劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL

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劇場版 仮面ライダー龍騎
EPISODE FINAL
監督 田﨑竜太
脚本 井上敏樹
原作 石ノ森章太郎
出演者 須賀貴匡
松田悟志
杉山彩乃
菊地謙三郎
加藤夏希
涼平
萩野崇
弓削智久
久遠さやか
音楽 渡部チェル
丸山和範
主題歌 松本梨香「Alive A life -Advent Mix-」
撮影 松村文雄
配給 東映
公開 2002年8月17日
上映時間 78分(劇場公開版)
97分(ディレクターズカット版)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 14億3,000万円
前作 劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4
次作 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
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劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』(げきじょうばん かめんライダーりゅうき エピソードファイナル)は、2002年8月17日より東映系で公開された日本の映画作品。特撮テレビドラマシリーズ「平成仮面ライダーシリーズ」の『仮面ライダー龍騎』の劇場版作品。

キャッチコピーは「想像を超える壮大な戦闘〈バトル〉。」、「龍騎、衝撃の結末。最終回、先行映画化。」。同時上映は『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』。

概要[編集]

平成仮面ライダーシリーズの劇場版としては通算2作目。当初、仮面ライダーの劇場版は30周年記念の前作『仮面ライダーアギト』のみの予定であったが、興行収入で大ヒットを収めたことを受け、本作品以降も仮面ライダーシリーズの映画化が恒例となった。また前作の好評を反映し、公開日も前作の9月から夏休み中の8月へと変更された[1]。本作品の撮影に際し、特撮作品としては初めてパナソニック製の業務用HDビデオカメラ「VARICAM」が使用された[2]

テレビシリーズの外伝的ストーリーが描かれた前作『アギト』の劇場版に対し、本作品ではイベント的な側面を強化し、前出のキャッチコピーにもあるように「テレビシリーズに先駆けて最終回を先行公開」することをアピール、物語が終焉を迎える最後の3日間を描いた[1]。また公開前のみならず、公開終了後も情報の露出が徹底的に制限され、終盤の展開やリュウガの正体は実際に本作品を観ないと分からないようにされていた。そのためこれらの情報の正式公開は、テレビシリーズの放送終了まで待つこととなった。前作と同様にマスコミ用に配布された台本も、後半の部分が削除されたものであった[3]

もっとも結果的には、本作品はテレビシリーズの第48話〜第50話(最終話)に相当する時間軸の物語として、テレビシリーズとは結末の異なる「もう1つの最終回」という位置付けとなった。本作品の内容は当初テレビシリーズの結末として考えられていたものであり、当初の構想を先行して公開してしまうことで、その後のテレビシリーズは“ライブ感”を重視して制作されていった[4][注 1]。テレビシリーズ終了時、プロデューサーの白倉伸一郎は雑誌インタビューにて脚本家の違いから、脚本家井上敏樹による劇場版の結末を「井上最終回」、脚本家小林靖子によるテレビシリーズ最終話の結末を「小林最終回」と呼称し、白倉は小林靖子に対し「劇場版は読まなくていいです」と指示したという。またテレビシリーズ最終話の監督も、本作品を手がけた田﨑竜太ではなく石田秀範が担当している。ただし生き残ったライダーたちを神崎が招集する導入や、現実世界へのミラーモンスターの大量出現など、テレビシリーズ終盤の展開にも一部本作品のそれに準じた部分が見られる。

劇場版『アギト』より、「テレビシリーズに先行しての新キャラクター・新フォームの登場」という要素が本作品でも踏襲されており、仮面ライダー龍騎の最強フォームである龍騎サバイブや、敵怪人のシアゴースト、レイドラグーンがこれに該当する。また同様に「過去のシリーズ作品出演者の友情出演」も踏襲され、本作品では当時既にメジャー俳優として活躍し始めていた賀集利樹要潤など、『アギト』のレギュラー陣が友情出演している。

オープニング興行成績は2002年度の東映配給作品としては上位の成績を収め、公開期間が延長された[1]

あらすじ[編集]

