凪のお暇

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凪のお暇
漫画
作者 コナリミサト
出版社 秋田書店
掲載誌 Eleganceイブ
Champion タップ!
レーベル A.L.C.・DX
発表号 Eleganceイブ:2016年8月号 - 連載中
Champion タップ!:2017年1月26日 - 2018年4月12日
発表期間 2016年6月25日 -
巻数 既刊6巻(2019年9月13日現在)
テレビドラマ
原作 コナリミサト
脚本 大島里美
演出 坪井敏雄、山本剛義、土井裕泰、大内舞子
制作 TBS
放送局 TBS系列
放送期間 2019年7月19日 - 9月20日〈予定〉
話数 10
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画 テレビドラマ
ポータル 漫画 テレビドラマ

凪のお暇』(なぎのおいとま)は、コナリミサトによる日本漫画作品。『Eleganceイブ』(秋田書店)にて、2016年8月号から連載中。また、同社のWEBコミックサイト『Champion タップ!』にて、2017年1月26日から2018年4月12日まで番外編を連載。累計部数は200万部を突破している[1]。2019年7月19日からのTBSの「金曜ドラマ」でドラマ化が決定した[2]

あらすじ[編集]

節約が趣味の28歳OLの主人公・大島凪は、常に空気を読んで周囲に合わせて目立たず謙虚に振る舞い、くせ毛を時間をかけてストレートに整えるなど女子力の高い自分を作り上げていた。ある日、凪を蔑む同僚たちの陰口を知り、さらに隠れて交際している慎二が性行為目当ての旨を彼の同僚らに話しているのを目撃し、過呼吸で倒れる。以後、会社を辞め、家財を処分し都心から郊外へ転居、全ての人間関係を断ち切った凪は、ゼロから新しい生活を始める。

登場人物[編集]

主人公[編集]

大島 凪(おおしま なぎ)
主人公。28歳。
三軒茶屋在住で経理部所属のOL。社内では空気を読んでばかりで思うように振る舞えない生活を送る。
まっすぐストレートのロングヘアが特徴。しかし実はひどい縮毛で、毎朝1時間かけてストレートに整えている。
顔は華やかなタイプではないが、巨乳でスタイル抜群。唯一の趣味は節約。
心の支えは営業部のエースである我聞慎二と周囲に内緒で交際していることで、将来は慎二と結婚し勝ち組になることを夢見る。しかし慎二が、凪と会うのは性行為だけが目当てだと同僚に話しているのを目の当たりにしたことで、空気を読み続けたストレスが爆発し過呼吸を発症して倒れる。
この事件を機に退職し、家財も人間関係もすべて断捨離して、三軒茶屋から立川市の六畳一間のアパートの102号室へ転居。しかしOL時代よりも圧倒的に空気のおいしい生活に満足し、当面のあいだ無職期間を「お暇」と称して満喫することを決める。
空気を読み続けた従来の自分から変化を遂げる決意をし、会計間違いをした店員や、ハローワークで落ち込んでいる坂本に声を掛けるなど、積極的に周囲と関わっていく。さらに新居へ接触してきた慎二に対して決別を言い渡したり、再会した足立に意見を申す気丈な一面も見せるようになる。一方で唯一自分の母親にだけ空気を読んでいる会話をしている。
ゴンの穏やかさに惹かれて交際し、合鍵も所持する。しかしあまりにも周囲に分け隔てのないゴンの姿や、エリィや慎二の忠告を受け、自分が廃人になる危険性を感じ別れた。この時に合鍵もゴンに返している。
スナックのママから店のボーイが辞めたばかりの穴埋めにスカウトされ、当面の間そこで働く。
我聞 慎二(がもん しんじ)
凪が勤めていた大企業の営業部のエース社員で、経理部など他部署からも愛される会社中の人気者のイケメン。仕事が滅茶苦茶できる高年収の28歳。
相手が何を言われたいか、どんな態度で接して欲しいかを難なく計算して察することができる。ただし凪には通用しない。
凪の交際相手で、まっすぐストレートの髪の女性が好みであったことから凪と交際する。しかし徐々に、自身と正反対で空気を読むことにいっぱいいっぱいになっている人間くささや、早朝に起きて縮毛をストレートに整える健気な姿を目の当たりし、凪に心から惹かれるようになる。一方で心から惹かれるからこそモラハラのように高圧的な態度で凪に接した結果、凪の退職や断捨離生活の原因となる。経理部から凪の新しい住所を聞きだしたことを機に、再び凪への接触を図る。
再会した凪に対して、髪型や暮らしぶりをディスリスペクトした結果決別を言い渡される。しかし今でも凪に執着し恋心を引きずっている。
堅実な公務員の父と美人で天然の母を持つ理想的な家庭の様子を見せ凪に憧れを抱かせるが、その実態は兄・慎一の中学受験失敗以来家庭は崩壊の一途で、父は4人の愛人や非嫡出子がおり、母は整形依存症、さらに慎一は実家を避け音信不通となっている。それでも体裁を保とうとする両親に辟易している。
第5巻で市川から好意を寄せられるようになる。

