十四年式十糎榴弾砲

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制式名 十四年式九糎榴弾砲
重量 1,360kg(1,350kg)[1]
砲身重量 324kg
砲口径 95mm(105mm)
砲身長 2,180mm(2,176mm)
砲口初速 411m/s(420m/s)
最大射程距離 5,500m(6,100m)
俯仰角 -8から+44度
水平射角 左右5度
使用弾種 鋼質榴弾(九一式尖鋭弾)
九五式破甲榴弾(弾頭重量 15.91kg)
製造国 オーストリア=ハンガリー帝国

十四年式九糎榴弾砲(じゅうよねんしきじっせんちりゅうだんほう)は、大日本帝国陸軍シベリア出兵時に鹵獲した95mm軽榴弾砲を、昭和12年(1937年)に準制式制定した榴弾砲。

概要[編集]

ロシア帝国軍が第一次世界大戦中にオーストリア=ハンガリー帝国軍から鹵獲したシュコダen:Skoda 95 mm Model 1907/11山地榴弾砲を、シベリア出兵中に日本陸軍がさらに鹵獲したもの[2]である[要出典]。このため、制定は昭和12年であるが、シベリア出兵完了の翌年となる大正14年に遡って年式が与えられている[要出典]

九一式十糎榴弾砲の配備が進むまでの暫定装備として、準制式兵器として制定された。九一式に比べて散布界が左右遠近ともに2倍広く、弾道性はあまり優れていないが、反面山砲として設計されているため俯角は8度と大きく、重量も非常に軽い。

また、95mmという口径は日本陸軍に類例がなく、鹵獲品の弾薬には限りがあったため、同時に九一式と共通の105mm弾薬を使用できるように砲身薬室を削った改造十四年式十糎榴弾砲が、同じく準制式兵器として制定された。ただし、強度上の理由から三号装薬の使用はできず、五号装薬以下のみで射撃する。このため射程が短くなるので、弾種は尖鋭弾のみを使用した[要出典]

脚注[編集]

  1. ^ 括弧内は改造十四年式十糎榴弾砲
  2. ^ 砲身長が合わないが、薬室部分の計測方法が異なっているものと思われる

関連項目[編集]