2002年冬、自らの願いを叶えるために戦っていた13人の仮面ライダーたちは、城戸真司 / 龍騎、秋山蓮 / ナイト、北岡秀一 / ゾルダ、浅倉威 / 王蛇、霧島美穂 / ファム、そして「現れていないライダー」の6人となっていた。

ある日、ライダーの戦いを仕掛けた男・神崎士郎は生き残ったライダーたちに「ライダーの戦いをあと3日のうちに決着をつけなければ、願いを叶えることは出来ない」と告げる。戦いを止めようとする真司の声も虚しく、ライダーたちは勝者を巡って戦いを繰り広げる。そんな中、龍騎と瓜二つの姿をしたライダー・リュウガが最後の参戦者として暗躍し始める。リュウガの出現により、ライダーたちは、次々と倒されてしまう。激戦の末、ファムは実の姉を殺した王蛇を倒し、戦いが虚しくなったゾルダは脱落する。姉の仇を討った美穂は、真司との交流を深めていくが、もう一人の真司が変身したリュウガによって倒されてしまう。

仮面ライダー同士の戦いは、ここに決着を迎えようとしていた。

本作オリジナルの登場人物[編集]

下記以外の人物についてはこちらを参照。下記の両名ともテレビスペシャルにも変身後の姿のみ登場し、他のライダーと共に真司・蓮と対峙している。

霧島美穂(きりしま みほ) / 仮面ライダーファム
18歳。浅倉に姉を殺されており、遺体の冷凍保存にかかる莫大な費用を稼ぐべく結婚詐欺を働いている。また、姉の殺害事件の裁判を含めて浅倉の一連の弁護に関わり、浅倉を死刑にしなかった北岡を浅倉と共に恨んでいる。北岡は美穂に対して罪の意識を感じていたが、それを受け入れられずに北岡を拒絶している。
浅倉への復讐と姉を蘇生させるためにライダーバトルに参戦。王蛇を倒すだけではなく、勝つためなら汚い手も辞さない。そのため、当初は真司の隙をついて龍騎のカードデッキを奪おうとしている。王蛇に追い詰められるが、戦いに乱入してきたリュウガの攻撃で弱体化した王蛇のカードデッキを破壊する形で止めを刺し、姉の敵を討つ。戦いの中でライダーバトルを止めようと奔走する真司に出会い、最初は引っかかりやすいと馬鹿にしていたが、次第に好意を抱き始める。真司にほのかな想いを寄せつつ、ライダーの戦いを止めようとも考え始めるが、リュウガとの戦闘で致命傷を負い、真司を見送った後に息を引き取る。
鏡像(ミラーワールド)の城戸真司[注 2] / 仮面ライダーリュウガ
ミラーワールドにおいて実体化した真司の虚像、つまりもう1人の真司とされている存在(EDクレジットでは「城戸真司 仮面ライダー龍騎 / リュウガ」となっている)。真司と瓜二つの容姿だが、鏡像であるために衣服の模様が左右反対。性格も真司とは正反対で、寡黙かつ狡猾で好戦的。変身後も龍騎の鏡像といえる存在で「ミラーワールドのライダー」を自称する。戦闘能力も極めて高く、リュウガ変身時には最強を誇るジェノサイダーを葬り、王蛇やファムを軽々と一蹴し、龍騎やナイトを圧倒するなど正に鬼神の如き強さを見せ付けた。ミラーワールドの住人であるために他のライダーとは逆にミラーワールドでは無制限に活動可能で、現実世界での活動時間に制限があることから、完全な肉体を得るために龍騎=真司との融合を図る。
王蛇とファムの戦いに突如乱入して王蛇を弱体化させ、ファムに彼を倒させる切っ掛けを作り、そのファムも後に自らの手で倒す。自らが戦いの元凶であったと気付き罪悪感に打ちひしがれた真司を騙して彼と融合するが、ナイトと激闘を繰り広げている最中に分離され、龍騎との激闘の末に「ドラゴンライダーキック」の撃ち合いで敗北し、ドラグブラッカーと共に爆発して消滅する。
出自は公式には不明[注 3]。演じる須賀貴匡は、設定が曖昧だったため、神崎士郎が送り込んだリーサルウェポン(真司の姿をしたミラーモンスター)という解釈で演じていたとしている[6]。劇中では寡黙であるため、変身前も変身後もあまり喋らないが、本物の真司の前ではよく喋っていた。
また真司との融合で「鏡の中の幻ではない実在の存在」になった事に歓喜するなど、神崎士郎の思惑とは別に自身の願いと明確な自我を持つ。
仮面ライダージオウ
EP21・22のゲストとして登場。既に消えた異世界(ミラーワールド)のライダーとして登場。紹介時、本作品の映像も使用されている。
既にミラーワールドは消滅しているが、数千回に一回、鏡が割れる瞬間にミラーワールドとつながることを門矢士に聞いたタイムジャッカーウールにより発見され契約し、アナザーリュウガに変身する。

