名鉄バス
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名鉄バスターミナルビル(2010年2月) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-26-25 |
設立 | 2004年5月11日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 |
5180001054254 ![]() |
事業内容 | 旅客自動車運送事業 |
代表者 |
代表取締役社長 清水 良一 代表取締役常務 瀧 修一 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 186億79万円(2017年3月期実績) |
純利益 | 9億6700万円(2020年03月31日時点)[1] |
総資産 | 225億7400万円(2020年03月31日時点)[1] |
従業員数 | 1,717名(2017年3月現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 名古屋鉄道株式会社(100%) |
外部リンク | http://www.meitetsu-bus.co.jp/ |
特記事項:営業開始は2004年10月1日 |
名鉄バス株式会社(めいてつバス)は、2004年5月11日(営業開始は同年10月1日)に名古屋鉄道自動車事業本部から分社化されたバス会社。分社化以前は名古屋鉄道が運行するバスの呼称として使用されていた。本社は名古屋市中村区名駅の名鉄バスターミナルビルの近くにある。
概要[編集]
名古屋鉄道100%出資の子会社で、愛知県の広範囲を路線としている。愛知県・岐阜県・石川県・宮城県の一部バス会社は名鉄グループと資本提携をしている。
路線バスは愛知県・岐阜県内(近距離高速線を含む)、高速バスは全国各地へ運行している。なお、一部の高速バス路線においては、分社化当初は名鉄観光バスが運行していたが、2009年(平成21年)2月1日に全路線を譲り受けている。
愛知県内の各自治体のコミュニティバスやイオンから各ショッピングセンターへの無料シャトルバスの運行も受託している。名鉄バスの路線が廃止されてコミュニティバス化された例もある。
なお、バス部門分社化に際して岐阜営業所(高富)は名鉄バスでなく、同じく名鉄グループである岐阜乗合自動車(岐阜バス)へ移管された。また、2008年7月1日より、地域運行会社「名鉄バス東部株式会社」「名鉄バス中部株式会社」の2社を設立し、効率化のため名鉄バス岡崎営業所・豊田営業所の担当路線を名鉄バス東部株式会社、名鉄バス名古屋営業所の担当路線を名鉄バス中部株式会社へ管理委託していたが、上記2社は2018年7月1日に名鉄バス本体に吸収合併された。[2]
現行路線[編集]
カッコ内は共同運行会社。
昼行高速バス[編集]
- 中央道高速バス
- 名鉄バスセンター - バスタ新宿(新宿駅南口)(京王バス)夜行便あり
- 名鉄バスセンター・栄 - 昼神温泉・飯田 (信南交通)
- 名鉄バスセンター・栄 - 伊那・駒ヶ根・箕輪 (信南交通・伊那バス)
- 名鉄バスセンター - 松本 (アルピコ交通)
- 名鉄バスセンター - 新潟 (新潟交通)夜行便あり
- 北陸道特急バス
- 名鉄バスセンター・名古屋駅 - 福井(福井駅東口)(福井鉄道・京福バス・JR東海バス)
- 名鉄バスセンター・名古屋駅 - 金沢 (JR東海バス・西日本JRバス・北陸鉄道)
- 東海北陸道高速バス (富山地方鉄道)
- 名鉄バスセンター - 富山
- ひだ高山号(JR東海バス・濃飛バス)
- 中部国際空港・名鉄バスセンター・名古屋駅 - 高山濃飛バスセンター
- リゾートエクスプレス(富士急バス)季節運行
- 名鉄バスセンター・星ヶ丘 - 富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅
- 名古屋 - 奈良線(奈良交通)
- 名鉄バスセンター - 大和高原山添 - 大和高原都祁 - 天理(櫟本) - JR奈良駅 - 近鉄奈良駅
- 名神ハイウェイバス・京都線(JR東海バス・名阪近鉄バス・西日本JRバス)
- 名鉄バスセンター・名古屋駅 - 京都駅
- 名神ハイウェイバス・神戸線(JR東海バス・西日本JRバス)
- 名鉄バスセンター・名古屋駅 - 三ノ宮駅・ポートピアホテル
近距離高速バス[編集]
- 名古屋・桃花台線
- 2005年10月1日運行開始。
- 名鉄バスセンター・栄 - 小牧駅・桃花台ニュータウン
- 多治見線(東濃鉄道)
- 2001年10月20日運行開始。
- 名鉄バスセンター・栄 - 中央道桃花台・皐ヶ丘・桂ヶ丘・桜ヶ丘
- 使用車両は、桃花台線と共通運用。
- 名鉄バス担当便のみ、manacaや全国の交通系ICカード乗車券に対応している。回数券が販売されており、回数券の利用が可能。
- 名鉄バス担当便は、朝夕ラッシュ時のみ運行。
- 高針線
- 2003年5月13日運行開始。
- 香久山系統 名鉄バスセンター - 栄 - 牧の原 - 極楽 - 香久山 - 南高上 - 愛知学院大学
