南平台 (川崎市)

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南平台
—  町丁  —
南平台の位置(神奈川県内)
南平台
南平台
南平台の位置
座標: 北緯35度35分43.24秒 東経139度34分12.98秒 / 北緯35.5953444度 東経139.5702722度 / 35.5953444; 139.5702722
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Kawasaki, Kanagawa.svg 川崎市
宮前区
面積[1]
 - 計 0.32km2 (0.1mi2)
人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 - 計 4,413人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 216-0024[3]
市外局番 044 (川崎MA)[4]
ナンバープレート 川崎

南平台(なんぺいだい)は、神奈川県川崎市宮前区町名。丁番を持たない単独町名である。1985年(昭和60年)11月5日住居表示が施行されている[5]郵便番号は216-0024[3]。面積は0.32km2[1]

地理[編集]

宮前区の中部に位置する。東名高速道路が南平台の南東端を通過し、東京料金所やその他中日本高速道路関連の施設が所在している。それ以外は、市営住宅[6]など住宅地が広がっている。

南平台の北端は白幡台と、南東端では東名高速を概ねの境界としてけやき平に接する。南端では土橋犬蔵と、西端では初山に接する。これらの町域はすべて宮前区であり、南平台は市境や区境には接していない。

歴史[編集]

当地からは縄文中期の初山遺跡が発掘されるなどしている[7]。江戸時代までは平村の、明治から川崎市編入までは向丘村の一部であった。戦時中には軍用地として接収され、戦後に解放されたときには大字向ヶ丘の一部となった。

戦後になり、市営住宅が建設されるなど宅地化が進んでいったが、前後して東名高速道路が開通し、騒音が問題となった。地元住民たちの、8年間に及ぶ日本道路公団(当時)との交渉の結果、全国初となるR型遮音壁が設置された[8]

地名の由来[編集]

戦後に大字向ヶ丘が成立した際、当地は以前の大字部に位置することから、字南平(みなみだいら)とされた。住居表示を施行する際には、その「南平」に地形を表現する「台」を合わせ、さらに渋谷区にある南平台町の良好な住環境のイメージも重ね合わされて、「南平台」となった[7]

沿革[編集]

  • 江戸時代 - 当地は平村の一部であった。
  • 1889年(明治22年) - 平村など4村が合併して向丘村が成立。当地は向丘村大字平の一部となる。
  • 1938年昭和13年) - 向丘村が川崎市に編入。川崎市平の一部となる。
  • 1939年(昭和14年) - 当地が軍用地として接収される。
  • 1951年(昭和26年) - 接収解除された軍用地が大字向ヶ丘となる。当地は大字向ヶ丘字南平となる。
  • 1965年(昭和40年) - 初山遺跡が発掘される。
  • 1968年(昭和43年) - 東名高速道路の、東京 - 厚木間が開通。東京料金所が設置される。
  • 1972年(昭和47年) - 川崎市が政令指定都市へ移行。高津区大字向ヶ丘字南平となる。
  • 1982年(昭和57年) - 高津区から宮前区が分区。当地は宮前区大字向ヶ丘字南平となる。
  • 1985年(昭和60年) - 住居表示が施行され、南平台が成立。

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
南平台 2,125世帯 4,413人

人口の推移[編集]

人口推移のグラフ

南平台の人口は、以下の表のように推移している。

基準日 人口 人口基準 出典
1986年(昭和61年) 4月1日 4085 推計人口 [9]
1987年(昭和62年) 4月1日 4022 推計人口 [9]
1988年(昭和63年) 10月1日 4289 推計人口 [10]
1989年(平成元年) 10月1日 4271 推計人口 [10]
1990年(平成2年) 10月1日 4508 H2国勢調査 [10]
1991年(平成3年) 10月1日 4588 推計人口 [10]
1992年(平成4年) 10月1日 4489 推計人口 [10]
1993年(平成5年) 10月1日 4581 推計人口 [11]
1994年(平成6年) 10月1日 4535 推計人口 [11]
1995年(平成7年) 10月1日 4381 H7国勢調査 [11]
1996年(平成8年) 10月1日 4335 登録人口 [11]
1997年(平成9年) 10月1日 4482 登録人口 [11]
1998年(平成10年) 10月1日 4545 登録人口 [12]
1999年(平成11年) 10月1日 4729 登録人口 [13]
2000年(平成12年) 10月1日 4714 登録人口 [14]
2001年(平成13年) 10月1日 4804 登録人口 [15]
2002年(平成14年) 10月1日 4809 登録人口 [16]
2003年(平成15年) 10月1日 4894 登録人口 [17]
2004年(平成16年) 10月1日 4844 登録人口 [18]
2005年(平成17年) 9月30日 5003 登録人口 [19]
2006年(平成18年) 9月30日 4971 登録人口 [20]
2007年(平成19年) 9月30日 4903 登録人口 [21]
2008年(平成20年) 9月30日 4846 登録人口 [22]
2009年(平成21年) 9月30日 4846 登録人口 [23]
2010年(平成22年) 9月30日 4791 登録人口 [24]

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[25][26]

番地 小学校 中学校
全域 川崎市立白幡台小学校 川崎市立犬蔵中学校

交通[編集]

鉄道[編集]

東京料金所の真下を武蔵野南線が通過しているが、同線は基本的に貨物線であり、また当地に同線を利用可能な駅設備も存在しない。

高速バス[編集]

路線の詳細については、東京料金所#停車する路線を参照のこと。

東名高速道路の東京料金所に隣接して向ヶ丘バスストップがあり、各方面への高速バスが発着している。

路線バス[編集]

川崎市交通局鷲ヶ峰営業所)が、当地と宮前平駅溝口駅などを結ぶバスを運行している。

道路[編集]

施設[編集]

高速道路関連[編集]

東京料金所の航空写真。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

教育施設[編集]

  • 川崎市立白幡台小学校

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”. 川崎市 (2015年10月26日). 2018年2月15日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口”. 川崎市 (2018年1月25日). 2018年2月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月15日閲覧。
  5. ^ 区別町名一覧表(宮前区)”. 川崎市 (2016年12月1日). 2016年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月2日閲覧。
  6. ^ 宮前区内の川崎市営住宅一覧 川崎市、2005年12月1日現在(2011年9月6日閲覧)。
  7. ^ a b 「川崎市の町名」 日本地名研究所編、川崎市発行、1991年、P209。
  8. ^ 「たちばな地名探訪」 前川清治、労働教育センター、1997年。ISBN 4-8450-0283-3、P133~136。
  9. ^ a b 川崎市発行「川崎市統計書」昭和62年版、P28・29
  10. ^ a b c d e 川崎市発行「川崎市統計書」平成4年版、P32~34
  11. ^ a b c d e 川崎市発行「川崎市統計書」平成9年版、P32~33
  12. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成10年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  13. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成11年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  14. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成12年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  15. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成13年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  16. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成14年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  17. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成15年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  18. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成16年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  19. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成17年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  20. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成18年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  21. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成19年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  22. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成20年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  23. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成21年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  24. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成22年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  25. ^ 川崎市立小学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  26. ^ 川崎市立中学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  27. ^ 神奈川県警察高速道路交通警察隊 2011年9月6日閲覧。
  28. ^ 入札公告 (PDF) 中日本高速道路、2011年5月6日(2011年9月6日閲覧)。
  29. ^ 申請・問い合せ窓口(各高速道路(株)) 国土交通省、2011年9月6日閲覧。
  30. ^ 入札公告 (PDF) 中日本高速道路、2011年2月1日(2011年9月6日閲覧)。