本作オリジナルの仮面ライダー[編集]

テレビシリーズにも登場するライダーについては、こちらも参照。

仮面ライダー王蛇 ブランク体[編集]

  • 身長:200cm
  • 体重:98kg
  • パンチ力:50AP
  • キック力:100AP
  • ジャンプ力:ひと飛び15m
  • 走力:100mを8秒

リュウガの「ドラゴンライダーキック」によってジェノサイダーを破られて変化した王蛇の素体形態。直後に襲い掛かるファムに立ち向かおうとしたが、パワーダウンの影響でよろめき、ブランバイザーの一突きによってカードデッキを破壊され、浅倉の姿に戻った後でミラーワールド内で消滅した。

  • 撮影に際しては通常のスーツの色を編集で変えるという手法を取っていたため、劇場公開の時点ではベルトに紋章が残ったままであり、後にDVD化の際に修正が加えられた。

仮面ライダーファム[編集]

  • 身長:175cm
  • 体重:60kg
  • パンチ力:150AP
  • キック力:300AP
  • ジャンプ力:ひと飛び15m
  • 走力:100mを5秒

霧島美穂が変身する仮面ライダー。基本カラーは。本作品に登場する仮面ライダーで唯一の女性であると共に、仮面ライダーシリーズとしては初となる女性ライダーでもある。

ウイングシールドで幻惑した隙にブランバイザーで一撃を加える攻防戦を得意とするが、龍騎、ナイト、ゾルダ、王蛇など他のライダーに比べて戦闘能力は劣る。

  • 当初は白いコウモリをモチーフとしたナイトの女性版として考えられており、ソリッドフェイスシールドの形状・マントなどはその名残である[3]
  • アップ用のブーツは踵がヒール状になっているが、そのままでは激しい動きができないため、アクション用のブーツにはヒールがない。このため、担当スーツアクター(アクトレス)もアクションシーンとそれ以外で異なっている[7]
  • 名前の由来は、フランス語で女を意味する「Femme」から[8]
契約モンスター
閃光の翼ブランウイング
  • 全長:120cm
  • 翼長:160cm
  • 体重:40kg
  • 最高飛行速度:400km/h
白鳥型モンスターで、ファムのパートナー。4000AP。厚さ40cmの鋼鉄も紙のように切り裂く強靭な翼ブランカッターと、大砲の弾もはじき返すほど頑丈な体のブランボディーを武器とし、翼から敵を吹き飛ばす程の突風を巻き起こせる。ファイナルベント発動時には全身が大型化する。
名前の由来は、フランス語で白を意味する「blanc」と、翼を意味する「wing」から[8]
召喚機
羽召剣ブランバイザー
左腰のホルスターに提げているレイピア状の武装型召喚機。機構はナイトのダークバイザーと同様。
所有カード・武器・技
ソードベント
ウイングスラッシャー
ブランウイングの翼・ブランカッターを模したナギナタ型の武器。2000AP。
ガードベント
ウイングシールド
ブランウイングの背中と翼でもあるブランボディーを模した盾。2000GP。周囲に羽毛を撒き散らし、敵を撹乱する。
劇中ではベノスネーカーの毒液で溶解されてしまう。
ファイナルベント
ミスティースラッシュ
大型化したブランウイングが翼で突風を起こし、吹き飛ばされた相手をウイングスラッシャーで両断する。5000AP。性質上1対1よりも集団戦に向いている。
他作品の登場
仮面ライダーディケイド
作中に登場する「龍騎の世界」「BLACKの世界」に登場。
前者ではAtashiジャーナル内にあるポスター・発行された雑誌の表紙と記事の中・仮面ライダー裁判制度に参加したライダーを映す裁判所のモニターにのみ登場[注 4]。後に敗北しており、裁判所のモニターからも消えていた[注 5]。ファムが裁判制度に参加したのは第12回目の裁判で、このことが話題となり取材されている[注 4]
後者では仮面ライダーディエンドのカメンライドによって召喚され、ディエンド曰く「女の扱いが苦手」な仮面ライダーBLACKに襲い掛かる[注 6]
映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
仮面ライダーバースに連れて来られたライダー達の一人として登場。