- 特急学院系統 名鉄バスセンター - 牧の原 - 極楽 - 竹の山南 - 愛知学院大学
- 高速長島温泉線 (三重交通)
- 名鉄バスセンター - なばなの里 - 長島スポーツランド - 長島温泉
- 名古屋・土岐線
- 名鉄バスセンター - 栄 - 土岐プレミアム・アウトレット
- manacaや全国の交通系ICカード乗車券には対応していない。
夜行高速バス[編集]
昼行高速バスと重なるものは省略。カッコ内は共同運行会社。
- 青葉号(宮城交通)
- 名鉄バスセンター - 仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター)
- オレンジライナーえひめ号(伊予鉄バス)
- 名鉄バスセンター - 徳島 - 松山・八幡浜
- どんたく号(西鉄バス)
- 名鉄バスセンター - 小倉駅・博多駅・西鉄天神高速バスターミナル
- 名古屋~宇都宮・福島線(福島交通)
- 名鉄バスセンター - 佐野・鹿沼・宇都宮駅・西郷・須賀川・郡山駅前・福島駅東口[注 2][4]
- 名古屋~上高地線(名鉄バス単独運行)※上高地発は昼行便
- 名鉄バスセンター - 新穂高ロープウェイ - 平湯バスターミナル - 上高地バスターミナル
空港アクセスバス[編集]
空港アクセスバスの使用車両は、全て日野・セレガを使用している。なお、セントレアリムジンでは、専用車として、セントレアのキャラクター「なぞの旅人フー」と飛行機のマークのラッピング車両を使用する。また、県営名古屋空港アクセスバスでは、かつて三菱ふそう制のエアロバスの飛行機マーク専用車を使用していた。なお、西春空港線では、一般路線であるため、一般路線バスと同様の車両を使用する。
- 藤が丘・空港線
- 中部国際空港 - 藤が丘
- 豊田・空港線
- 中部国際空港 - トヨタ本社前 - 豊田市
- 中部国際空港 - トヨタ元町工場前 - 豊田市
- セントレアリムジン
- 中部国際空港 - 名古屋東急ホテル-栄-錦通本町-ヒルトン名古屋-名古屋観光ホテル-伏見町-名鉄バスセンター
- 県営名古屋空港線
- 名鉄バスセンター - 栄 - 県営名古屋空港 - あいち航空ミュージアム
- 一般路線バス 西春空港線
- 西春駅 - 県営名古屋空港 - エアポートウォーク
- 西春駅 - 県営名古屋空港(快速)
一般路線バス[編集]
- 各営業所・管理所の記事を参照
名鉄バスでは2019年4月より、段階的に系統番号を導入しており、基幹バス本地ヶ原線、津島営業所管内、蒲郡管理所管内の路線に導入された。10月からは名古屋営業所の残りの路線、一宮営業所、春日井営業所、豊田営業所管内の路線に系統番号を導入、2020年4月から知立営業所管内の路線に系統番号が導入された。
岡崎営業所管内では2009年3月より岡崎市の総合交通政策の一環として先に系統番号を導入していたが、2020年4月に系統番号の変更が行われた。
イオンから受託しているシャトルバス[編集]
カッコ内は、担当している営業所。
- 上小田井駅 - mozoワンダーシティ(一宮)
他にもイオンモール熱田と金山駅、イオンモールナゴヤドーム前と大曽根駅前を結ぶシャトルバスも運行していたが、2020年4月1日より他社に移管された。
また、イオンモール熱田と熱田地域を巡回するシャトルバスも運行していたが2020年7月1日から他社へ移管された。
深夜バス[編集]
概要[編集]
一般路線と都市間高速バス路線で運行。
基本的には片道運行。出発時刻は23:00以降である。行き先表示には「深夜」「深夜バス」の表記がある。運賃は通常の2倍の場合が多い。尚、乗車区間の定期券の場合は、定期券を提示し、乗車区間の普通運賃を支払う。
平日(月 - 金曜日)の運行であるが、土曜日運行の路線もある。
一般路線[編集]
- 平日(月 - 金曜日)運行
- 東岡崎駅 → 大樹寺
- 東岡崎駅 → 東名岩津
- 名鉄一宮駅 → 起(郷北)
- 名鉄一宮駅 → 宮田本郷
- 星ヶ丘駅 → 五色園
- 藤が丘駅 → トヨタ博物館前
- 春日井駅 → 桃花台東
- 名鉄バスセンター → 大坪(岩塚経由)(2015年9月までは金曜日のみ運行)
- 平日(金曜日土曜日運行)
- 高蔵寺駅北口 → 藤山台東(円福寺前経由)
- 高蔵寺駅北口 → 石尾台南(中央台経由)
- 高蔵寺駅北口 → 石尾台南(白山橋経由)
- 高蔵寺駅北口発の路線は一般路線のルートとは異なるため、運賃は異なる。
2020年4月から運行日減便
都市間高速バス路線[編集]
- 平日(月 - 金曜日)運行
- 名鉄バスセンター → 愛知学院大学前
特定輸送 [編集]
- エリア各地の一部の市町村では、自治体からコミュニティバスの運行を委託している。
- また、名古屋競輪や三菱重工関連などの特定契約輸送を行っている。
廃止・撤退路線[編集]
路線バス[編集]
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- 名岐線
- 名鉄バスセンター - 清洲 - 稲沢 - 東一宮 - 柳津 - 新岐阜 - 長良北町 - 高富
- 名鉄バスセンター - 清洲 - 稲沢 - 東一宮 - 笠松本町 - 新岐阜
