吉田利勝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
 吉田利勝 八段
名前 吉田利勝
生年月日 (1933-07-03) 1933年7月3日(84歳)
プロ入り年月日 1957年10月1日(24歳)
棋士番号 75
出身地 愛知県名古屋市
師匠 花村元司九段
段位 八段
戦績
2017年8月24日現在

吉田 利勝(よしだ としかつ、1933年7月3日 - )は、将棋棋士。1992年、引退。花村元司九段門下。棋士番号は75。愛知県名古屋市出身。

棋歴[編集]

プロ入り後、初参加の順位戦となる第13期(1958年度)C級1組順位戦で11勝3敗・2位の成績を収め、C級1組へ昇級(五段昇段)。翌期は病気休場。

第17期(1962年度)C級1組順位戦の最終局で、大村和久との7勝3敗同士での直接対決に敗れ、昇級を逸する。

第24期(1969年度)C級1組順位戦で、11勝1敗の抜群の成績を収め、B級2組へ昇級(六段昇段)。以降、1970年度から1991年度までの22期23年間、B級2組に留まる。

第22期(1972年度)王将戦で予選を勝ち抜き、難関・王将リーグに参加。1勝を挙げるが、二上達也中原誠名人)、米長邦雄らには勝てずリーグ残留はならなかった。

第27期(1975年度後期)棋聖戦大内延介有吉道夫らを破り挑戦者決定戦まで勝ち進むが、二上達也に敗れ、タイトル挑戦はならず。

第7回(1975年度後期)早指し将棋選手権でベスト4。準決勝で大山康晴棋聖に敗れる。

第49期(1990年度)B級2組順位戦の2回戦(1990年6月29日)で、羽生善治竜王を破る。吉田が後手番で、横歩取りの将棋であった。羽生はこの1敗が大きく響き、昇級できなかった[1]

棋風[編集]

相掛かり系、角換わり矢倉などを指す居飛車党であるが、時折り四間飛車も指す。

駒が前に行く攻めの棋風で、いったん筋に入ると、たちどころに攻め倒す。

人物[編集]

「将棋年鑑」の編集主幹や日本将棋連盟の経理部長を長く務めた[2]

昇段履歴[編集]

主な成績[編集]

通算成績
389勝513敗
在籍クラス
  • 順位戦 自己最高 B級2組
表彰
  • 現役勤続25年表彰(1982年11月)

著書[編集]

  • 『将棋入門から初段まで - 新しい基本戦法 - 』(永岡書店

脚注[編集]

  1. ^ この第49期B級2組順位戦では、最終的に羽生を含む4人が8勝2敗で並んだが、羽生はリーグ表で下位のため昇級できなかった。
  2. ^ 平成10年版「将棋年鑑」

関連項目[編集]