南 (上尾市)

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南の位置(埼玉県内)
南
南の位置
北緯35度59分46.25秒 東経139度35分6.69秒 / 北緯35.9961806度 東経139.5851917度 / 35.9961806; 139.5851917
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Saitama Prefecture.svg 埼玉県
市町村 Flag of Ageo, Saitama.svg 上尾市
人口
2019年(平成31年)1月1日現在)[1]
 • 合計 1,129人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
362-0002[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
座標の場所は上尾市立上平小学校

(みなみ)は、埼玉県上尾市大字郵便番号は362-0002[2]

地理[編集]

埼玉県東部で上尾市北部の大宮台地上や芝川支流沿いの低地に位置する[4]。台地と低地との境は起伏が緩やかなため明瞭ではない[5]。 地区は上尾久喜線(べにばな通り)が通る西門前を挟み大きく南北に分かれ、北側は字新梨子や字北東谷(上平北小学校付近)、南側は字南東谷(上平公園付近)で大きく纏まっている。東側は大字菅谷、南側は上平中央、西から北にかけては大字久保西門前やその飛地と接する。南側は大字上尾村錦町とも僅かに接する。 境界線は東側の芝川の支流が流れる大字菅谷との境界は直線的な境界線だが、西側は周辺大字(大字上、西門前、久保)や、入会地由来の大小多くの飛地の境界が錯綜し、複雑な境界線を描いている。大字南の大小多くの飛地が北西から南東にかけて分布し、北は桶川市と上尾市の境界付近[6]、南は小敷谷吉田通線(はなみずき通り)の「平塚団地入口」交差点付近にも飛地がある[7]。大字南の地区内にも大字上の小さな飛地が複数ある。 地区は一部の飛地を除いたほぼ全域が市街化調整区域[8]に位置し、全体的には耕作地主体の農業地域であったが一部で宅地化も進行しており[6]、倉庫などの商業地のほか北部には青葉台団地や箕木住宅と称する纏まった住宅地も見られるが、人口の増加は周辺町丁や大字と比べると大字須ケ谷や菅谷と同様にかなり緩慢である[9]。北部は桶川駅から2 km圏内で、上尾市の中心地より桶川市の中心地の方が近い。

歴史[編集]

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡大谷領に属する南村、古くは桶川郷伊奈荘のうちにあり、江戸初期までは、桶川宿、上村、久保村、門前村などと共に一つの桶川村であったと云われている[4]。以降南村や上村などに分村したものと思われる。1801年享和元年)頃より村では京都の紅花問屋との間で紅花の取引が盛んに行なわれるようになった[4][10]。 地名は桶川郷の南側に位置していたことによるものと云われている[4]。なお、1616年元和2年)の年貢割付状によると「桶川南村」の地名[4]1621年(元和7年)の年貢割付状によると「南在家村」の地名、1631年(寛永8年)では「桶川の内南村」の地名が見出せる[5]

存在していた小字[編集]

  • 原山[5][23][注釈 2]
  • 南前
  • 吉田
  • 飛地
  • 南裏
  • 南東谷
  • 北東谷
  • 新梨子
  • 坂田前
  • 西

世帯数と人口[編集]

2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
大字南 471世帯 1,129人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[24]

大字 番地 小学校 中学校 備考
大字南 6〜244、564 上尾市立上平小学校 上尾市立上平中学校 通学希望届の提出により上平北小も選択可能
大字南 245〜560 上尾市立上平北小学校
大字南 565 上尾市立東小学校 上尾市立東中学校 飛地

交通[編集]

地区内に鉄道は敷設されていない。地区により最寄り駅が異なるが、南部は高崎線北上尾駅、青葉台団地などがある北部は桶川駅から東方2 km圏内[9]で最寄り駅となっている。

道路[編集]

バス[編集]

桶川駅から内宿駅方面などへの路線バスが運行されている。

朝日自動車[25]

地区内には「青葉台団地」停留所が設置されている。

上尾市コミュニティバス「ぐるっとくん[26]
  • 上平菅谷北上尾線
  • 上平箕の木循環

地区内は「上平公園北口」、「上平北小学校西」、「上尾第一団地東」、「青葉台団地」停留所が設置されている。

施設[編集]

  • 上平公園(一部)
  • 埼玉県上尾地方庁舎
  • 上尾市立上平小学校
  • 上尾市立上平北小学校
  • 上尾市立上平中学校第二グラウンド - 上平公園に隣接
  • 南新梨子公民館
  • 南区公民館
  • 青葉台団地(一部)
  • 箕木住宅(一部)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』488頁では1624年(寛永元年)岩槻藩阿部氏領となる、と記されている。
  2. ^ 武蔵國郡村史』や『新編武蔵風土記稿』では「原」とも。

出典[編集]

  1. ^ a b 町丁大字別人口表”. 上尾市 (2017年10月6日). 2019年6月30日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年6月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』819頁。
  5. ^ a b c d e 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』487-493頁。
  6. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』929頁。
  7. ^ Googlemap - Google.2019年6月30日閲覧。
  8. ^ 都市計画図がご覧になれます。 - 上尾市(2014年9月5日).2019年6月30日閲覧。
  9. ^ a b 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』495-497頁。
  10. ^ 広報広聴課 (2015年8月). “上尾歴史散歩293 上尾と紅花(広報あげお 平成27年8月号 No.977)”. 上尾市役所. p. 35. 2019年7月1日閲覧。
  11. ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』117-123頁。
  12. ^ a b 学校の沿革 (PDF)”. 上尾市立上平小学校(上尾市教育委員会) (2019年6月3日). 2019年7月1日閲覧。
  13. ^ a b 沿革”. 上尾市立上平中学校(上尾市教育委員会) (2012年8月23日). 2019年7月1日閲覧。
  14. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1421頁。
  15. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』818頁。
  16. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』929頁。
  17. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』818頁。
  18. ^ 学校の沿革”. 上尾市立上平北小学校(上尾市教育委員会) (2011年4月8日). 2019年7月1日閲覧。
  19. ^ 上尾市の土地区画整理事業”. 上尾市役所 (2018年4月1日). 2019年6月30日閲覧。
  20. ^ 平成10年度当初予算の重点項目について”. 上尾市役所 (1998年). 1999年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月1日閲覧。
  21. ^ 広報あげお 2018年7月号(No.1012) (PDF)”. 上尾市役所. p. 6 (2018年7月). 2019年7月1日閲覧。
  22. ^ 上平第三地区の町名地番の変更”. 上尾市役所 (2016年11月2日). 2019年6月30日閲覧。
  23. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1389頁。
  24. ^ 市内小・中学校通学区一覧”. 上尾市 (2018年4月1日). 2019年6月30日閲覧。
  25. ^ 菖蒲営業所管内路線図 (PDF) - 朝日自動車(2017年7月31日).2019年6月30日閲覧。
  26. ^ ぐるっとくん 上尾市内循環バスROAD案内マップ (PDF) - 上尾市役所.2019年6月30日閲覧。

参考文献[編集]

  • 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市、1997年3月31日。
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。