北海道厚生年金会館

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北海道厚生年金会館(ほっかいどうこうせいねんきんかいかん)は、北海道札幌市中央区にある、厚生年金保険加入者の福祉増進を目的として社会保険庁が設置した厚生年金福祉施設。全国に所在する厚生年金会館の一つで、通称ウェルシティ札幌。社会保険庁に関連する財団法人厚生年金事業振興団が運営している。なお「札幌厚生年金会館」と呼ばれることもあるが、正式な名称や呼称ではない。

目次

概要

1971年9月18日にこけら落とし。ホテル、宴会場だけでなく、大ホールは2300席収容で北海道最大のホールを誇っている。

2005年に施設保有権が社会保険庁から独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構 (RFO) に移管され、他の厚生年金会館と同様に施設の民間への売却が検討されている。札幌市民会館が2007年3月で閉館[1]されたため、北海道では現時点で唯一残る大規模多目的ホールであり、施設存続への危機感が強く、官民挙げての施設存続運動が活発である。利用者団体による存続運動団体「北海道厚生年金会館存続を願う会」が札幌商工会議所と共同で市民活動プロジェクト「LIFE&LIVE Project」を立ち上げ、趣旨に賛同した著名アーティストの協力によりYahoo!オークションへの出品による募金活動等を行っている。また、札幌市でも市が主体となって施設売却の入札に参加し、施設の取得を目指すことを表明。これを受け、2008年8月からRFOが行っている入札公告では、入札の条件として「売却物件の引渡しの日から5年間、売却物件内のホールが提供して来た機能を維持・提供すること」を掲げていた。入札公告時にホール機能の存続を付帯条件とした事例は現時点で本施設のみとなっている。

このような動きを経て、11月13日に行われた入札の結果、建物部分は札幌市が約28億5000万円で、駐車場部分は札幌商工会議所が約6億円で落札し、譲受後はそれぞれの施設の運営を継承することを表明している。建物部分については、札幌市が2009年12月1日より「さっぽろ芸術文化の館」として運営する予定であり、札幌市民ホールと併せて命名権を導入する予定としている[2]

これらと平行して、ホール改修工事(アスベスト除去工事)のため2008年7月から2009年2月までの約7ヶ月間ホールが休館となっている[3]

施設概要

脚注

  1. ^ 2008年12月13日、同館跡地に「札幌市民ホール」がオープンし発展的に生まれ変わった。
  2. ^ 北海道厚生年金会館の施設名称等についてPDF - 札幌市公式サイト2009年7月13日付
  3. ^ このため、札幌での大規模会場のコンサートは当分の間zepp Sapporo札幌ドームで行うしかなかった。

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