- 名鉄バスセンター - 清洲 - 稲沢 - 東一宮 - 尾張一宮駅前 - 中和羊毛前
- 名鉄バスセンター - 清洲 - 稲沢 - 東一宮 - 印田
- 奥田線
- 名鉄バスセンター - 清洲 - 高重 - 奥田団地前 - 高御堂 - 国府宮
- 大里駅前 - 高重 - 大矢 - 奥田団地前 - 高御堂 - 国府宮
- 国府宮 - 高御堂 - 奥田団地前 - 大矢ソニー前 - 中之庄 - 甚目寺観音前 - 中村公園前
- 国府宮 - 高御堂団地 - 奥田団地前 - 大矢ソニー前 - 中之庄
- 名新線
- 名鉄バスセンター - 西枇杷島 - 新川役場前 - 豊和工業前
- 名岐バイパス線
- 名鉄バスセンター - 押切町 - 中之郷 - 東一宮(一宮名鉄百貨店前)
- 名犬バイパス線
- 名犬線
- 名鉄バスセンター - 伏見町 - 県庁前 - 上飯田 - 桜井 - 小牧駅 - 犬山 - 犬山遊園
- 名鉄バスセンター - 伏見町 - 県庁前 - 上飯田 - 桜井 - 小牧駅
- 名鉄バスセンター - 伏見町 - 県庁前 - 上飯田 - 味美駅
- 名半・名犬線
- 加木屋 - 名和 - 神宮前 - 名鉄バスセンター - 伏見町 - 県庁前 - 上飯田 - 桜井 - 小牧 - 犬山 - 犬山遊園
- 下末線
- 名鉄バスセンター - 伏見町 - 県庁前 - 上飯田 - 春日井(名鉄小牧線側) - 下末 - 本庄 - 池之内 - 野口大山
- 名鉄バスセンター - 伏見町 - 県庁前 - 上飯田 - 春日井 - 下末 - 大草
- 名鉄バスセンター - 伏見町 - 県庁前 - 上飯田 - 春日井 - 下末 - 小牧駅
- 小牧駅 - 味岡 - 本庄 - 池之内 - 野口大山
- 小牧駅 - 下末 - 本庄 - 池之内 - 野口大山
- 小牧駅 - 下末 - 大草 - 池之内 - 野口大山
- 名多線
- 名鉄バスセンター - 勝川駅前 - 鳥居松 - 坂下 - 多治見駅前(東濃鉄道と共同運行、後に東濃鉄道のみの運行)
- 名鉄バスセンター - 勝川駅前 - 鳥居松 - 坂下 - 高森台西 - 藤山台南
- 名鉄バスセンター - 勝川駅前 - 鳥居松 - 坂下 - 高森台西
- 春日井線
- 名鉄バスセンター - 瀬古 - 松河戸 - 鳥居松 - 春日井市民病院前
- 名鉄バスセンター - 大永寺 - 松河戸 - 鳥居松 - 春日井市民病院前
- 名鉄バスセンター - 大永寺 - 松河戸 - 鳥居松 - 篠木車庫前
- 津島・春日井線
- 津島 - 東神守 - 安松 - 名鉄バスセンター - 瀬古 - 松河戸 - 鳥居松 - 春日井市民病院前
- 津島 - 給父
- 志段味線
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 志段味支所前 - 高蔵寺駅北口
- 瀬戸線
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 瀬戸駅前 - 赤津 - 飯野 - 上仁木・小渡・豊田市
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 瀬戸駅前 - 赤津
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 瀬戸駅前 - 品野
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 森林公園ゴルフ場前
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 旭団地
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 牛牧住宅
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡住宅
- 瀬戸・本地ヶ原線
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 印場 - 四軒家 - 古出来町 - 名鉄バスセンター《循環》
- 名古屋旭線
- 名鉄バスセンター - 守山 - 小幡 - 印場 - 長久手車庫
- 依佐見団地線
- 知立・長島温泉線
- 鳴海線
- 名半線
- 名鉄バスセンター - 神宮前 - 名和 - 加木屋 - 阿久比役場前 - 知多半田駅(知多乗合と共同運行)
- 名鉄バスセンター - 神宮前 - 名和 - 加木屋 - 横須賀 - 大日堂前
- 武豊線
- 名鉄バスセンター - 神宮前 - 鳴海 - 大府本町 - 緒川駅前 - 亀崎 - 本町1丁目 - 武豊大足 - 富貴(知多乗合と共同運行)
- 碧南直通線
- 名鉄バスセンター - 神宮前 - 鳴海 - 大府本町 - 緒川駅前 - 元中根 - 吉浜 - 衣浦温泉前 - 碧南駅前
- 安城・新川線
- 安城・高棚線
- 新安城 - 池浦 - 安城駅前 - 安城市役所前 - 榎前 - 高棚
- 安城線
- 碧南線
- 稲武線
- 豊田市 - 平戸橋 - 西中金 - 足助 - 伊勢神 - 稲武
- 杉本線
- 足助 - 豊岡 - 新盛 - 杉本 - 小渡
- 御蔵線
- 足助 - 豊岡 - 大蔵 - 御蔵 - 月原