仮面ライダーリュウガ[編集]

  • 身長:190cm
  • 体重:90kg
  • パンチ力:250AP
  • キック力:450AP
  • ジャンプ力:ひと跳び40m
  • 走力:100mを4.5秒

鏡像(ミラーワールド)の城戸真司が変身する仮面ライダー。龍騎とほぼ瓜二つの姿だが、デッキの紋章や装備、それに発する攻撃まで、全て基本カラーであるで統一されている。カラーリングのみならず、つり上がった複眼のレッドアイやそれを包むソリッドフェイスシールド、邪悪なリュウガのエンブレムである紋章のドラグクラウンの形状など、細部の意匠にも龍騎との相違点が複数見受けられる。オーディンを除いた12人のライダーの中で唯一変身ポーズをとらない。

装備・カードの枚数は龍騎と同様だが、アドベントカードのAPがそれぞれ1000高く設定されている。また変身する鏡像(ミラーワールド)の真司が闘争心や好戦的な性格の持ち主であることから、持ち前の格闘術・武器などで敵をひたすら攻撃する戦法を得意とし、無類の強さを誇る王蛇をも圧倒するなど、極めて高い戦闘能力を発揮した。さらに王蛇戦では先にジェノサイダーを倒して王蛇をブランク体へと弱体化させ、ファム戦でも事前にバイザーにカードを装填した後時間差でドラグブラッカーを召喚し、奇襲をかけてファムに致命傷を与えるなど、いずれも合理的な戦術を見せ付けた。