凪の隣人・友人・その周辺人物[編集]

安良城 ゴン(あらしろ ゴン)
アパートの103号室の住民。クラブイベントのオーガナイザーをしている。
長髪と顎髭、さらにタトゥーのある腕など堅気でない風貌から当初は凪に怖がられる。しかしゴンのベランダで熟していたゴーヤの実の美味しさを凪が教えたところその優しい人柄を知ることとなり、以来隣人として交流が始まる。
自由気ままな生活を送る穏やかな性格の持ち主。目の前の人には優しく来るもの拒まずな性格から、男性からは居心地の良さを感じられ、女性からはその優しさ故によくモテる。やがて凪も心と体を許すようになる。
しかし、全ての人間に優しく寛容なのは誰に対しても期待してないということ、誰か一人だけを特別扱いしないということでもある。また距離感が普通以上に近く中毒性が高い優しさと、目の前にいない人間には約束を反故にするなど誠実ではなくなる姿から、エリィ達には「モーゼの海割り」「メンヘラ製造機」と称されている。一方でゴン自身も、決して悪気がないのに交流した人物が軒並み廃人になってしまうことに虚無や悲哀を感じてきた。
慎二の指摘やうららの母の励ましにより廃人になる危険性に気づいた凪に「どんな味が食べられるか楽しみなちぎりパンのような人」「成人男性目線で見た妖艶で魅力的な女子中学生のような人」とたとえられ、別れを切り出される。この時、凪から合鍵を返された。初めて自身に関わっても廃人にならなかった凪の気丈さに惹かれて、初めて恋心を抱くようになる。
吉永さん
アパートの202号室の住民。凪の真上の部屋に暮らしている老女。凪がアパートの中で最初に知り合った住人。自動販売機のおつりを探ったり、パン屋でパンの耳を恵んでもらうなど、貧しげな身なりや言動から近隣住民に「おつり漁りババア」と呼ばれている。
しかしその後ベランダから落下したももひきを凪が届けに行ったところ、シニア料金でレンタルした映画ホームシアター化した自宅で鑑賞するほどの映画好きであることや、パンの耳で作った節約菓子とともに日々を満喫していることが発覚する。この姿を目撃したことで、凪も物持ちの少ない生活を全力で楽しむ決意をする。
慎二が白い恋人を手土産に訪ねてきた際には、凪が留守だったため、白い恋人を条件に自宅に招待する。
うらら
アパートの101号室の住民。小学5年生で猫のような女の子。
家ではあやとりで遊んだり、母が買っておいてくれているビスケットを食べて過ごしている。
凪のもふもふのワンちゃんの様なくせ毛を気に入るが、凪を含める大人たちに対してクールに振る舞っている。