- 二タ宮線
- 足助 - 桑田和 - 川面上 - 桑田和 - 二タ宮 - 明川 - 上明川
- 足助 - 桑田和 - 二タ宮 - 明川 - 上明川
- 田口線
- 稲武 - 川向 - 田口
- 田口 - 名倉澄川
- 押山線
- 稲武 - 押山
- 根羽線
- 稲武 - 上郷 - 根羽(唯一、長野県に乗り入れていた)
- 萩線
- 国府駅 - 萩
- 浜松-岡崎線(遠州鉄道・豊橋鉄道)
- 岐阜高富線(岐阜バスに譲渡)
- 羽島線
- 高富 - 長良北町 - 徹明町 - 新岐阜 - 岐阜駅前 - 加納駅前 - 笠松駅前 - 森 - 電話局前 - 岐阜羽島駅前
- 豊田・渋谷線(とよたおいでんバスに移管。路線・運行会社の変更なし)
- 豊田市 - 東山町5丁目
- 岩倉・小牧線
- 岩倉 - 小木 - 小牧南高校前 - 元町三丁目 - 小牧市役所 - 小牧駅(この書体の区間のみ廃止。現在は八剱・小牧市役所経由に変更)
- 小木線(旧)
- 小木線(新)
- 上小田井 - 藤島団地 - 元町三丁目 - 小牧市役所 - 小牧駅
- 上小田井 - 藤島団地 - 岩倉団地 - 岩倉駅
- 上小田井 - 藤島団地 - とみづか - 上小田井(終端部循環)
- 明治村線(現在は経路変更の上、岐阜バス)
- 犬山駅(東口) - 犬山ニュータウン - 尾張富士 - 明治村
- 犬山駅(東口) - 犬山ニュータウン - 入鹿池乗船場 - 明治村
- 犬山遊園 - 犬山駅(東口) - 犬山ニュータウン - 尾張富士 - 明治村
- 入鹿遊園線
- 犬山駅(東口) - 犬山ニュータウン - 奥入鹿遊園
- 日の出団地線(明治村線と統合の上、現在は岐阜バス)
- 犬山駅(東口) - 犬山ニュータウン - 日の出団地
- 犬山駅(東口) - 犬山ニュータウン - 日の出団地 - 前原台6
- リトルワールド線(経路変更の上、現在は岐阜バス)
- 犬山駅(東口) -《直行》- リトルワールド
- 犬山遊園 - 犬山駅(東口) -《直行》- リトルワールド
- 西可児駅 - 愛岐ヶ丘口 - リトルワールド
- 今井線
- 犬山駅(東口) - 富岡 - 今井 - リトルワールド
- 鵜沼緑苑団地線(現在は岐阜バス)
- 犬山駅(西口) - 新鵜沼駅前 - 《循環》鵜沼緑苑団地
- 新鵜沼駅前 - 《循環》鵜沼緑苑団地
- 草井線
- 犬山駅(西口) - 草井 - すいとぴあ江南 - 江南駅
- 犬山線
- 犬山駅(西口) - 草井 - 宮田本郷 - 丹羽 - 新一宮駅
- 特急リトルワールド線
- 明治村 - リトルワールド
- イオンモール熱田シャトルバス
- イオンモールナゴヤドーム前シャトルバス
- 大曽根駅前(東大曽根) - イオンモールナゴヤドーム前(2020年4月1日からレスクル観光へ移管。春日井が担当していた。)
- イオンモール熱田巡回バス
など
高速バス[編集]
- 名鉄バスセンター - 県庁前 - 小牧駅
- 西可児線(東濃鉄道)
- 名鉄バスセンター・栄 - リトルワールド・四季の丘
- 名鉄のみ撤退、路線は存続するも可児市役所線との統合により終点が鳴子公園・可児車庫に変更。
- 名古屋-豊田線
- 東名名古屋線(遠州鉄道)
- 名鉄バスセンター - 遠鉄浜松駅
- 名鉄バスセンター - 茅野(諏訪バス)
- 名鉄バスセンター - 山中グランドホテル
- 運行開始時は一定期間毎の相互運行、後に北陸鉄道の単独運行
- ファンタジア号(広島電鉄)
- 名鉄バスセンター - 岩国・徳山・防府・山口・萩
- 季節運行[6]
- 名鉄バスセンター - 新居浜住友病院前・西条駅前・今治駅前
- 季節運行[7]
- げんかい号(西日本鉄道)
- 西海路号(西肥自動車)
- ぶんご号(大分バス・大分交通・亀の井バス)
- 錦江湾号(鹿児島交通・南国交通・林田産業交通)
- 名鉄バスセンター - 鹿児島
- グラバー号(長崎バス)
- 名古屋 - 徳島線(徳島バス)季節運行・夜行便あり
- 不知火号(九州産交バス)
空港バス[編集]
- 名古屋空港 - 岡崎
- 名古屋空港 - 豊田
- 名古屋空港 - 豊川・豊橋(豊橋鉄道(現豊鉄バス))
- 中部国際空港 - 名古屋駅新幹線口
- 栄・空港線
- 西尾・空港線 :知多乗合・名鉄東部観光バスに完全移管
- 赤池・空港線
- 中部国際空港 - 赤池駅・石神
- 刈谷・空港線 :知多乗合に完全移管
- 岡崎・空港線 :2012年4月1日、知多乗合に路線譲渡
- 四日市・空港線 :三重交通に完全移管
- 中部国際空港 - 近鉄四日市・新正車庫
営業所・管理所[編集]
営業所・管理所名の後に( )で書かれているのは、バス車体の前輪横に小さく表示される、所属の略号。
現在の営業所・管理所[編集]
- 名古屋営業所(名) 愛知県長久手市横道
- 基幹バスと星ヶ丘・藤が丘・瀬戸市内発着路線が中心とした一般路線と藤が丘からの中部国際空港行きの空港アクセスバス及び都市間高速バス(名古屋・高針線)を担当。
- 名古屋中央営業所(中) 愛知県名古屋市中村区名駅南
- 高速バスと基幹バス・セントレアリムジン、県営名古屋空港直行バスを担当
- 津島営業所(津) 愛知県津島市大坪町
