北欧諸国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動: 案内, 検索
北欧諸国。赤はスカンディナヴィア諸国
ヨーロッパにおける北欧諸国。さらに地図外にグリーンランドがある。
広義の北ヨーロッパの例(比較用)

北欧諸国(ほくおうしょこく、Nordic countries)は、北ヨーロッパのなかで、文化・歴史的な共通点でくくられた5ヶ国の総称である。北欧地域ノルディック諸国とも。

日本語では、「北欧」と「北ヨーロッパ」に明確な違いはないが、本稿でいう「北欧」は英語ではノルディック (Nordic)、北欧語ではノルデン (Norden) と表現して、北ヨーロッパ(Northern Europe, Nordeuropa)とは区別される。ただし、最も狭義の北ヨーロッパは(グリーンランドを含まないことを別にして)「北欧」とほぼ一致する。

目次

国々

次の5ヶ国3地域(計8ヶ国)が北欧理事会 (Nordic Council) 加盟国で、北欧諸国とされる。

このうちデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの3ヶ国は特にスカンディナヴィア諸国と呼ばれる。ただし、現代の北欧の人々は外交上あるいは学術上といった公的な場を除いて、北欧 (Nordic) とスカンディナヴィアを峻別せず混同することがほとんどである。

特徴

北欧諸国は、歴史・文化・社会等に共通点が強い。

言語・民族的には、フィンランドを除き、北ゲルマン語を話す北ゲルマン系民族である。北ゲルマン語は北欧語・ノルディック語・ノルド語とも呼ばれ、非常に似ているデンマーク語スウェーデン語ノルウェー語等の総称である。また逆に、北ゲルマン語は北欧諸国以外ではほとんど話されず、北ゲルマン系民族は北欧諸国以外にはほとんど居住しない。

唯一、フィンランドの多数民族はウラル系のスオミ人である。スオミ人の固有の文化はゲルマン民族とは大きく違い、隣国ロシア国境地帯のカレリア人やフィンランド湾対岸のエストニア人と共通点が多い。しかし、フィンランドは旧スウェーデン領なので北欧文化の影響を強く受け、少数民族としてスウェーデン系フィンランド人もおり、スオミ語だけでなくスウェーデン語も公用語になっている。

また、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド(およびロシア)の北部一帯のラップランドに、やはりウラル系のサーミが少数民族として住む。グリーンランドにはエスキモー系のカラーリットが住み、デンマーク全体では少数民族だがグリーンランドでは多数民族である。

宗教は、キリスト教プロテスタント系のルーテル教会の割合が非常に高い。

いずれの国も(グリーンランドは除き)、国旗は「スカンディナヴィア十字」と呼ばれる左寄りの十字を使っている。

歴史

詳細は「北欧の歴史」を参照

近世まではデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの3国が北欧諸国だった。ただし、地域としては現在のアイスランド(旧デンマーク領)やフィンランド(旧スウェーデン領)も含んだ。

関連項目

ウィキメディア・コモンズ
Northern-Europe-map-extended.png この「北欧諸国」は、北ヨーロッパに関連した書きかけ項目です。記事を加筆・訂正してくださる協力者を求めていますウィキプロジェクト 北ヨーロッパ / Portal:ヨーロッパ)

今日は何の日(5月27日

もっと見る

「北欧諸国」のQ&A