一方で学校の同級生に対しては明るくひょうきんで流行に敏感な自分を演じている。それを目撃した凪に、流行に乗れない悔しさや母親が在宅していない寂しさを、涙ながらに初めて吐露する。それを聞いた凪が、自身も母子家庭で寂しい少女時代を送っていたことから、あやとりでのアクセサリー作りや牛乳で溶かして食べるビスケットといった遊びを提案したところ、その遊びに感動し心を開くようになる。
これ以降、学校の同級生にも等身大の自分を見せるようになったほか、凪と一緒に節約料理や遊びに興じるようになる。
みすず
うららの母親。夫とは死別し、女手ひとつでうららを育てている。
仕事で多忙ゆえに自宅に不在がちになっているが、在宅時にはうららと一緒に遊ぶなど愛情を注いでいる。
美人で謙虚な性格から、うららの学校の保護者らから会えばマウンティングされ陰で粗探しされているが、実はショッピングモール建設現場の職長でクレーン車の操縦をしており、うららからは誇られている。
アパートでは凪と最も年格好が似ているのもあって良き相談相手。やがて凪に運転を教えるようになる。
坂本 龍子(さかもと りょうこ)
凪がハローワークで知り合った女性。28歳。
窓口の職員に高圧的に接せられていた姿を見かねた凪が声を掛ける。 
知り合ったばかりの凪に「前向きな気持ちになる石のブレスレット」を買わせようとする。勇気を振り絞って断った凪に絶縁されかけたが、その後涙ながらに謝罪と後悔の思いを述べて以来、凪に頼まれ、そういった付き合いとは一線を引いた友人となる。以来節約料理の紹介や恋話などに興じるようになる。
成績優秀で育ち最高峰の大学を卒業したが、コミュニケーション能力の低さから就職活動は失敗、やっと入社した会社では高学歴をやっかまれて退職。以後は転職を繰り返してきた;
沖田
坂本の大学時代の先輩。
合同企業説明会で坂本と再会する。現在、坂本と交際中。
エリィ
ゴンの女友達でクラブイベントのダンサー
凪と遭遇した当初からゴンの中毒性を忠告する。やがて凪が合鍵を所有している姿を目撃したことから、自身がゴンの元彼女であったことを示唆しつつ、凪に彼の中毒性を「モーゼの海割り」と引き合いに出して懇々と忠告する。
モル
ゴンが凪と同時進行で肉体関係を持っていた、絵を描くことが好きな美大生。
凪同様、エリィにゴンの中毒性を忠告されていたが目を逸らしていた。やがて好きな描画も手がつかないほどゴンに依存した挙句、ゴンに鉛筆を刺そうとする。最終的に置き手紙を残して破局。

