十字屋敷のピエロ

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十字屋敷のピエロ』(じゅうじやしきのピエロ)は、東野圭吾推理小説。単行本は講談社から1989年に刊行され、1992年に講談社文庫版が刊行された。

概要[編集]

資産家一族に降りかかる惨劇の様子が、ピエロ人形「僕」の視点を交えながら語り継がれて行く本格長編推理小説。ただの人形でしかない「僕」に対しては、犯罪者達も無防備だった。ラストには、「僕」の心に澱を残す、意外な結末が用意されている。

あらすじ[編集]

竹宮産業創始者の女婿である宗彦が何者かに殺害された。傍らには、愛人、三田理恵子の遺体も横たわっている。理恵子が仕掛けた無理心中事件なのか? それとも…。

登場人物[編集]

竹宮水穂 (たけみや みずほ)
竹宮家の十字屋敷に1年ぶりに帰ってきた。
竹宮宗彦 (たけみや むねひこ)
竹宮産業社長。前社長竹宮頼子の夫。
竹宮佳織 (たけみや かおり)
宗彦の一人娘。水穂の従妹。
竹宮静香 (たけみや しずか)
竹宮産業創始者・幸一郎の妻。頼子の実母。
竹宮頼子 (たけみや よりこ)
幸一郎の長女。
竹宮琴絵 (たけみや ことえ)
幸一郎の次女。水穂の母。
近藤和花子 (こんどう わかこ)
幸一郎の三女。
近藤勝之 (こんどう かつゆき)
和花子の夫。竹宮産業取締役。
青江仁一 (あおえ じんいち)
十字屋敷に下宿している大学院生。
永島正章 (ながしま まさあき)
竹宮家に出入りする美容師。
松崎良則 (まつざき よしのり)
頼子たちの従兄。竹宮産業取締役。
三田理恵子 (みた りえこ)
宗彦の秘書。
梅村鈴枝 (うめむら すずえ)
竹宮家の家政婦。
悟浄真之介 (ごじょう しんのすけ)
ピエロを追う人形師。
ピエロ
悟浄の父が作った人形。悲劇を呼ぶといわれる。