凪七瑠海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

凪七 瑠海(なぎな るうみ、11月11日[1] - )は、宝塚歌劇団専科に所属する男役スター。

東京都世田谷区[1]田園調布雙葉高等学校出身[1]。身長170cm[1]。愛称は「カチャ」、「エリカ」、「ガチャガチャ」[1]

来歴[編集]

2001年4月、宝塚音楽学校入学。

2003年3月、宝塚歌劇団に89期生として首席入団[2]月組公演「花の宝塚風土記シニョール・ドン・ファン」で初舞台。その後、宙組に配属。

2004年阪急阪神の初詣ポスターモデルに起用される。

2005年7月から1年間、TAKARAZUKA SKY STAGEの第4期スカイ・フェアリーズを愛花ちさきと務める。

2009年、月組公演「エリザベート」に特別出演し、タイトルロールとなるエリザベートを演じる。新人公演主演経験も無い男役が他組の大劇場公演でヒロインを務めるのは、極めて異例である。同年、「カサブランカ」で、新人公演初主演。

2010年、「ジュ シャント」で、バウホール初主演。同年10月、POND'Sの広告キャラクターに、同期の明日海、望海、蓮城、美弥らと共に選抜される。

2013年1月29日付で、月組へ組替え。

2014年、「THE KINGDOM」(日本青年館・ドラマシティ公演)で、美弥るりかとW主演。

2015年、専科公演「オイディプス王」(バウホール公演)では、専科理事の轟悠の相手役として、ヒロイン・イオカステを演じる。

2016年9月5日付で、専科へと異動。

人物[編集]

小学4年からバレエを習っていたが、中学3年の時に「ノバ・ボサ・ノバ」の舞台を観て、宝塚に入りたいと思うようになる[3]

芸名の名付け親は作家の陳舜臣で、イランの詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーから「るうみ」と命名[3]

主な舞台[編集]

初舞台公演[編集]

  • 2003年4月~5月、月組『花の宝塚風土記(ふどき)-春の踊り-/シニョール ドン・ファン』(宝塚大劇場のみ)

宙組時代[編集]

  • 2003年10月〜2004年2月、「白昼の稲妻/テンプテーション!」アラン、新人公演:ルネ(本役:花影アリス
  • 2004年3月、シアタードラマシティ「BOXMAN」アーノルド
  • 2004年5月〜8月、「ファントム」従者、新人公演:ラシュナル(本役:悠未ひろ
  • 2004年10月〜11月、全国ツアー「風と共に去りぬ」ウィリー
  • 2005年1月〜4月、「ホテルステラマリス/レヴュー伝説」新人公演:リンドン・マクレモア(本役:悠未ひろ)
  • 2005年5月〜6月、バウホール「Le Petit Jardin」パトリック
  • 2005年8月〜11月、「炎に口づけを/ネオ・ヴォヤージュ」アート、新人公演:ティーン(本役:悠未ひろ)
  • 2006年1月、バウホール「不滅の恋人たちへ」立会人/船頭
  • 2006年3月〜7月、「NEVER SAY GOODBYE」エンリケ・ロメロ、新人公演:ハンス(本役:七帆ひかる
  • 2006年8月、バウホール「UNDERSTUDY」キャロル・リプケン
  • 2006年11月〜2007年2月、「維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック」新人公演:桂小五郎(本役:北翔海莉
  • 2007年6月〜9月、「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!!」アロンソ、新人公演:ドン・ファン・カルデロ(本役:七帆ひかる) 
  • 2007年10月〜11月、全国ツアー「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!!」マルコス
  • 2008年2月〜5月、「黎明(れいめい)の風-侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-」「Passion 愛の旅」新人公演:アンソニー・ブラック(本役:蘭寿とむ
  • 2008年6月〜7月、「殉情(じゅんじょう)」マモル
  • 2008年9月〜12月、「Paradise Prince/ダンシング・フォー・ユー」トム、新人公演:辰美英次(本役:蘭寿とむ)
  • 2009年2月、中日劇場外伝ベルサイユのばら -アンドレ編-/ダンシング・フォー・ユー」 オスカル/ベルナール(早霧せいなと役替わり)
  • 2009年5月〜8月、月組「エリザベート-愛と死の輪舞-」エリザベート(特別出演) *大劇場ヒロイン
  • 2009年11月〜2010年2月、「カサブランカ」ヤン、新人公演:リック(本役:大空祐飛) *新人公演初主演
  • 2010年3月、バウホール公演「Je Chante(ジュ シャント)-終わりなき喝采-」シャルル・トレネ *バウ初主演
  • 2010年5月〜8月、「TRAFALGAR-ネルソン、その愛と奇跡-/ファンキー・サンシャイン」トム・アレン
  • 2010年9月、蘭寿とむコンサート「“R”ising!!」
  • 2010年11月〜2011年1月、「誰がために鐘は鳴る」ホアキン
  • 2011年3月、日本青年館、バウホール「記者と皇帝」ブライアン・オニール
  • 2011年5月〜8月、「美しき生涯-石田三成 永遠(とわ)の愛と義-/ルナロッサ-夜に惑う旅人-」片桐且元
  • 2011年10月〜12月、「クラシコ・イタリアーノ-最高の男の仕立て方-/NICE GUY!!-その男、Yによる法則-」ジョルジオ・クリスティアーニ
  • 2012年2月、中日劇場「仮面のロマネスクApasionado!!II」アゾラン
  • 2012年4月〜7月、「華やかなりし日々/クライマックス-Cry-Max-」ビリー・ウエッブ
  • 2012年8月〜11月、「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」アンスバッハ、ラップ少佐
  • 2013年1月、ドラマシティ、日本青年館「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」ラリー・バッツ