慎二の職場・その周辺人物[編集]

足立
凪の元同僚。
大きな仕事で手柄を獲得し上司に気に入られているが、自身に与えられた雑務を凪に丸投げしてきた。
仕事ができるサバサバした女と自負しているが、実は男性との縁がないことを気にし、周囲に内緒で肌の露出が多い服装で婚活パーティーに参加している。
凪が退職後にたまたま坂本の誘いで参加した婚活パーティーで再会。その際にも在職中の凪の様子を坂本に面白おかしく暴露し、おとなしい性格を叱責するなどマウンティングするが、凪に意見される。
江口
凪の元同僚。
海外旅行が趣味。度々「母が骨折」など嘘をつき[注 1] 凪に仕事を押し付け、飲み会に参加するなどしてきた。また、プライベートにおいても凪がおとなしいことにつけ入り、マウンティングしてきた。
織部
凪の元同僚。
仕事においては自身の失敗を凪に被ってもらう一方で、足立・江口とのグループラインで、凪の様にはなりたくないと発言する。
じゃんけんに負けて、凪が在職時に受け持っていた仕事を引き継ぐが、仕事量の多さや苦労を実感し、それらを顔に出さずにこなしていた凪を初めて見直すこととなる。
梅竹
小倉
慎二が所属する営業部の同僚。眼鏡が特徴。凪の過呼吸の現場に居合わせた。
第5巻で童貞であることが営業部社員により暴露される。市川のことを「男にやたら色目使っている」と慎二に悪口を言っていた。
慎二の後輩
慎二や小倉と共によく営業にまわる後輩。パーマのような髪形が特徴。凪の過呼吸の現場に居合わせた。
小倉が呆れるほどに慎二のことを尊敬している。特に無意味に人の悪口を言わない点を評価しているが、一方で慎二に彼女の話題を振ったら珍しく悪口を連ねたことを疑問視している。
第5巻の時点で姓名とも不明。
慎二が小倉たちとともに行ったキャバクラの嬢。
リセットする前の凪に似ており、慎二にとって凪についての愚痴の相手となる。
慎二の女性観を「小学3年生」「端的に言ってクソ」と笑顔ながらに罵倒する。
市川 円(いちかわ まどか)
慎二の部署に大阪から栄転してきた、慎二好みの外見の女子営業社員。25歳。
かわいい容姿と八方美人な言動で多くの取引先を獲得してきた。一方で、周囲と円満な関係を築きたい本人の意図とは裏目に出て、現場の雰囲気を不穏にしたり同性を敵に回したりすることから、周囲から「空気クラッシャー」と称されてきた。また能力や作業よりも容姿を評価されたり、色目で成果を挙げてきたと噂されていることに虚しさを感じている。
そんななか悪い噂を一蹴して気に留めずに仕事ぶり自体を評価し、噂について直接質問を投げかけていても「八方ブスよりは良い」と評する慎二に好意を抱いていく。

スナックバブル[編集]

ママ
自転車で転倒して怪我を負った凪が駆け込んだスナック「バブル」の店主。バブル時代を彷彿とさせる個性的な髪型が特徴。
凪を見て勘が働き、店のボーイが辞めたばかりの穴埋めにスカウトする。
凪や店員に対してはぶっきらぼうだが、根は親切で、凪の仕事の几帳面さを評価している。
ロン
スナック「バブル」のホステス中国人。店ではキュートな愛されキャラで客に親しまれている。
日本のアニメーションを学びに来日し、学校のクリエーター展で出展しているところをスナックのママに声をかけられ、学費目的で働き始める。
ジェーン[注 2]
スナック「バブル」のホステスのフィリピン人。話し言葉は関西弁
国の家族を支えるための出稼ぎ目的で来日。日本のお笑いが大好きで、全国津々浦々コントライブの追っかけをしている。
桃園
スナック「バブル」の新規客。
会話の内容が悪口ばかりのうえ、「バブル」の常連客を見下す姿に凪からは苦手視される。一方で金払いは悪くないのでスナックのママから「桃ちゃん」と呼ばれ気に入られている。

凪の家族[編集]

大島 夕(おおしま ゆう)
凪の母。48歳。会社勤めのころの凪を彷彿とさせる。夫は凪の幼少期に蒸発し、現在はとうもろこし農業で働いている。
体裁を気にする上に娘を思い通りに操ろうとする毒親で、凪からは疎遠にされている。
凪が唯一逆らえない相手。
いとこの結婚式に出席するために東京に行く旨を電話で凪に伝えており、娘に会えるのを楽しみにしている。

書誌情報[編集]

  • コナリミサト 『凪のお暇』 秋田書店〈A.L.C.・DX〉、既刊6巻(2019年9月13日現在)
    1. 2017年06月25日発行(2017年06月16日発売[3])、ISBN 978-4-253-15637-0
    2. 2017年11月25日発行(2017年11月16日発売[4])、ISBN 978-4-253-15638-7
    3. 2018年01月25日発行(2018年01月16日発売[5])、ISBN 978-4-253-15640-0
    4. 2018年07月25日発行(2018年07月13日発売[6])、ISBN 978-4-253-15641-7
    5. 2019年02月25日発行(2019年02月15日発売[7])、ISBN 978-4-253-15644-8
    6. 2019年09月25日発行(2019年09月13日発売[8])、ISBN 978-4-253-15646-2