  • 複眼のデザインは仮面ライダースーパー1を意識したデザインとなっている[9]。名前は龍騎の初期ネーミングであった「龍牙」に由来したものである[8]
契約モンスター
暗黒龍ドラグブラッカー
  • 全長:615cm
  • 全幅:37cm
  • 全高:55cm
  • 体重:210kg
  • 最高飛行速度:520km/h
黒い型のモンスターで、リュウガのパートナー。6000AP。色の違いを除き、ドラグレッダーとほぼ同一の姿をしている。口から放つ6000℃の黒いドラグブレスには敵を石化させる効果がある。
龍騎とリュウガの最終決戦で「ドラゴンライダーキック」の激突で発生した爆風にリュウガと共に巻き込まれて消滅した。
アドベントに使用する契約のカードはドラグレッダーを反転させたものではない独自の絵柄で描かれている。
召喚機
龍召機甲ブラックドラグバイザー
龍騎のドラグバイザーの色違いだが、カード読み上げの音声は低く、くぐもった声になっている。
『仮面ライダーディケイド』では音声が通常のものとなっている。
所有カード・武器・技
ソードベント
ドラグセイバー
ドラグブラッカーのドラグテイルを模した剣。3000AP。龍騎の物の1.5倍の切れ味を誇る。本作品ではナイト戦、テレビスペシャルではディスパイダー戦で使用した。
『仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 龍騎』ではブラックドラグバイザーで召喚される描写がある他、生身の真司が使用する。
ガードベント
ドラグシールド
ドラグブラッカーの腹部を模した盾。3000GP。
公式にアドベンドカードが存在するが、作中では使用されていない。
超全集・最終巻(58ページ)では無敵を誇るリュウガには不要だったされているが、
『仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 龍騎』では仮面ライダーナイトとの交戦時に初使用。
ストライクベント
ドラグクロー
ドラグブラッカーの頭部を模した手甲。3000AP。
ドラグクローファイヤー
ドラグクローを装備したリュウガの構えに合わせ、ドラグブラッカーが敵にドラグブレスを浴びせる。ファム戦で使用したが命中寸前で龍騎がファムを庇ったため、命中はしなかった。
『仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 龍騎』ではブラックドラグバイザーで召喚される描写がある。
ファイナルベント
ドラゴンライダーキック
自らの体を空中に浮かせ、ドラグブラッカーが放つドラグブレスを纏って跳び蹴りを叩き込む。7000AP。ジェノサイダー戦ではドラグブラッカーのドラグブレスでジェノサイダーの下半身を硬質化して動きを封じた。
王蛇戦ではファムに自身を真司と思わせる為に龍騎と同様に右足で使用したが、本性を表した後の龍騎戦では逆に左足で使用した。
他作品の登場
『仮面ライダーディケイド』
作中に登場する「ファイズの世界」「ネガの世界」にて登場。
前者ではディケイドに敵視する謎の男性・鳴滝に「最高のライダー」として呼び出され、ディケイドに変身出来ない門矢士に容赦なく襲い掛かる。その後乱入した仮面ライダーディエンドと、彼が呼び出した仮面ライダーキバとの乱闘になり、最後は「ディエンドファング」を受けてドラグブラッカー共々爆死する[注 7]
後者ではダークライダーの1人として登場し、光夏海の友人である佐藤裕彦(さとう ひろひこ)を殺害して彼に擬態。他のダークライダーと共にディケイドに襲い掛かるが、最後はディケイドが新たに変身したコンプリートフォーム・カメンライドで呼び出された龍騎サバイブの「バーニングセイバー」を受けてドラグブラッカー共々爆死する[注 8]
鳴滝に呼び出された際はブラックドラグバイザーの音声が他のライダーと同様に通常の音声になっており、「ドラゴンライダーキック」は「ネガの世界」に登場した個体も含めていずれも右足で放っている。
また光夏海が夢で見た「ライダー大戦」にはドラグブラッカーのみが登場し、ドラグレッダーと共にディケイドに立ち向かったが、ディケイドの攻撃によって共に倒されている[注 9]
映画『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』
仮面ライダーディエンド コンプリートフォームに召喚される形で登場。仮面ライダーG電王に向かって右足での「ドラゴンライダーキック」を放つ。
映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
仮面ライダーバースに連れて来られたライダー達の一人として登場。
『仮面ライダージオウ』
アナザーリュウガ紹介時に本作品の映像が使用されている。
ジオラマ小説『S.I.C. HERO SAGA
『MASKED RIDER RYUKI EDITION -アドベントカレンダー-』
真司が自身の双子の兄である城戸真一(きどしんいち)を元に作り出してしまった別の人格によって、龍騎から変身した形態として登場。ジラオマの作例では、映像本編未使用のドラグシールドが両肩に装備している。
『MASKED RIDER RYUKI EDITION -IFの世界-』
真司を取り込もうとするのは本作品と同様であるが、同作品ではさらには彼が所持していた「SURVIVE 烈火」によって強化形態のリュウガサバイブへも変身している。

本作オリジナルのミラーモンスター[編集]

以下のミラーモンスターのうち、シアゴーストとレイドラグーンはいずれもテレビシリーズ終盤にも登場。本作品と同様にミラーワールドの崩壊が迫るにつれて大繁殖を開始した。

