名鉄イン
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本社が入居するメイフィス名駅ビル(2015年8月) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒451-0045 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目26番25号 メイフィス名駅ビル10階 北緯35度10分6.6秒 東経136度53分13.2秒座標: 北緯35度10分6.6秒 東経136度53分13.2秒 |
設立 | 2007年(平成19年)4月1日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 |
9180001021993 ![]() |
事業内容 | ビジネスホテルの運営および管理業務の受託 |
代表者 | 亀山 隆(取締役社長) |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 149名(2017年4月1日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 名鉄不動産 100% |
外部リンク | http://www.m-inn.com/ |
名鉄イン株式会社(めいてつイン、英称:MEITETSU INN)は、同名のビジネスホテルチェーンを運営する企業で、名鉄不動産の100%子会社である。
概要[編集]
いわゆる宿泊特化型のホテルで、比較的リーズナブルな料金で、必要最低限にして充分なサービスを提供しているのが特徴である。名古屋鉄道グループである特性を最大限生かし、駅から至近もしくは駅直結の至便な場所に店舗を構える良好な立地条件が特色の一つでもある。
名鉄不動産の新規事業として開発されたため、名古屋鉄道グループの名鉄グランドホテルや名鉄犬山ホテルなどを中核とする名鉄ホテルグループとは一線を画す。名古屋鉄道の子会社ではなく名鉄不動産の子会社であることから、ホテルの格・運営方法等は独自の特徴を持つ。
同チェーンは、2016年時点では愛知県と東京都の2都県で店舗を展開している。
電子マネー決済に関しては、2004年12月にEdyを導入したのに続き、2008年4月からは京浜急行電鉄と提携したことで、全店でPASMO・Suicaでの決済を開始した。東海地方のホテルにおけるPASMO電子マネー加盟店の第一号である。さらに2011年2月からはmanacaでの決済にも対応した[1]。
2010年7月20日、親会社・名鉄不動産の本社移転に伴い、本社をメイフィス名駅ビル10階に移転した。
店舗[編集]
愛知県に8店舗、東京都に2店舗、大阪府・京都府に各1店舗の計12店舗を展開する。2018年3月より、新ブランド「ホテルミュッセ」一号店となる「ホテルミュッセ銀座名鉄」を開業した。また、2020年10月には京都府に二号店となる「ホテルミュッセ京都四条河原町名鉄」を開業した。
各店舗の詳細情報は公式サイト「各ホテルのご案内」を参照。
耐震偽造問題の余波[編集]
2005年に発覚した構造計算書偽造問題のあおりを受け、名鉄イン刈谷の建物の安全性が確保できないとされ営業休止、建物の解体処分に追い込まれた。解体後、新たなホテルを建設し、2007年11月29日に営業を再開した。
私鉄系宿泊特化型ホテルチェーンとの連携[編集]
2008年(平成20年)10月1日から、京急EXイン・西鉄インと、広範囲の業務提携を開始し、ネットワークの拡大を図った。更に、2009年(平成21年)8月1日からは静岡鉄道系列の静鉄ホテルプレジオが加わることになり、同ネットワークは「Rail Innネットワーク」と名付けられた[2]。更に2010年(平成22年)12月1日からは、富山地方鉄道の子会社である富山地鉄ホテルも「Rail Innネットワーク」に参画、5社提携に発展した[3]。ところが業務提携による相乗効果が当初予測したほど高まらなかったことから、2016年(平成28年)3月31日をもってネットワークは解散となり、同日をもって連携ポイントサービスも終了となった[4]。
脚注[編集]
- ^ 2011.2.11【manaca】電子マネー決済サービス開始! - 名鉄イン 2011年2月10日
- ^ 京急EXイン・西鉄インとの業務提携に「静鉄ホテルプレジオ」が仲間入り
- ^ “Rail Inn ネットワークに富山地鉄ホテルが仲間入り” (PDF) (プレスリリース), 株式会社西鉄イン・株式会社京急イーエックスイン・静岡鉄道株式会社・名鉄イン株式会社・富山地鉄ホテル株式会社, (2010年11月29日)
- ^ “レールイン連携ポイントサービス終了のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), レールインネットワーク 加盟ホテル, (2015年10月1日)
外部リンク[編集]
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