- 名古屋市 - 津島市の一般路線及び長島温泉直行バスを担当。
運行受託[編集]
名古屋市交通局から市バス大森営業所・野並営業所の運行を受託している。
旧営業所・管理所[編集]
- 加木屋管理所:愛知県東海市加木屋町(現・知多乗合東海管理所 旧所属略号「加」)
- 岐阜営業所:岐阜県山県市東深瀬
- 当時在籍していた車両全て岐阜ナンバーがついていた。現・岐阜バス高富営業所 旧所属略号「岐」
- 鳴海管理所:愛知県名古屋市緑区鳴海町
- 知立営業所所管の管理所であったため、当時在籍していた車両全て三河ナンバーがついていた。旧所属略号「知」(開所当時)→「鳴」
- 三条営業所:愛知県一宮市(旧尾西市。旧所属略号「三」)
- 国府宮管理所:愛知県稲沢市
- 犬山管理所:愛知県犬山市
- 足助管理所:愛知県豊田市(旧東加茂郡足助町)
- 安城管理所:愛知県安城市(旧所属略号「安」旧西尾営業所所管の管理所)
- 瀬戸営業所:愛知県瀬戸市(旧所属略号「瀬」)
- 西尾営業所:愛知県西尾市(旧所属略号「西」)
- 榎戸管理所:愛知県常滑市
- 名鉄常滑線の高架工事にともなう代替バス運行の期間中に設けられた。知立営業所所管の管理所であり、期間限定でもあったため所属略号は「知」のままであり、在籍していた車両全て三河ナンバーがついていた。
- 小牧管理所:愛知県小牧市
ちなみに瀬戸営業所(晩年は名古屋営業所所管の管理所となっていた)は、2005年頃まで基幹バス(名鉄バスセンター - 栄 - 引山 - 三軒家。名鉄バスセンター - 栄 - 引山 - 四軒家 - 長久手高校前 - 瀬戸駅前 - 赤津。名鉄バスセンター - 栄 - 引山 - 四軒家 - 長久手高校前 - 菱野団地)も担当していた。
また、2007年より小牧営業所は春日井営業所と名古屋中央営業所の共同所管による管理所となった。
尚、合理化に伴い、瀬戸営業所(赤津)は名古屋営業所(長久手車庫)に、国府宮管理所と三条営業所は一宮営業所(印田)に、足助管理所は豊田営業所に、西尾営業所と安城管理所は岡崎営業所(旧西尾営業所担当路線は大幅に縮小の上、名鉄東部交通へ管理委託の後、路線譲渡)にそれぞれ統合された。
犬山管理所は小牧営業所(当時)所管の管理所であり、2000年より担当していた犬山・鵜沼地区路線を岐阜バスコミュニティ(各務原)、西可児地区路線を東濃鉄道(可児)へそれぞれ管理委託(2007年より路線譲渡)後、閉鎖。また、犬山管理所開設以前は今渡管理所(岐阜県可児市)が存在した。
車両[編集]
概説[編集]
かつては名古屋市内に同社のバスを製造する三菱自動車名古屋製作所(現三菱ふそうトラック・バス 大江バス工場)があったことに加え、名鉄グループに名古屋三菱ふそう自動車販売[注 3] があったことから、バンホール[注 4] など一部の外車を除いて原則として三菱ふそう製で、加えて大型車の車体は大半が名古屋自動車製作所製[注 5] であった。
このような経緯から近年まで高速・路線・貸切車問わず殆どが三菱ふそう製の車両で占められており、現在も同社の車両が中心に導入されているが、一般路線車と近距離特急車を中心に近年他メーカーからの導入も行われるようになり、2004年より日野自動車[注 6][注 7]、2016年よりいすゞ自動車製[注 6]の車両[注 8] が少数ながら導入されている。
路線車の大型車は基本的に標準尺で、前中扉で導入されていた。過去には一部団地など多客になる路線を持つ営業所には長尺の導入もあった。また、中扉は基幹バスや長尺車を中心に4枚折戸も存在した。中型は前後扉を基本としていたが、ワンステップ車の導入移行は前中扉となった。また、コミュニティバスの受託用など単発的に小型車や、マイクロバスの導入もあった。
貸切高速車は大型長尺が基本であったが、貸切車の一部には上高地仕様車、小型車の導入もあった。なお、名鉄バスセンターの高さ制限もあり、三菱ふそうエアロキングなどのダブルデッカー車の導入は現在までない。
また、現在は殆どの車が自社発注された車両で占められているが、近距離高速バスと一般路線バスのごく一部に名鉄東部観光バス(現名鉄観光バス)から編入された車両が在籍している。かつてはグループ会社だった名古屋観光日急からの編入車も在籍していたほか、2005年の愛知万博開催時においては当時名鉄グループに属していた大鉄観光バス・名鉄クレハ観光バス・おんたけ交通などから一時的に貸切バスが編入されたこともあった。
かつては独自仕様の車両を三菱自動車工業と共同で数多く手がけており、また三菱自動車の試作車を導入する例もあった。
- 1963年:MR430 前2軸、後1軸の3軸バス。全長は12mに達した。富士重工ボディ[要出典]
- 1973年:G4ボディベースの試作ワンステップ車(床高さ64cm)
- 1978年:MP118M-4U B35ボディベースの試作ワンステップ車(床高さ62cm)
- 1981年:MP128M 横型エンジン・リアアンダフロアエンジン搭載車両。
- 1984年:MP218M エアロスターベースの試作ノンステップバス(床高さ35cm)後にカタログモデルとなり、岐阜乗合、京浜急行にも納入された。
- 1994年:MP628M 都市型超低床バスの市販型。名鉄納入車のみエアロスターKのフロントフェイスで納入された。
