松本国際高等学校

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松本国際高等学校


松本国際高等学校の位置(長野県内)
松本国際高等学校
松本国際高等学校 (長野県)
松本国際高等学校の位置(日本内)
松本国際高等学校
松本国際高等学校 (日本)
過去の名称 白菊高等洋裁学校
松本女子専修学校
松本女専高等学校
塚原高等学校
青雲高等学校
塚原青雲高等学校
創造学園大学附属高等学校
創造学園高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人理知の杜
設立年月日 1945年昭和20年)8月
(白菊高等洋裁学校)
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程通信制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
環境福祉科
マンガ・アニメ科
Webクリエイター科
高校コード 20506A
所在地 399-0036
長野県松本市村井町南三丁目6番25号
北緯36度12分54.8秒 東経137度57分11.6秒 / 北緯36.215222度 東経137.953222度 / 36.215222; 137.953222座標: 北緯36度12分54.8秒 東経137度57分11.6秒 / 北緯36.215222度 東経137.953222度 / 36.215222; 137.953222
外部リンク 公式サイト
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松本国際高等学校(まつもとこくさいこうとうがっこう)は、長野県松本市村井町南三丁目にある私立高等学校。地元では「松本女専」「塚原学園」「創造」として通っていたが、2018年4月に名称を「松本国際高等学校」へ変更した。略称は「松国」「国際」である。

概要[編集]

1945年昭和20年)、塚原善兵衛が設立した白菊高等洋裁学校を起源とし、1955年、松本女専高等学校として開校した。

塚原青雲高等学校(学校法人塚原学園)時代は、音楽科・調理科・体育科を持ち、恵まれた環境で専門教育に取り組む高校ということで全盛期には1500人超の生徒の通うマンモス校だった。その後、一時は生徒数が33人にまで減少し、新入生募集停止の危機に陥った時期もあった。その後、生徒数が500人あまりにまで回復したが、教職員の労働争議など経営上の多々の問題を抱えていた。

2004年平成16年)10月に一度は茨城県鹿嶋市の学校法人鹿島学園(鹿島学園高等学校を運営)が引き受けることが発表されたが、最終的には群馬県高崎市において創造学園大学などを運営していた学校法人堀越学園(東京都で堀越高校などを運営する東京の同名の学校法人とは無関係)が経営を行うこととなった。なお、この際に創造学園大学附属高等学校と改称されたが、運営する法人は学校法人創造学園であり、実際には系属校という関係にあった。2011年4月、校名から「大学付属」を削除し、創造学園高等学校と改称したが、2013年3月、創造学園大学が文部科学大臣より解散命令を受けて閉校となり、設置者堀越学園の解散となったが、「創造学園」の校名は学校の沿革上は無関係の本校に残った形となっていた。

2018年4月、松本国際高等学校に校名が変更され、JR東日本篠ノ井線村井駅付近へ移転した。併せて法人名の学校法人創造学園についても学校法人理知の杜と改められ、「創造学園」の名称はすべて消滅した。

教育方針[編集]

かつてのスポーツ第一主義から方向転換し、文武両道を掲げて2018年には「国際バカロレア」の認定校となった。

1.探究的な学びの充実

単に知識を得るだけにとどまらず、それをもとに課題を見出し、自ら解決を図っていく。そうした探究的な学びを大切にし、真の学力を身に付けます。

2.確実な進路実現

進路について生徒一人ひとりの特性を見出し、進路の希望に応じた個別指導を行います。進路実現に向けて、万全の体制でのぞみます。

3.質の高い部活動

運動部、文化部を問わず多くの部が、全国大会へ出場を果たしているように質の高い部活動を行っています。部活動に打ち込むことを通して、強い精神力と豊かな人間性を養っていきます。

4.国際感覚を磨く

グローバル化が進む現代社会に対応できるよう、語学教育に力を入れるとともに、異文化理解や外国語によるコミュニケーション力をつけていきます。

(学校ホームページより)

校歌[編集]

  • 校歌(作詞・作曲:鳥居史子、編曲:鳥居強志)[1]

沿革[編集]

(沿革節の主要な出典は公式サイト[2]

  • 1945年(昭和20年)8月 - 塚原善兵衛が白菊高等洋裁学校を設立
  • 1951年12月 - 松本女子専修学校と改称
  • 1955年2月 - 松本女専高等学校設立
  • 1956年4月 - 音楽科を設置
  • 1958年11月 - 塚原高等学校と校名変更
  • 1959年5月 - 兄弟校として塚原学園天竜高等学校を設立(後に学校法人清恵会に譲渡。組合立を経て、現在は長野県立の長野県松川高等学校
  • 1984年4月 - 青雲高等学校と校名変更。情報処理コースを設置
  • 1988年4月 - 塚原青雲高等学校と校名変更
  • 1994年(平成6年)4月 - 調理科を設置
  • 2005年1月 - 学校法人堀越学園に経営権を譲渡(法人の合併ではない)。法人名を学校法人創造学園、学校名を創造学園大学附属高等学校とそれぞれ変更
  • 2006年4月 - マンガ・アニメ科、環境福祉科を設置
  • 2007年4月 - 狭域通信単位制課程を設置
  • 2008年4月 - 経営情報科を設置
  • 2009年3月 - 経営情報科をWebクリエイター科に名称変更
  • 2011年4月 - 創造学園高等学校に校名変更
  • 2014年4月 - 普通科に信大特進コースを設置。広域通信制単位制課程認可。東京都新宿区に東京校開校
  • 2017年4月 - 普通科にαアカデミアを設置
  • 2018年4月 - 法人名を学校法人理知の杜、学校名を松本国際高等学校とそれぞれ変更。松本市村井町南に校舎移転。普通科にグローバル文化コースを設置

