協和発酵バイオ

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協和発酵バイオ株式会社
KYOWA HAKKO BIO Co., Ltd.
大手町フィナンシャルシティグランキューブ.jpg
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
100-0004
東京都千代田区大手町1丁目9番2号(大手町フィナンシャルシティ グランキューブ)
北緯35度41分18.0秒 東経139度45分53.5秒 / 北緯35.688333度 東経139.764861度 / 35.688333; 139.764861座標: 北緯35度41分18.0秒 東経139度45分53.5秒 / 北緯35.688333度 東経139.764861度 / 35.688333; 139.764861
本店所在地 100-0004
東京都千代田区大手町1丁目6番1号
北緯35度41分10.7秒 東経139度45分51.2秒 / 北緯35.686306度 東経139.764222度 / 35.686306; 139.764222
設立 2008年平成20年)10月1日
業種 化学
法人番号 9010001120399
事業内容 医薬品原料、各種アミノ酸、および、健康食品の製造・販売
代表者 南方健志(代表取締役社長
資本金 100億円(2018年12月31日現在)[1]
発行済株式総数 10株
売上高 529億8300万円(2018年12月期)[1]
営業利益 45億4600万円(2018年12月期)[1]
経常利益 79億4500万円(2018年12月期)[1]
純利益 55億6400万円(2018年12月期)[1]
純資産 843億5400万円
(2018年12月31日現在)[1]
総資産 994億0500万円
(2018年12月31日現在)[1]
従業員数 連結: 1864名
決算期 12月31日
主要株主 キリンホールディングス 95%
主要子会社 協和ファーマケミカル株式会社 100%
関係する人物 加藤辨三郎(創業者)
外部リンク http://www.kyowahakko-bio.co.jp/
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協和発酵バイオ株式会社(きょうわはっこうバイオ、: KYOWA HAKKO BIO CO., Ltd.)は、東京都千代田区大手町に本社を置く、医薬品原料、各種アミノ酸、健康食品(オルニチン、アルギニンEXなど)の製造・販売を行う企業。

概要[編集]

協和醱酵工業株式会社とキリンファーマ株式会社の戦略的提携により、協和醱酵工業の発酵技術・製造・販売を引き継ぐ企業として2008年に発足した。協和発酵キリングループにおいて、バイオケミカル事業を担う。 本社は協和発酵キリンと同じ東京都千代田区大手町にあり、研究所は茨城県つくば市山口県防府市にある。日本、アメリカ、中国、タイに生産拠点を持ち、グローバルに事業を展開している。

沿革[編集]

  • 1949年 - 企業整備計画に基づき協和産業(株)の第二会社として協和醱酵工業(株)創立。
  • 1956年 - 世界初の発酵法によるL-グルタミン酸の生産技術を発明。
  • 1958年
    • 発酵法によるL-リジンの製法を発明。
    • 発酵法によるL-グルタミン酸の製法の発明に日本化学会化学技術賞、大河内記念賞受賞。
    • 植物成長調整剤「ジベレリン協和」を発売し、種なしブドウの生産に貢献する。
  • 1966年 - 「発酵によるアミノ酸類の生成に関する研究」に日本学士院賞受賞。
  • 1977年 - 発酵廃液の再資源化と水質改善の成果に関して、環境庁長官賞受賞。
  • 1992年 - 「実用的なATP再生系の構築とヌクレオチド類生産への応用」で農芸化学技術賞を受賞。
  • 1997年 - 「立体及び位置特異的プロリン水酸化酵素の開発とその応用」で有馬啓記念バイオインダストリー協会賞を受賞。
  • 1999年
    • アミノ酸生産菌 コリネバクテリウム・グルタミカムの全ゲノム配列を決定。
    • 世界初の糖鎖の工業レベル生産システム技術で日経BP技術賞を受賞。
  • 2000年 - 発酵法による糖鎖の量産技術を開発。
  • 2004年 - ジペプチド(アミノ酸二量体)の新規工業製法を確立。
  • 2006年 - 「上海協和アミノ酸有限公司」の新工場が竣工。
  • 2007年
    • 協和発酵グループとキリングループの戦略的提携について発表。
    • 第一ファインケミカル株式会社(現・協和ファーマケミカル株式会社)を子会社化。
  • 2008年 - 協和醱酵工業株式会社(現・協和発酵キリン)のバイオケミカル事業部門を分社、協和発酵バイオ株式会社としてスタート。
  • 2014年 - 「ジペプチド発酵技術の開発と工業化」により農芸化学技術賞を受賞。
  • 2015年 - タイ現地法人THAI KYOWA BIOTECHNOLOGIES CO., LTD. がアミノ酸生産工場を竣工。
  • 2019年2月5日 - キリンホールディングスの子会社に。

主な商品[編集]

ファインケミカル領域[編集]

  • 各種アミノ酸(医薬品原料・輸液原料・健康食品原料・細胞培養培地、用途など)、ヒドロキシプロリン
  • 各種核酸関連物質(ATPシチコリン、FADなど)
  • 医薬品原末(シチコリン、プラバスタチンなど)
  • ジペプチド(アラニルグルタミン、アラニルチロシンなど)、グルタチオン、各種有機酸(シアル酸など)、カロチノイド類、その他

ヘルスケア領域[編集]

  • 健康食品(オルニチン、アルギニンEX、発酵コエンザイムQ10EX、アミノスタイル、シトルリン、発酵グルコサミンなど)
  • 機能性食品素材(オルニチンシトルリン、各種アミノ酸GABAなど)
  • 健康食品OEM
  • 医療食(オルニュート、エンガードなど)

国内事業所[編集]

営業拠点[編集]

  • 東京
  • 大阪
  • 九州

研究開発拠点[編集]

生産拠点[編集]

  • ヘルスケア土浦工場(茨城県稲敷郡
  • 山口事業所 防府(山口県防府市)
  • 山口事業所 宇部(山口県宇部市

国外事業所[編集]

海外販売拠点・駐在員事務所・持株会社[編集]

海外生産拠点[編集]

処分[編集]

安全性審査を経ていない遺伝子組み換え技術を使用した菌株を原料として食品添加物としてのL-フェニルアラニンを製造・販売していたこと2012年4月に分かり、厚生労働省の指示に基づき、協和発酵バイオはその販売を自粛し販売先に使用停止を通知した[2][3]。安全性審査を経て同年9月に自粛要請は解除された[4]

関連文献[編集]

  • 協和発酵バイオ株式会社(編) 『トコトンやさしい発酵の本』 第二版、日刊工業新聞社、2016年。ISBN 978-4526075728。

出典[編集]

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