この傾向は近年も続き、2004年に試験的に電気式ハイブリッドバス(三菱ふそう・エアロスターノンステップHEV)を2台導入。その後、2008年・2009年には一般路線用としては全国で初めて三菱ふそう・エアロスターエコハイブリッドを導入し、基幹バスにおいて営業運行に使用していたこともあった。
装備[編集]
また、車内外の装備品も独自のものを採用する傾向が強く、いわゆる「名鉄仕様」と呼ばれるものであった。
- 涼風バス(1978年より導入された低出力クーラと強制換気システムを組み合わせたもので、当初低床車には直結式に必要なコンデンサなどの機器が床下に置けなかった為に導入されたもの)
- 車体屋根上に搭載した広告(正確には系列の岐阜乗合が考案したもの。モノコック時代の路線バスの多くに搭載された)
- リアの3連テールランプ(モノコック時代より初代エアロスターまで継承された)
- 全席ハイバックシートと布ヘッドレストカバー(左右2席が座面・背もたれとも完全に分割されており、ヘッドレストカバーには「MEITETSU」のロゴが刺繍されていた)
- 床の段上げ(2ステップ車は座席のある部分を段上げし、室内に張り出したタイヤハウスを隠すことで全ての椅子の高さが統一されていた)
- メトロ窓と横引きカーテン(MP118の末期から初代エアロスターのほぼ全車。但し基幹バスは上部引き違い下部固定窓、初期の長尺車はサッシ窓)
冷房化は1962年桑名線にサブエンジン式冷房車を投入したのが始まりだが、その後期間が空き1976年に津島線・岐阜市内線にて運行開始した。1978年にはサブエンジン式冷房車から前述の涼風車がまとまって投入されるようになり、1985年大型車が三菱ふそうエアロスターMに代替わりした時から直結冷房車が標準となった。
塗装 [編集]
路線バス車両の塗装は赤と白を基調とした塗装であり、名鉄グループの鉄道・バス会社の路線バス車両の大多数もこの塗装に準じている(会社オリジナル塗装を使用することもある)。名鉄バスにおいては、現在「旧名鉄色(2004年以前)」「新名鉄バス色(2005年のみ)」「新グループ共通色(2006年以降)」の3種が存在し、新グループ共通色は“岐阜塗り”の通称で呼ばれる「前面が岐阜乗合自動車(岐阜バス)の意匠、側面が旧名鉄色」の組み合わせのものである。
2005年後半の新車より名鉄グループ統一仕様で導入されている。これは名鉄グループ全体で一括して発注し、仕様を統一することによりコストダウンを図るとともに、短期間で大量の車両を更新するものであり、岐阜バスや宮城交通のほか、カラーなどが異なるが北陸鉄道などのグループ会社でも導入されている[注 9]。
更新[編集]
更新の目安は16年80万キロとしている[9]。
退役した車両は宮城交通や岐阜乗合自動車、北陸鉄道、福井鉄道[注 10]、網走バス[注 11] などのグループ会社に譲渡され引き続き使用されているほか、一部はグループ外の事業者や海外にも譲渡されている。
車両のギャラリー[編集]
- 現行の車両
- 過去の車両
- 移籍車
車両番号[編集]
名鉄バスでは全車両に4桁の社番が付されている。
附番法則[編集]
1 | 6 | 06 |
---|---|---|
車体形状・用途 | 導入年度 | 固有番号 |
- 車体形状・用途
- 0:小型一般路線車・小型特定貸切車
- 1:大型低床一般路線車・大型超低床一般路線車
- 2・3:大型貸切車・大型高速(都市間を含む)路線車
- 4:大型超低床一般路線車(2015年度導入車より)・大型標準床一般路線車
- 5:特装一般路線車
- 6:大型標準床長尺一般路線車・大型長尺都市間高速路線車
- 7:ハイブリッド超低床一般路線車(2008年度導入車より)・大型標準床長尺一般路線車
- 8・9:中型一般路線車
- 導入年度
- 西暦の下一桁が附番される。2005年度までは導入年度の切り替えを毎年10月に行っていたため、10月以降の導入車両においては次年度の数字が付されるようになっていた。
- 固有番号
- 上二桁に対する連番。
以上の法則から、社番1606を例にすると、「大型低床一般路線車でxxx6年式の06号車」ということになる。
社番付号法則の例外[編集]
- 名鉄バスでは車両耐用年数を原則12年としているため、現行の西暦下一桁の表記では10年前の導入車が存在する。
- 1997年導入の 1701
- 2007年導入の 1721
- 2007年導入の大型一般路線車では1997年導入車が社番1717まで在籍しており重複を避けるため、キリのよい21号車からの付番になっている。2009年導入車まではこの方法で社番がつけられたが、2010年・2011年導入の全車では11号車から、2012年・2013年導入車では51号車からの付番となった(加えて大型高速路線車においても2009年度より同様の措置がなされた。ただし、こちらは2009年度より11号車から付番していた)。2014年導入分より大型高速路線車は再び01からの付番となった上で千の位が2から3に変更され、2015年導入分より一般路線車についても同様に千の位が1から4に切り替えられた[10]。