設置課程[編集]

全日制・松本本校[編集]

  • 普通科
    • αアカデミア
    • グローバル文化コース
    • 特進コース
    • 総合コース
  • 環境福祉科
  • マンガ・アニメ科
  • Webクリエイター科

通信制[編集]

松本本校[編集]

  • 普通科

東京校[編集]

  • 普通科 (面接指導施設)

面接指導施設[編集]

  • 習志野
  • 横浜

学習センター[編集]

長野県
  • 上田
  • 岡谷
  • 飯田
  • 小諸
  • 長野


埼玉県
  • 越谷花田
  • 入間
東京都
  • 日暮里
  • 拝島
  • 池上
  • 蒲田駅前
  • 新大久保
  • 中村橋
  • 大山
  • 世田谷


神奈川県
  • 厚木
  • 横浜青葉台
  • 横浜港北
  • 横浜戸塚
  • 横浜日吉


千葉県
  • 流山
  • 我孫子
  • 津田沼
  • 蘇我
  • 千葉中央
  • 千葉轟町
  • 西千葉
  • 千城台駅前


部活動[編集]

塚原青雲高校時代の2004年までは野球部以外のクラブは活動していなかったが、創造学園大附属となって以降はサッカー部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、陸上競技部、卓球部、吹奏楽部、美術部なども活動を始めている。またマンガ・アニメ科という学科があるためか、全国的には稀な声優部が存在する。

野球部は夏の甲子園に3回(塚原高校時代の1966年に1回、塚原青雲高校時代に2001年と2004年の2回)、春のセンバツに1回(創造学園付属高校時代の2007年)出場している。特に2001年夏は部員17人で甲子園出場を果たし3回戦に進出する活躍を見せた。2004年の時は全校生徒は50人、そのうち野球部員が45人という状態であった。この時は吹奏楽部、応援部がなかったため他校が友情応援で加わり(吹奏楽が塩尻志学館、チアガールが松商学園)、当時の長野県知事田中康夫も激励していた。2007年に第79回センバツ(選抜高校野球大会)に初出場した際は、当時付属高であった関係で群馬の創造学園大学のブラスバンド部が応援に駆けつけた他、附属高校の生徒が中学時代の友人に声を掛け、地元高校生を中心に20人余りの特設のブラスバンドを編成し、応援演奏を行った。ユニホームの校名は塚原青雲時代はローマ字だったのに対し、創造学園大附属の時代は漢字であった。

サッカー部は創部4年目の2008年橋爪勇樹を擁して選手権長野県大会でベスト4まで勝ち上がった。2012年は宮下周歩を核としてインターハイ県予選で決勝まで進出、決勝で敗退したものの全国大会が長野県開催となるため、準優勝ながらも全国大会出場を決めた。同年の全国高校選手権に初出場を果たした。2013年からはプリンスリーグ北信越に初参戦している。

バレーボール部は岡谷工業高校時代に春高バレー3連覇、年間3冠(IH、国体、春高)を達成した壬生義文(元名誉校長)を迎え入れた(2018年10月まで指導していたが、体罰問題により辞職)。2011年には全日本バレーボール高等学校選手権大会春の高校バレー)に長野県代表として初出場、1勝をあげた。また、2012年の同大会にも出場し、準優勝を果たした。IH予選では2010年・2011年・2013年と県大会を3度制覇。2010年沖縄インターハイで全国ベスト8となると、翌年の2011年北東北インターハイで初優勝を果たした。

陸上競技部は2009年から4年連続でインターハイ北信越地区大会に駒を進め、2012年には初の全国大会に出場した(男子800m準決勝敗退)。2017年の全国高校総体では男子100mにおいて初の全国入賞(5位)を果たす。秋には国民体育大会で男子100mで8位入賞という成績を残した。2018年も2年連続で全国高校総体(男子走高跳び)と全国高校選抜陸上に出場をするなど近年急成長を遂げている。

著名な出身者[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 新校歌発表 - ウェイバックマシン(2016年11月6日アーカイブ分) - 創造学園高等学校(現・松本国際高等学校)
  2. ^ 学校沿革”. 松本国際高等学校. 2019年2月10日閲覧。

関連項目[編集]