受賞歴[編集]

  • 第8回ananマンガ大賞受賞[9]
  • 第11回マンガ大賞ノミネート作品第3位[10]
  • 宝島社『このマンガがすごい!2019』オンナ編第3位[11]
  • 宝島社『SPRiNG』カルチャーアワード2018マンガ部門大賞
  • 第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞[12]

テレビドラマ[編集]

凪のお暇
ジャンル 連続ドラマ
原作 コナリミサト
『凪のお暇』
脚本 大島里美
演出 坪井敏雄
山本剛義
土井裕泰
大内舞子
出演者 黒木華
高橋一生
中村倫也
市川実日子
瀧内公美
大塚千弘
藤本泉
水谷果穂
唐田えりか
中田クルミ
白鳥玉季
谷恭輔
田本清嵐
片平なぎさ
武田真治
吉田羊
三田佳子
音楽 パスカルズ
エンディング miwaリブート
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 中井芳彦
製作 TBS
放送
映像形式 文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2019年7月19日 - 9月20日〈予定〉
放送時間 金曜 22:00 - 22:54
放送枠 金曜ドラマ
放送分 54分
回数 10
公式サイト

特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
テンプレートを表示

2019年7月19日からTBS系「金曜ドラマ」で放送されている[1]。主演は黒木華[1]

原作が連載中ということもあり、第7話以降は完全にドラマオリジナルの展開となる[13]

キャスト[編集]

エレガンスパレス[編集]

KONARY[編集]

ゴンの仲間[編集]

スナック「バブル」[編集]

その他[編集]

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル ラテ欄[21] 演出 視聴率
Paravi[22] HP[23]
第1話 7月19日 凪、恋と人生をリセットする アラサー女子が人生リセット!
これはあなたの物語
坪井敏雄 10.3%[24]
第2話 7月26日 凪と新しい恋と、リセットされた男 アプローチは突然に 09.5%[25]
第3話 8月02日 凪、そのキスで確信する 私そのキスで確信しました 山本剛義 09.1%[26]
第4話 8月09日 今カレVS元カレ 今彼VS元彼 09.8%[27]
第5話 8月16日 凪、お暇復活! 号泣する男が救いたかったもの 坪井敏雄 08.6%[28]
第6話 8月23日 オフィスらぶで壊れそう オフィスらぶでこわれそう 山本剛義 10.3%[29]
第7話 8月30日 凪、夢を描く グッドラック アンド・グッドバイ 土井裕泰 10.8%[30]
第8話 9月06日 凪、北国へ行く ずっとあなたが好きだった 涙のスイートメモリーズ 大内舞子 09.9%[31]
第9話 9月13日 凪、慎二、家族をリセットする 最終章〜前編 凪、ついに結婚へ!! 山本剛義 10.3%[32]
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)

ドラマと原作での設定の相違点[編集]