- また、名鉄バスから名鉄バス中部、東部に移籍しても廃車まで車番は変わらない。名鉄東部観光バスから名鉄バス東部に編入された車両と名古屋観光日急から名鉄バスに編入された車両は上記原則に当てはめた上で下2桁が90から付番されている。
- 中型車シャーシベースの大型車並み長尺車においては導入当初では大型車を意味する「1」が付されていたが、特装車を意味する「5」に2006年頃に改番された(ただし、5601〜5603は新製時から、名鉄東部観光バスから名鉄バス東部に編入した車両は、編入時に5で付番された)[11]。
- 1229 → 5229
- 1422 → 5422
- 5492(名鉄バス東部の車両)
座席定員記号[編集]
大型車に限り、座席定員を示す記号が書かれている。高速車には一般路線車ベースの近距離高速車を含めて表記がない。
- 座席定員記号はアルファベット1文字と数字1桁の合計2文字で表記されるアルファベットは定員の10の位を示し、数字は1の位を示す。
- A:10
- B:20
- C:30
以上の例から定員記号がB9だと座席定員は29名ということになる。
車両におけるその他の特徴[編集]
前述の通り三菱ふそう製の車両が大半で、このルールは名鉄バスに限らず名鉄グループの他の会社(あるいは名鉄グループを離脱した会社)に多くみられる特徴である。一方で、東濃鉄道のように名鉄グループ入りが遅かった事業者や、岐阜乗合自動車のように他の事業者からの引き継ぎを行った事業者などで三菱ふそう以外の車両を導入している例がある。中には営業エリア毎に異なるメーカーの車両を導入している事業者(北陸鉄道や小松バス)、複雑な会社合併を経た経緯から4メーカーが導入されている事業者(宮城交通)もある。
乗車制度[編集]
乗車カード[編集]
IC乗車カード「manaca」が2011年2月11日から導入され、高速バス(ただし名古屋高針線、名古屋桃花台線、名古屋多治見線(東鉄バスを除く。)は使用可)、空港特急バス、を除く各路線において利用可能となっている。これにともない従来通用していた名鉄バス単独のバスカード、トランパス対応カードは発売終了となり、2012年2月29日をもって利用不可となった。
蒲郡地区では長らくストアードフェアカードが利用できなかったが、2018年7月1日に名鉄バス東部が名鉄バスに合併したことにより同日からICカードが利用できるようになった[12]。ふれんどバスは2020年10月1日から利用できるようになった[13]。
定期券発売場所[編集]
名鉄バスは、営業所で定期券を発売しておらず(蒲郡管理所を除く)、以下の窓口で取り扱っている。
- 名鉄バス
名鉄バスセンター、名鉄バス東岡崎出札(東岡崎駅構内)、名鉄バス一宮出札(名鉄一宮駅構内)、高蔵寺インフォメーション(高蔵寺駅構内)
- 名古屋鉄道
本宿駅、美合駅、東岡崎駅、新安城駅、豊田市駅、日進駅、知立駅、前後駅、鳴海駅、名鉄名古屋駅(名鉄線きっぷうりば・サービスセンターの2箇所)、金山駅、神宮前駅、栄町駅、大曽根駅、尾張旭駅、新瀬戸駅、尾張瀬戸駅、国府宮駅、名鉄一宮駅、津島駅、西春駅、岩倉駅、江南駅、小牧駅
豊田市駅旅行センター、藤ヶ丘支店(藤が丘駅付近)、東岡崎駅旅行センター、刈谷支店(刈谷駅付近)、栄地下支店、一宮支店、桃花台支店
蒲郡地区の定期券は名鉄バス蒲郡管理所と名鉄観光バス蒲郡支店(蒲郡駅構内)で販売し、これらの場所では蒲郡地区以外の定期券を販売しない。
その他[編集]
分社前の2003年7月にバス運転手の無免許運転隠蔽事件が発覚し国土交通省中部運輸局(愛知運輸支局)と愛知県公安委員会から処分を受ける。国交省の内容は「240日車(48日×5台)の車両使用停止と違反点数24点。さらに2年間新規バス路線の開設を認めない」というもので、愛知県公安委員会の処分内容は「事業用自動車5台の一定期間使用禁止」である。
しかしそこから2年となれば2005年(平成17年)開港の中部国際空港や同年開催の愛・地球博会場へのバス路線を開設することができなくなってしまうが、愛知運輸支局は「但し、地元自治体などからの要請があれば路線開設を認める」という特例を設け、これらの路線開設を認めた。
それから4年半が経った2008年、春日井営業所と一部路線の管理委託をしている東濃鉄道小牧営業所で営業所内に運転免許証を置き忘れたまま運行していたことが相次いで発覚し、文書警告処分を受けている。
2009年7月26日、名鉄バスが管理受託をしている名古屋市営バス大森営業所管内の路線で、運転士がJR千種駅前の降車場からトイレに行くためエンジンを切ったが、サイドブレーキを掛け忘れ、45mにわたってバスが走り出して停車中のタクシーに接触し、タクシー運転手に軽傷を負わせるなどした。11月19日に道路運送法違反(運転者への不適切な指導監督など)で中部運輸局から同営業所の路線バス1台を10日間の使用停止処分を受けた[14]。
2010年10月27日、同じく大森営業所管内で、40代の運転士が2009年9月から一日乗車券やドニチエコきっぷなどを販売委託契約をしていた尾張旭市内の雑貨店(2010年6月に閉店)が持っている証明書を不正に借りて定価から3.5%安い価格で約1270枚購入し、自らバス車内で定価で転売して利益を得ていたことが分かった。名古屋市は愛知県警に被害届を出した[15]。