月組時代[編集]

  • 2013年5月、梅田芸術劇場ME AND MY GIRL」ジャクリーン・カーストン(ジャッキー)/ジェラルド・ボリングボーク(美弥るりかと役替わり)
  • 2013年7月〜10月、「ルパン -ARSÈNE LUPIN-/Fantastic Energy!」ドナルド・ドースン
  • 2013年11月〜12月、梅田芸術劇場・日本青年館 「THE MERRY WIDOW」カミーユ・ド・ロジョン
  • 2014年1月、梅田芸術劇場「風と共に去りぬ」スカーレットⅡ
  • 2014年3月〜6月、「宝塚をどり/明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-/TAKARAZUKA 花詩集100!!」ナイジェル *初エトワール
  • 2014年7月〜8月、梅田芸術劇場・日本青年館「THE KINGDOM」ドナルド・ドースン *W主演
  • 2014年9月〜12月、「PUCK」ライオネル・ジャスパー/「CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-」
  • 2015年2月〜3月、中日劇場「風と共に去りぬ」スカーレットⅡ 
  • 2015年4月〜7月、「1789 -バスティーユの恋人たち-カミーユ・デムーラン 
  • 2015年8月、専科バウホール「オイディプス王」イオカステ *バウ初ヒロイン
  • 2015年11月〜2016年2月、「舞音-MANON- /GOLDEN JAZZ」クリストフ・モラン
  • 2016年3月〜4月、「激情-ホセとカルメン-Apasionado!!III」(全国ツアー)プロスペル・メリメ/ガルシア
  • 2016年6月〜9月、「NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-/Forever LOVE!!」明智光秀

専科時代[編集]

  • 2016年11月、ディナーショー「Evolution!」(宝塚ホテル・第一ホテル東京)
  • 2017年1月、Bunkamuraオーチャードホール「エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート」(外部出演)
  • 2017年10月、第54回「宝塚舞踊会」
  • 2017年9月~12月、「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA」(星組)ヨーゼフ・ゲッベルス
  • 2018年2月、「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」(星組・中日劇場)
  • 2018年11月~12月、「蘭陵王―美しすぎる武将―」(花組・梅田芸術劇場シアタードラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場)蘭陵王 *主演
  • 2019年5月〜9月、「壬生義士伝/Music Revolution!」※予定

受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2017年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、15頁。ISBN 978-4-86649-004-5。
  2. ^ 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、P115。ISBN 9784484146010
  3. ^ a b 平松澄子 「The name of タカラジェンヌ 宙組・凪七瑠海:瑠海はイランの詩人から」 Sankeiweb、2004年