  • 凪と慎二の勤務先は原作ではデンモクメーカーだが、ドラマでは空気清浄機などの家電メーカーとなっている。
  • 慎二およびOL時代の凪の居住地が、原作では三軒茶屋だが、ドラマでは中目黒となっている。
  • 凪の自転車が原作では第4巻にて立川で購入するが、ドラマでは当初から所有しており、第1話で中目黒から立川へ引っ越す際に自転車で移動している。
  • 凪の引っ越し先のアパートで、原作では洗濯機を個人所有しているが、ドラマでは共用である。またドラマの第2話で凪はコインランドリーを利用している。
  • 凪の豆苗は原作では立川の新居でも同じもの(1つのもの)を育て続けている。一方ドラマでは都内の旧居に放置し、その後、新たに購入した(2つ目の)豆苗を新居で育てている。そして放置したものは慎二が回収し自宅に置いている。
  • 「スナックバブル」の設定が異なる。原作では第4巻にて、立川近辺で自転車で負傷した凪が発見し、慎二は第5巻にて取引先の紹介で店に赴く。ドラマでは第1話の時点で中目黒にある慎二の行きつけの店として登場し、のちに立川に程近い国分寺に二号店を出店したところを凪が発見する。
  • 原作では、慎二の兄・慎一は最新刊時点で未登場だが、ドラマではライフスタイルコンサルタントの設定で登場している。
  • 杏の設定は、原作では慎二が取引先に紹介されたキャバクラ嬢だが、ドラマでは「スナックバブル」のホステスである。このためドラマでは未登場のロンとジェーンの役割を一部兼ねている。
  • 「スナックバブル」のママは、ドラマでは武田真治演じる女装家となっているが、原作では外見は女性にみえる一方で特にLGBTの描写や性別について明確な設定はない。また氏名はなかったが、ドラマでは第8話以降「中禅寺森蔵」の役名が設定された[注 3]
  • 凪の仕事の引継ぎが、原作ではジャンケンで決めていたが、ドラマではカットされている。
  • 坂本がドラマでは第2話にて凪のアパートの向かい側にある集合住宅へ引っ越してくるが、原作では引っ越しの描写はない。これに伴い、原作の二人はしばしば公園でお茶をするのに対して、ドラマでは凪のアパートの共用スペースでお茶している。
  • 沖田のブラック企業と坂本の関係性が、原作の坂本は凪の忠告で入社を踏み留まるが、ドラマでは第5話の終盤で入社し、第6話まで勤務している。また企業の業務内容が、原作では「ふんわりはぐらかされて不透明」とされているが、ドラマでは詐欺紛いの副業支援セミナーを実施する企業となっている。

評価[編集]

  • TBS FREE、GYAO!TVerを合わせた第1話無料見逃し配信の再生数が196万回を超え、2014年10月からの無料見逃し配信において、TBSドラマ初回放送としては過去最高記録となった[33]
TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
インハンド
(2019年4月12日 - 6月21日)
凪のお暇
(2019年7月19日 - 9月20日〈予定〉)
4分間のマリーゴールド
(2019年10月〈予定〉 - )

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 江口は何度も「母が骨折」と言って凪に仕事を押し付けており、凪も内心では彼女の嘘には気付いていたが人間関係を悪化させないために、嘘に気付かないフリをして仕事を引き受けていた
  2. ^ Eleganceイブ誌上では当初ターシャとなっていたが、単行本では修正されている。また、Eleganceイブ2019年2月号でジェーンとなっている。
  3. ^ 2019年9月6日放送の『ぴったんこカン・カン』のロケで、ママを演じる武田から自身の役名が欲しいと要望され、高橋一生がロケ地から名字の「中禅寺」、安住紳一郎(TBSテレビアナウンサー)が名前の「森蔵」をそれぞれ命名。番組のエンディングで正式に役名が決まったことが発表された。

出典[編集]