2015年、それまで実施していなかった精神障害者への割引に踏み切る旨が同年9月に発表された。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ セレガは藤が丘 - セントレア間の路線と共用。
- ^ 栃木県地区の乗車券発券などの業務支援は関東自動車が担当
- ^ 後に資本関係を解消し、三菱ふそうトラック・バス名古屋ふそうを経て、現在は三菱ふそうトラック・バス東海ふそう
- ^ 1985年、名古屋インポートフェアの際に中型ワンステップモデルのAU138Jを輸入し、シャトルバスとして運用後、各営業所へ分散配置し運用した。
- ^ 路線バスは1997年まで、観光・高速バスは1998年まで採用。以降は三菱ふそうバス製造の車体を採用。
- ^ a b 実際の製造はジェイ・バスである。
- ^ 日野がトヨタグループに属することもあってか、大型車は当初は全車両が豊田営業所に新製配置されていた。その後導入された小型車(日野・ポンチョ)や2019年以降に導入された中型車(日野・レインボー)は、現在小型車や中型車を製造しているメーカーがジェイ・バスのみという事情もあり、その他の車庫にも導入されている。なお、名鉄バスセンター・豊田市駅・藤が丘駅から運行される当社運行の中部国際空港行のバスは、全てセレガが充てられる。
- ^ ただし、いすゞ・エルガとの統合車種である日野・ブルーリボンIIは、路線バス仕様が豊田営業所と知立営業所に、近距離高速バス仕様が名古屋営業所に導入された。現在はいすゞ・エルガミオとの統合車種である日野・レインボーが導入されている。
- ^ 同種の事例としては、小田急グループ内のバス事業者向けに小田急グループマテリアルズ仕様があり、小田急バスのほか神奈川中央交通や立川バスなどに導入されている。
- ^ 2008年12月にグループを離脱している。
- ^ 2012年4月にグループを離脱している。
出典[編集]
- ^ a b 名鉄バス株式会社 第16期決算公告
- ^ “名鉄バスグループの再編について <7月1日(日)~>”. 名鉄バス. 2018年7月1日閲覧。
- ^ “【近距離高速バス】名古屋・桃花台線<増便>1月12日(火)ダイヤ改正について [実証実験2021年1月12日~9月30日まで「小牧市内間だけの乗り降りも可能になります」]”. 名鉄バス. 2020年12月27日閲覧。
- ^ 2016年11月1日からは、福島駅 - 郡山駅間が延長された。郡山・宇都宮〜名古屋線を福島駅東口、二本松バスストップまで延伸します - 福島交通公式ページ、2016年09月26日、同年10月01日閲覧、11月1日(火)運行開始「名古屋 - 宇都宮・福島線」の開設について - 名鉄バス公式ページ、2016年10月1日閲覧、夜行高速バス『名古屋線』ダイヤ改正のお知らせ(平成28年11月1日改正) - 関東自動車公式ページ、2016年9月26日、同年10月1日閲覧
- ^ “【近距離高速バス】<2020年4月1日(水)> 「名古屋・豊田線」の路線廃止について”. 名鉄バス. 2020年1月30日閲覧。
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ “大分~名古屋線「ぶんご」運行休止について (PDF)”. 大分交通 (2016年2月8日). 2016年2月13日閲覧。
- ^ 日進市議会市民建設委員会、2019年6月21日
- ^ 以前は千の位で1・4(大型路線)、2・3(高速貸切)、6・7(長尺路線)、8・9(中型)を西暦xxx6→xxx7の年で入れ替える事で重複を避けていたが、低床車・冷房車の導入開始が相次いだ70年代には付番法則にブレがある。この項の冒頭にある例に当てはめると、1987年導入の大型路線車両の1番目は4701となる。なお、全身の名古屋鉄道時代より、下期導入の車両は翌年の車番となっていた。
- ^ 冷房車が一般的ではなかった頃には、限定的にサブエンジン式冷房車が5000台をつけていた。その後涼風車を経て直結冷房車が登場すると分け隔てせずに1・4000台をつけるようになった。
- ^ “【路線バス】蒲郡地区の交通系ICカード乗車券利用開始について <7月1日(日)~>”. 名鉄バス. 2018年7月1日閲覧。
- ^ “【路線バス】ふれんどバス線<10月1日(木)~>「交通系ICカード乗車券」及び、「名鉄バスロケーションシステム」の利用開始について”. 名鉄バス. 2020年9月26日閲覧。
- ^ 中日新聞2009年11月20日朝刊36面
- ^ 中日新聞2010年10月27日夕刊11面、同2010年10月28日朝刊27面。なお、約1270枚すべてを定価で転売した場合、およそ5万円の差益が得られる計算になる。
関連項目[編集]
- 名鉄バスセンター
- 名鉄東部交通西尾営業所
- 「名鉄バス」の名称で西尾市・岡崎市などで路線バスを運行している。名鉄東部交通も名鉄グループの企業である。
外部リンク[編集]
- 名鉄バスホームページ
- 東海3県の路線バス事業者紹介,名古屋大学・加藤博和・ホームページ(名鉄バスの項目)
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