名豊ビル

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名豊ビル
MEIHO BUILDING
Meiho Building, in Toyohashi (2010.12).jpg
情報
用途 複合商業施設
施工 鹿島建設
伊藤忠商事[1]
建築主 中部ガス不動産株式会社
事業主体 中部ガス不動産株式会社
管理運営 サーラグループ
延床面積 28.930 m² [2]
階数 本館:地上9階・地下2階
新館:地上12階・地下2階
竣工 1968年9月
開館開所 1968年10月8日[3]
所在地 440-0888
愛知県豊橋市駅前大通2-48
座標 北緯34度45分45.54秒
東経137度23分12.79秒
座標: 北緯34度45分45.54秒 東経137度23分12.79秒
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名豊ビル(めいほうビル)は、愛知県豊橋市駅前大通にあった複合商業施設。1968年(昭和43年)10月8日に開業し[3]、2017年(平成29年)4月30日に閉鎖された[2]

歴史[編集]

戦前のこの場所には豊橋市立狭間尋常小学校があったが、1945年(昭和20年)6月19日から20日の豊橋空襲で甚大な被害を受けたため、狭間小学校は1949年(昭和24年)12月に閉校となって豊橋市立松山小学校に統合された。狭間小学校跡地には大豊百貨店が建設されたが[4]東三河地方総合開発の一環として名豊ビルの建設が計画され、1968年(昭和43年)10月8日に開業した[3][2]。かつては豊橋鉄道などと合弁で運営する名鉄グループのビルであった。豊橋グランドホテル(本館および新館の7階から最上階)、スーパーの西川屋豊橋店(4階・5階、ユニーの前身のひとつ)などの商業施設、オフィス、文化センター等を擁する複合ビルだった。

西川屋は1971年(昭和46年)のユニー発足後も、ユニー名豊店として衣料品のみ販売していた時期があった。ユニー名豊店は1992年(平成4年)8月に閉店し、跡地は貸しホールとして運営されていた。本館地下1階には1969年(昭和44年)に開設された豊橋バスターミナルへの連絡口があったが、バスターミナルは2006年(平成18年)9月に廃止され、月極駐車場となっていた。

やがて中部ガスを母体とするサーラグループの運営に変わった。名鉄グループだったことから、サーラグループが受け継いだ後も商業施設では名鉄グループのギフトカードが利用可能であった。かつては名豊ビル株式会社が運営を行っていたが、2008年(平成20年)11月1日に中部ガス不動産株式会社と合併し、中部ガス不動産名豊ビル事業部門の運営に変わった。豊橋グランドホテルは2011年(平成23年)6月20日をもって閉業した。

2017年(平成29年)3月31日をもって本館地下1階からアクセスできた月極駐車場が営業を終了。名豊ビルも2017年(平成29年)4月30日をもって営業を終了し、48年半の歴史に幕を閉じた[2]。豊橋市は名豊ビル・開発ビル・狭間児童広場跡地で豊橋駅前大通二丁目地区第1種市街地再開発事業を進めており、名豊ビルは2018年(平成30年)に取り壊された。跡地には2021年(令和3年度)に再開発ビル東棟が竣工する予定である。

施設概要[編集]

本館[編集]

2016年時点では店舗は1階に集約され、地下1階及び2階-4階は閉鎖されている。5階にイベントホール、6階にギャラリースペースを設け、各種イベントや展示会などに利用されている。6階には中部ガス等のオフィステナントもある。

2011年頃までは地下1階から地上4階までが商業施設となっており、かつてはこれらを総称して「ハイショップ名豊[1]」と呼んでいたが、1997年以降は「い・き・い・きプラザ」と呼ばれていた。

入居していたテナント[編集]

1階
  • ホームメイド協会(料理教室)

新館[編集]

1階から6階までは、オフィステナントを中心としたゾーンとなっており、名豊ビル事業所を始め、サーラグループの事業室や、時事通信社の豊橋支局等が入居している。

はざまビル[編集]

1階は飲食店等、2-5階はテナントスペースとなっている。

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b “名豊ビル晴れの完工式 経済文化の中心拠点 東三河都市開発に新風”. 東海日日新聞 (東海日日新聞社): p. 1. (1968年10月8日) 
  2. ^ a b c d “さようなら名豊ビル”. 東海日日新聞 (東海日日新聞社). (2017年5月1日). http://www.tonichi.net/news/index.php?id=60101 2017年5月2日閲覧。 
  3. ^ a b c “名豊ビル花々しく開館 競い合う名店街 目をみはる豊橋っ子”. 東海日日新聞 (東海日日新聞社): p. 3. (1968年10月9日) 
  4. ^ 『豊橋百科事典』p.729

参考文献[編集]

  • 豊橋百科事典編集委員会『豊橋百科事典』豊橋市、2006年