い閉鎖
  • 1949年 6月 白石町外9ヶ村組合において公立刈田綜合病院として発足
  • 1954年 4月 白石市外3ヶ村(宮村、小原村、七ヶ宿村)組合に変更
  • 1955年 4月 白石市外1町2村(宮村と円田村が合併し蔵王町となる)組合に改称
  • 1957年 4月 白石市外二町(七ヶ宿町制施行)組合に改称
  • 1959年 2月 我が国最初の公立病院ベッドスクール開校
  • 1962年 4月 病床数299床(一般212床、結核60床、伝染27床)診療科7科(内科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科)
  • 1963年 4月 地方公営企業法に基づく財務規定適用 診療科9科(内科、小児科、外科、整形外科、皮膚・泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科、理学診療科)
  • 1968年 4月 麻酔科を新設し診療科10科
  • 1968年 6月 白石女子高等学校衛生看護科、病院実習開始
  • 1969年 2月 救急病院の指定 病診連携による救急医療体制を確立するため、当院の機能、施設、設備のオープン化(白石方式セミオープンシステム)実施
  • 1976年 5月 重症救急患者の2次診療を実施
  • 1978年 5月 人工透析医療を開始
  • 1980年10月 病院群輪番制を実施
  • 1981年10月 CTスキャナ導入
  • 1986年 4月 病床数316床(一般275床、結核28床、伝染13床)
  • 1987年 4月 皮膚科・泌尿器科を分離し診療科11科
  • 1990年 4月 循環器科が内科より独立し診療科12科
  • 1992年 8月 病床数304床に減床(一般275床、結核16床、伝染13床)
  • 1993年11月 病床数298床に減床(一般275床、結核16床、伝病7床)
  • 1995年 4月 MRI稼働
  • 1997年 3月 災害拠点病院の指定
  • 1997年 6月 病床数290床に減床(一般275床、結核8床、伝染7床)
  • 1997年11月 心臓血管連続撮影装置稼働
  • 2002年 5月 新病院開設 病床数308床(一般300床、感染4床、結核4床) 診療科17科(内科、消化器科、呼吸器科、循環器科、外科、小児科、整形外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科、(以上既設診療科14科)、麻酔科、神経内科脳神経外科、心臓血管外科(新設診療科3科)
  • 2003年 4月 放射線科を開設し、診療科18科となる
  • 2003年10月 臨床研修病院の指定を受ける
  • 2003年12月 地域がん診療連携拠点病院の指定を受ける
  • 2005年 8月 (財)日本医療機能評価機構より病院機能評価の認定を受ける
  • 2008年 3月 全身用コンピュータ断層装置(64列CTシステム)導入
  • 2008年 4月 院内保育所開設(白石市福祉センター内)
  • 2009年 1月 第6病棟休止
  • 2009年 2月 公立刈田綜合病院改革プラン策定
  • 2010年 3月 MRI撮影装置更新(1.5テスラ)
  • 2011年 2月 第6病棟再開
  • 2011年 4月 回復期リハビリテーション病棟開設
  • 2012年 2月 デジタル式乳房X線撮影装置(マンモグラフィー)更新、循環器系X線診断装置(心臓カテーテル装置)更新
  • 2012年 6月 人工透析室8床増床(計50床)
  • 2013年 3月 院内保育所落成式 名称「どんぐり保育所」として運用開始

施設[編集]

空港のロビーをイメージした広く開放感のある受付

前身である宮城病院白石分院本館は、1882年に建築された県内最古の洋式病院建築といわれている。その後、組合立の病院となり、1954年には今の 白石第一小学校校庭に移築され、中央公民館、図書館として活用された。現在は白石市図書館前に移転し、文化財保存庫となっている。建物の重要性を踏まえ、2008年7月、市の有形文化財(建造物)に指定された(現在は解体・保存)。 2002年白石市中心部から現在の丘の上へ新病院として建築された。芦原太郎北山恒堀池秀人の3名によって設計された建物はスイ スの建築家ル・コルビュジエ設計のサヴォア邸を彷彿とさせる。全3層の低層構造となっており、1層目はピロティ+受付、外来、2層目は事務棟、3層目が病棟と分かれている。3層目の病棟には中庭が配置され、全ての病室が中庭もしくはテラスに面するよう配慮されており、刈田病院のテーマでもある「癒しの空間」を実現している。同病院などを含む都市景観づくりが評価され、2002年に白石市はイタリアの建築賞デダロ・ミノッセ賞の国際建築スポンサー賞を受賞した[1][2]

診療科[編集]

  • 内科
  • 消化器科
  • 呼吸器科
  • 循環器科
  • 神経内科
  • 小児科
  • 外科
  • 心臓血管外科
  • 脳神経外科
  • 整形外科
  • 産婦人科
  • 眼科
  • 耳鼻咽喉科
  • 皮膚科
  • 泌尿器科
  • リハビリテーション科
  • 麻酔科
  • 放射線科

指定医療機関[編集]

  • 保険医療機関
  • 労災保険指定病院
  • 母体保護法指定医療施設
  • 生活保護法指定医療機関
  • 結核予防法指定医療機関
  • 被爆者一般疾病医療機関
  • 救急指定医療機関
  • 第2種感染症指定医療機関
  • 身体障害者福祉法指定医療機関
  • 自立支援医療指定医療機関(更生医療、精神通院医療)
  • 療育医療指定医療機関
  • 宮城県地域周産期母子医療センター
  • 特定疾患治療研究事業委託医療機関
  • 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
  • 災害拠点病院(地域災害医療センター)
  • 協力型臨床研修病院

施設認定[編集]

  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 日本病理学会研修登録施設
  • 日本整形外科学会専門医研修施設
  • 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設関連教育施設
  • 日本脳神経外科学会専門医指定訓練施設
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設
  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 日本呼吸器学会認定施設
  • 日本消化器外科学会専門医修練施設
  • 日本食道学会全国登録認定施設
  • 日本周産期・新生児医学会周産期母体・胎児専門医の暫定研修施設
  • 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
  • 日本静脈経腸栄養学会 NST稼働施設
  • 薬学生実務実習受入施設

脚注[編集]