シアゴースト
  • 身長:225cm
  • 体重:145kg
ヤゴ型モンスター。高い環境適応能力と多段階に変態する特性を兼ね備え、独特の不気味な鳴き声を発しながら常に集団で行動する習性を示す。
捕食の際には口から出す触手の種子を弾丸として発射、人体に直接埋め込み、発芽した触手を引きずり込む形でこれを行う。身体のラインが赤い個体と青い個体が存在するが能力的に差異はない。ファムのブランバイザーが口に刺さった際は、精密機械のような口内が確認できる。
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
大ショッカーの怪人として登場。
仮面ライダーウィザード
テレビシリーズ第52話「仮面ライダーの指輪」より、「魔宝石の世界」の怪人として登場。
こちらではこの世界の人間が怪人化したもので、口や腕から光弾を発射するなどオリジナルよりも戦闘力がアップしている。
またこちらの世界のワーム・サナギ体も脱皮する事から描写はないが、こちらも脱皮してレイドラグーン、ハイドラグーンに成長する。
さらに映像上、先行登場の仮面ライダー鎧武が初めて倒した怪人でもある。
レイドラグーン
  • 身長:232cm
  • 体重:140kg
シアゴーストが脱皮して誕生したトンボ型モンスター。新たに飛行能力が追加され、シアゴーストと同じく集団で行動する。
仮面ライダーディケイド
テレビシリーズ第20・21話より、「ネガの世界」の怪人として登場。人間に擬態する能力が加えられている。
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
大ショッカーの怪人として登場。槍を武器とする個体も存在する。
ハイドラグーン
  • 全長:240cm
  • 体重:125kg
  • 飛行速度:時速900km
トンボ型モンスター。レイドラグーンが脱皮して誕生した最終進化形態で、人型の範疇に収まっていたそれまでの形態とは異なり、モチーフであるトンボにより近いフォルムとなっている。左右羽の下に一門ずつ、腕の様に操作出来るミサイルが新たに装備されている。
現実世界の環境に適応しており、物語終盤におけるミラーワールドの崩壊に伴い、レイドラグーンと共に現実世界への大移動を開始する。
仮面ライダーディケイド
テレビシリーズ第1話「ライダー大戦」にて、「夏海の世界」に侵攻する。
仮面ライダーウィザード
テレビシリーズ最終話「終わらない物語」にて、「魔宝石の世界」の怪人として登場。

キャスト[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

「Alive A life -Advent Mix-」
作詞 - 海老根祐子 / 作曲 - 和田耕平 / 編曲 - 安藤高弘 / 歌 - 松本梨香

オリジナル・サウンドトラック[編集]

テレビシリーズと同じく渡部チェルと丸山和範による作・編曲。劇場版BGMとEDテーマに加え、テレビシリーズ用の主要BGMで構成されている。映画公開より18日前に発売された。

他媒体展開[編集]

映像ソフト化[編集]

  • 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL メイキング(DVD1枚組、2002年8月2日発売)
    • 撮影風景のドキュメンタリー、スタッフやキャストのインタビューを収録。
  • 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL 通常版DVD(1枚組、2003年1月21日発売)
    • 本編:劇場公開版本編を収録
    • 映像特典
      • 製作発表
      • 初日舞台挨拶
      • 特報・劇場予告編・TVスポット集
      • データファイル
      • アドベントカード
    • 初回限定特典
      • 特製トレーディングカード(3枚)
  • 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL Blu-ray(1枚組、2009年5月21日発売)
    • 本編:劇場公開版本編を収録
    • 映像特典
      • 特報・劇場予告編
  • 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL ディレクターズカット版DVD(2枚組、2003年5月21日発売)
    • ディスク1:本編DVD(未公開エピソードやバトルシーン約19分の追加・再編集を施した本編を収録)
      • 音声特典
        • オーディオコメンタリー(監督:田﨑竜太)
    • ディスク2:特典DVD
      • 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL メイキング 補完版
      • 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL SFXワールド
      • 2002.8.8 完成披露試写会
      • 2002.8.16 前夜祭
      • 予告PR集
      • フォトギャラリー
    • 抽選特典(初回生産分のみ)
      • 「チェスピースコレクションDX・仮面ライダー龍騎13人ライダーセット」の応募券を封入

テレビシリーズ[編集]

