台町 (横浜市)
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台町 | |
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![]() 現在の台町 | |
北緯35度28分15.0秒 東経139度37分30.19秒 / 北緯35.470833度 東経139.6250528度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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区 | 神奈川区 |
面積 | |
• 合計 | 0.079km2 |
人口 | |
• 合計 | 2,369人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
221-0834[3] |
市外局番 | 045 (横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
台町(だいまち)は横浜市神奈川区の町名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施[5]。郵便番号は221-0834[3]。
地理[編集]
神奈川区南部、横浜駅北方の丘の中腹にあり、旧東海道に沿って東西に細長い地域。中央が峠状に高くなっている。北側の高台は高島台、南側の低地は 鶴屋町、西側は沢渡、西区楠町と南軽井沢、東側は金港町に接する。
歴史[編集]
江戸時代には南側の崖下(現在の鶴屋町)が海で眺めが良く、神奈川宿の西部にも当たるため茶屋が多く立ち並び、東海道でも有名な景勝地だった。『東海道中膝栗毛』にも登場し、歌川広重の『東海道五十三次』神奈川台之景の図が特に有名。
明治に入ると鉄道建設をきっかけに周辺の埋め立てが進み、南側の鶴屋町も大正年間に埋め立てが完了した。横浜の開発に尽力した高島嘉右衛門は北側の大綱山に屋敷を構え、これにちなんでここは高島台と呼ばれるようになった。
現在はマンションが多く、下の鶴屋町にもビルが密集し、景勝地の面影はない。
世帯数と人口[編集]
2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
台町 | 1,410世帯 | 2,369人 |
小・中学校の学区[編集]
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 横浜市立青木小学校 | 横浜市立栗田谷中学校 |
名所・施設[編集]
- 旧東海道:「神奈川宿歴史の道」として整備されている
- 料亭・田中家:坂本龍馬夫人楢崎龍が一時勤めたことで有名
- 神奈川台関門跡:幕末に攘夷テロ対策として設けられた
- 大綱金刀比羅神社:もと大綱山(高島台)にあったが、後に遷座した
- 三宝寺:かつて歌人・弁玉が住職を務めた。現在は高層建築の上に本堂が載った構造で、遠方からも目立つ
- 東横フラワー緑道:東横線跡地、古くは神奈川駅があった
学校[編集]
- 東京IT会計法律専門学校横浜校
関連項目[編集]
出典[編集]
- ^ “横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2016年3月31日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ a b “横浜の人口 - 登録者数(市・区・町・外国人) - 町丁別世帯と男女別人口”. 横浜市 (2017年12月31日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月23日閲覧。
- ^ 横浜市の町名一覧
- ^ “小中学校等通学区域”. 横浜市 (2017年11月15日). 2018年1月24日閲覧。
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