  1. ^ a b c “凪のお暇:黒木華主演で7月に実写ドラマ化“人生リセット”描く人気マンガ”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年5月20日). https://mantan-web.jp/article/20190519dog00m200022000c.html 2019年5月20日閲覧。 
  2. ^ “黒木華『凪のお暇』連ドラ化で主演 “天パ”ヒロインに起用「明るく楽しく一生懸命頑張りたい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年5月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2135715/full/ 2019年5月20日閲覧。 
  3. ^ 凪のお暇 第1巻”. 秋田書店. 2019年5月21日閲覧。
  4. ^ 凪のお暇 第2巻”. 秋田書店. 2019年5月21日閲覧。
  5. ^ 凪のお暇 第3巻”. 秋田書店. 2019年5月21日閲覧。
  6. ^ 凪のお暇 第4巻”. 秋田書店. 2019年5月21日閲覧。
  7. ^ 凪のお暇 第5巻”. 秋田書店. 2019年5月21日閲覧。
  8. ^ 凪のお暇 第6巻”. 秋田書店. 2019年9月13日閲覧。
  9. ^ 第8回ananマンガ大賞はコナリミサト「凪のお暇」、断捨離女子を描くラブコメ”. コミックナタリー (2017年12月27日). 2018年8月31日閲覧。
  10. ^ 過去のマンガ大賞・ノミネート作品”. マンガ大賞. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月7日閲覧。
  11. ^ 【公式発表!!】『このマンガがすごい!』ランキングを一挙大公開!!”. このマンガがすごい!WEB. 2019年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月7日閲覧。
  12. ^ “第22回文化庁メディア芸術祭受賞作品発表” (プレスリリース), 文化庁, (2019年3月1日), http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/__icsFiles/afieldfile/2019/02/26/a1413903_02.pdf 2019年6月7日閲覧。 
  13. ^ オトナンサー編集部 (2019年8月16日). “放送前から一転、「凪のお暇」キャスティングに称賛 P語る、凪への「まなざしの温かさ」”. オトナンサー. 2019年9月4日閲覧。
  14. ^ “中村倫也がドラマ「凪のお暇」で人たらしの隣人ゴン役、原作を読んで「ほっこり」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年6月14日). https://natalie.mu/eiga/news/335514 2019年6月14日閲覧。 
  15. ^ a b c “ドラマ「凪のお暇」市川実日子、吉田羊、片平なぎさら13人の追加キャスト発表”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年6月21日). https://natalie.mu/eiga/news/336556 2019年6月21日閲覧。 
  16. ^ “高橋一生『凪のお暇』で黒木華の元カレ役 不器用な役柄に共感「人間味を感じて愛らしい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月7日). https://www.oricon.co.jp/news/2137069/full/ 2019年6月7日閲覧。 
  17. ^ “武田真治、スナックの“ママ”役に「思い切ったキャラクター」 15年ぶりTBS連ドラ出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年7月12日). https://www.oricon.co.jp/news/2139927/full/ 2019年7月12日閲覧。 
  18. ^ 『凪のお暇』ファーストサマーウイカが連ドラ初レギュラー!1話ごとに違う役柄で登場”. TBSホット情報 (2019年7月4日). 2019年7月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2019年7月19日閲覧。
  19. ^ ファーストサマーウイカの黒い十人のウイカ”. TBSテレビ:金曜ドラマ『凪のお暇』. 2019年9月13日閲覧。
  20. ^ “黒木華主演ドラマ「凪のお暇」主題歌はmiwa「大人の女性の前向きな叫び」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2019年6月26日). https://natalie.mu/music/news/337140 2019年6月26日閲覧。 
  21. ^ 該当各日 毎日新聞 テレビ欄
  22. ^ Paravi 凪のお暇
  23. ^ 凪のお暇 あらすじ
  24. ^ “黒木華「凪のお暇」天パー隠さない第1話10.3%”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年7月22日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201907210001571.html 2019年7月22日閲覧。 
  25. ^ “黒木華主演の「凪のお暇」第2話視聴率は9.5%…初回から0.8ポイント減”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年7月29日). https://hochi.news/articles/20190729-OHT1T50076.html 2019年7月29日閲覧。 
  26. ^ “黒木華主演の「凪のお暇」第3話視聴率は9.1%…前回から0.4ポイント減”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年8月5日). https://hochi.news/articles/20190805-OHT1T50058.html 2019年8月5日閲覧。 
  27. ^ “黒木華主演の「凪のお暇」第4話視聴率は9.8%…前回から0.7ポイント上昇”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年8月13日). https://hochi.news/articles/20190813-OHT1T50068.html 2019年8月13日閲覧。 
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  33. ^ 黒木華主演『凪のお暇』初回見逃し配信がTBS過去最高をマーク”. ORICON NEWS. oricon ME (2019年7月26日). 2019年7月28日閲覧。