仮面ライダー龍騎
テレビシリーズ。物語終盤にて、本作品オリジナルの怪人が登場。
仮面ライダーディケイド
レイドラグーンや、仮面ライダーファムとリュウガが登場。
仮面ライダーウィザード
シアゴーストとハイドラグーンが登場。
仮面ライダージオウ
鏡像の城戸真司(字幕などでは裏真司表記)が登場。映画本編の映像も一部使用されている。

他映画作品[編集]

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
仮面ライダーディケイド』の映画作品。本作品オリジナルの怪人が登場。
仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー』(『EPISODE YELLOW』)
『仮面ライダーディケイド』と『仮面ライダー電王』の映画作品。仮面ライダーリュウガが登場。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
仮面ライダーオーズ/OOO』と『仮面ライダー電王』の映画作品。仮面ライダーファムと仮面ライダーリュウガが登場。

小説作品[編集]

S.I.C. HERO SAGA
著:早瀬マサト
『MASKED RIDER RYUKI EDITION -アドベント・カレンダー-』
『MASKED RIDER RYUKI EDITION -IFの世界-』
『小説 仮面ライダー龍騎』

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 劇場版公開後のテレビシリーズでも、仮面ライダーオーディンの扱いや、浅野めぐみの登場など、劇場版との繋がりが曖昧な設定が新たに加えられている。
  2. ^ 「仮面ライダー龍騎(ファンタスティックコレクション)」では、「城戸真司(影)」と記載している[5]
  3. ^ 講談社『テレビマガジン特別編集 仮面ライダー龍騎』では、幼少時代に城戸真司と一日遊んだ神崎優衣がその思い出を絵に描いたことから彼が誕生したと推測されており[3]、株式会社カンゼン『平成仮面ライダー変身伝』でも、真司と優衣が遊んだことが何らかの要因になった可能性があると指摘されている。
  4. ^ a b 『ディケイド』第6話より。
  5. ^ 『ディケイド』第7話より。
  6. ^ 『ディケイド』第27話より。
  7. ^ 『ディケイド』第11話より。
  8. ^ 『ディケイド』第20・21話より。
  9. ^ 『ディケイド』第1話より。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j 「106号巻末特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2003」、『宇宙船』Vol.106(2003年5月号)、朝日ソノラマ、2003年5月1日、 151頁、 雑誌コード:01843-05。
  2. ^ デジタルシネマカメラ VARICAM/映画史100年・沈黙の革命 パナソニック・イズム
  3. ^ a b c テレビマガジン特別編集 2004, p. 91
  4. ^ テレビマガジン特別編集 2004, p. 77, 「龍騎成立への道」.
  5. ^ FC 2003, p. 94.
  6. ^ 『仮面ライダー龍騎超全集』最終巻、小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2003年4月、44頁。ISBN 4-09-101486-0。
  7. ^ ディレクターズカット版オーディオコメンタリー 0:53:35頃
  8. ^ a b c FC 2003, p. 55.
  9. ^ 超辞典 2011, p. 248.
  10. ^ JAE NAKED HERO 2010, p. 141, LIST OF WORKS 高岩成二.
  11. ^ a b c キャスト・スタッフ 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL/他1本”. goo 映画. 2011年7月9日閲覧。
  12. ^ 『東映ヒーローMAX』Vol,18、辰巳出版、79頁
  13. ^ JAE NAKED HERO 2010, p. 123, LIST OF WORKS 押川善文.
  14. ^ a b JAE NAKED HERO 2010, p. 35, LIST OF WORKS 岡元次郎
  15. ^ a b c d e JAE出演者情報2002年9月のサイト(2006年12月1日時点のアーカイブ)
  16. ^ 「東映仮面俳優列伝 おぐらとしひろ」『東映ヒーローMAX Vol.34』 辰巳出版、2010年9月10日、52頁。ISBN 978-4777808083。

参考文献[編集]

  • 『仮面ライダー龍騎』 朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2003年6月30日。ISBN 4-257-03676-1。
  • 『仮面ライダー龍騎』 講談社テレビマガジン特別編集〉、2004年4月。ISBN 4-06-178430-7。
  • 『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日。ISBN 978-4-7783-1210-7。
  • 『仮面ライダー超辞典』 監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。