円融寺 (勅願寺)

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円融寺(えんゆうじ)は、かつて京都に存在した円融天皇の御願寺。

概要[編集]

円融寺は、円融天皇勅願寺として983年永観元)に創建された。984年(永観2)に円融天皇は譲位し、朱雀院上皇と称された。翌985年寛和元)に上皇は出家し、以後、円融寺に居住し続けた。991年正暦2)、上皇は同寺にて没した。上皇の陵墓は円融寺に営まれた。以上のことから、上皇は「円融院」と追号された。

円融天皇没後の円融寺は、次第に衰退していき、平安時代末になると藤原実能が同寺址に山荘を建てた。山荘内には徳大寺または得大寺という寺院が創建され、実能の子孫は徳大寺家を称した。室町時代の1450年宝徳2)、細川勝元は徳大寺家から山荘を譲り受けると、同地に竜安寺を創建した。