南宇都宮駅

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南宇都宮駅
Minami-Utsunomiya Station(2021-03-28).jpg
駅舎(2021年3月)
みなみうつのみや
Minami-utsunomiya
TN 38 江曽島 (1.8 km)
(2.2 km) 東武宇都宮 TN 40
所在地 栃木県宇都宮市吉野二丁目8-23
駅番号 TN39
所属事業者 東武鉄道
所属路線 宇都宮線
キロ程 22.1 km(新栃木起点)
電報略号 ミナ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
1,205人/日
-2019年-
開業年月日 1932年昭和7年)4月17日
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南宇都宮駅(みなみうつのみやえき)は、栃木県宇都宮市吉野二丁目にある、東武鉄道宇都宮線である。駅番号はTN 39

歴史[編集]

  • 1932年昭和7年)4月17日 - 野球場前駅(やきゅうじょうまええき)として開業。駅名は同時期に駅の南方に開設された「宇都宮常設球場」(1932年 - 1960年)に由来する[1]。球場の跡地には宇都宮市立宮の原小学校が建てられた[1]
  • 1933年(昭和8年)12月15日 - 南宇都宮駅に改称。
  • 1959年(昭和34年) - 東武宇都宮駅から貨物営業の移管を受けて構内に貨物上屋を設置、貨物営業の廃止時期不明[2]
  • 1996年平成8年)ごろ - 自動券売機設置。
  • 2006年(平成18年)9月28日 - 構内踏切に自動遮断機設置。
  • 2018年(平成30年)5月 - 文化庁認定日本遺産「地下迷宮の秘密を探る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」の構成文化財として駅舎が認定される[3]
  • 2019年令和元年)8月7日 - リニューアルしたトイレを供用開始[3]
  • 2020年(令和2年)
    • 3月 - 駅舎リニューアル工事に着手[3]
    • 11月20日 - 駅舎リニューアル工事完成[3]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎は線路の北側にある。

駅舎は駅開業時に建設されたもので、木造平屋建て延べ床面積128.81平方メートルある[3]。基礎に大谷石を用い、壁も石材として、アール・デコ調のモダニズムを取り入れた装飾を採用している[2]。縦長の三連窓、出入口上部の欄間、待合室上部の格天井、庇の持ち送りなど、開業時からある装飾は、2020年のリニューアル工事にあたっても補修して保存された。野球場の最寄り駅であることに由来して、破風板はバットとボールを模したものとなっている。リニューアル工事に当たって、耐震性の向上、券売機カウンターのバリアフリー化なども実施された[3]。ホームとは構内踏切で連絡している。1990年代後半に自動券売機が設置されるまでは係員が出札窓口で初乗りから乗車券類を発売していた。PASMO対応簡易ICカード改札機設置駅。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 TN 宇都宮線 下り 東武宇都宮行き
2 上り 栃木南栗橋方面

利用状況[編集]

2019年度の1日平均乗降人員1,205人である。

年度別1日平均利用客数[4][5]
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2001年(平成13年) 1,612
2002年(平成14年) 1,527
2003年(平成15年) 1,510
2004年(平成16年) 1,524
2005年(平成17年) 1,470
2006年(平成18年) 1,362
2007年(平成19年) 1,307
2008年(平成20年) 625 1,280
2009年(平成21年) 609 1,245
2010年(平成22年) 596 1,204
2011年(平成23年) 555 1,124
2012年(平成24年) 545 1,109
2013年(平成25年) 544 1,110
2014年(平成26年) 563 1,144
2015年(平成27年) 558 1,126
2016年(平成28年) 548 1,078
2017年(平成29年) 602 1,174
2018年(平成30年) 619 1,208
2019年(令和元年) 1,205

駅周辺[編集]

駅周辺

住宅街の中にある駅で、商店街もある。北側は駅前からほぼ放射状に道が延びている[6]。駅開設時に半円形に区画整理して宅地開発された名残である[2]。南側はSUBARUの工場が徒歩圏にある。

1990年代後半頃まで駅の南側に東武運輸の倉庫があり、貨物扱い時代の石積みホームが残っていた。これらの倉庫群は2000年代前半までに住宅地として分譲され、貨物ホーム跡も撤去された。駅に隣接するスポーツクラブも、北隣にあった練炭会社との貨物取扱終了後に土地の有効活用策として東武スポーツがオープンさせたものである。

北口[編集]

南口[編集]

バス路線[編集]

北口より通りへ出たところに関東自動車の「南宇都宮」バス停留所がある。

乗り場 運行事業者 主要経由地 行先 備考
南宇都宮(下り) 関東自動車 宇高校 34 鶴田駅 [7]
南宇都宮(上り) 文化会館前・陽西通り十文字・桜小学校前・東武駅前 01 JR宇都宮駅

隣の駅[編集]

東武鉄道
TN 宇都宮線
江曽島駅(TN 38) - 南宇都宮駅(TN 39) - 東武宇都宮駅(TN 40)
※かつてあった花房町駅は南宇都宮駅から1.1km先東武宇都宮駅寄りの位置に開設されていた。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 柏村 2020, p. 27.
  2. ^ a b c 塚越哲男「宇都宮界わいの記録あれこれ 4 なんでもそろった「ミニ郊外電鉄」、東武宇都宮線」『鉄道ファン』第554号、交友社、2007年6月、 112 - 117頁。
  3. ^ a b c d e f “開業当時のデザインなどを再現しながら生まれ変わります! 宇都宮線 南宇都宮駅の駅舎リニューアルが完成! 〜開業当時の大谷石を保存し、日本遺産に認定された「大谷石文化」の一端を担います!〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東武鉄道, (2020年11月19日), オリジナルの2020年11月20日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201119130945/https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20201119174932hfVQq_pmXf44FcKWzDEc-Q.pdf 2020年11月20日閲覧。 
  4. ^ 栃木県統計年鑑(乗車人員) 2021年3月23日閲覧
  5. ^ 駅情報(乗降人員) | 企業情報 | 東武鉄道ポータルサイト 2020年8月8日閲覧。
  6. ^ 柏村 2020, pp. 26-27.
  7. ^ 関東自動車株式会社 路線バス

参考文献[編集]

  • 柏村祐司『なるほど宇都宮 歴史・民俗・人物百科』随想舎、2020年4月25日、188頁。ISBN 978-4-88748-382-8。

関連項目[編集]