円融寺 (目黒区)

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円融寺
Enyuuji temple Shaka-do 2010.jpg
釈迦堂
所在地 東京都目黒区碑文谷1-22-22
位置 北緯35度37分10.6秒
東経139度41分22.8秒
山号 経王山
院号 文殊院
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 伝・853年(仁寿3年)
開基 伝・円仁
正式名 経王山文殊院円融寺
經王山文殊院圓融寺
札所等 関東百八地蔵尊霊場98番
文化財 釈迦堂(重要文化財)ほか
法人番号 2013205000068
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円融寺山門
円融寺仁王門

円融寺(えんゆうじ)は、東京都目黒区碑文谷にある天台宗の寺院。圓融寺とも表記される。山号は経王山。

歴史[編集]

かつては、妙光山法服寺と称し、天台宗の寺院であった。寺伝では853年(仁寿3年)円仁(慈覚大師)が法服寺を建立したという。1283年(弘安6年)日蓮の弟子・日源により、日蓮宗に改宗し、妙光山法華寺と改称した。中世から近世にかけては吉良氏徳川氏の外護を受け、坊舎18、末寺75箇寺を数えた。1630年(寛永7年)身池対論には法華寺から日進が臨んでいる。法華寺は不受不施派の寺院として江戸幕府の弾圧を受け、改宗を余儀なくされ、1698年(元禄11年)再び天台宗の寺院となった。1834年(天保5年)経王山円融寺と改称する。不受不施派とは、法華経信者以外からは施しを受けず、与えずという一派で、日蓮宗本山の久遠寺と対立し、江戸幕府からも弾圧された。日源の法脈は、当寺の改宗をもって完全に途絶えていった。当寺の尊像など、祖師像は妙法寺三宝尊像は立源寺、釈迦如来涅槃之図は常円寺、法華門は妙法寺摩耶夫人像は摩耶寺など、所縁寺院に引取られていった。

文化財[編集]

重要文化財(国指定)
釈迦堂 - 室町時代の建立。入母屋造、銅板葺き。
東京都指定有形文化財
木造金剛力士(仁王)像 - 永禄2年(1559年)の作
目黒区指定文化財
仁王門
日源上人五重石塔
その他
梵鐘 - 寛永20年(1643年)鋳造(重要美術品

交通アクセス[編集]

関連項目[編集]