咲 -Saki-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

咲 -Saki-
ジャンル 麻雀漫画
漫画
作者 小林立
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表期間 2006年6月 - 連載中
巻数 5巻(以下続刊)
インターネットラジオ:咲らじ-清澄高校麻雀部-
配信期間 2007年5月31日 - 2008年1月31日
配信サイト アニメイトTV
配信日 隔週木曜日・途中から不定期木曜
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 植田佳奈(宮永咲 役)
小清水亜美(原村和 役)
コピーライト表記 ©2008 Ritz Kobayashi
/SQUARE-ENIX
アニメ
企画 田口浩司
福場一義
難波秀行
中村直樹
原作 小林立
監督 小野学
シリーズ構成 浦畑達彦
脚本 浦畑達彦
キャラクターデザイン 佐々木政勝
総作画監督 佐々木政勝
音楽 渡辺剛
アニメーション制作 GONZO
製作 清澄高校麻雀部
放送局 テレビ東京
放送期間 2009年4月5日 - 放送中
コピーライト表記 ©小林 立
/スクウェアエニックス・清澄高校麻雀部
■テンプレート使用方法 ■ノート
画像:Logo serie manga.png
ウィキポータル
漫画作品日本
漫画家日本
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
漫画雑誌

咲 -Saki-』とは小林立麻雀漫画作品である。スクウェア・エニックスヤングガンガン2006年4〜6号に短期掲載され、その後2006年12号より連載中。2007年8号にて、インターネットラジオの放送とドラマCD(2007年12月21日発売)のリリースが発表された。2008年12月にテレビアニメ化が発表され、2009年4月より放送されている。制作はGONZO

目次

概要

従来のような、高レート麻雀やヤクザ等との抗争を背景にした、硝煙くすぶるような物語とは打って変わって、全国高校生麻雀大会優勝を目指す清澄高校麻雀部および咲の物語。麻雀漫画では珍しい萌え絵美少女が活躍するのが特徴である。

本作では、競技麻雀の高校生大会も行われるほど麻雀が現実より一般的・大衆的なものであるという設定になっており、作中では県大会団体戦決勝戦がテレビ中継されている描写もある。

また、本作の特徴として、主人公・咲が超人的な闘牌を見せる一方で、初心者と上級者でツモ牌を切る動作に違いがあったり、捨牌の並べ方がキャラクターによって異なるなど麻雀描写が丁寧であることが挙げられる。それに加えて後述の実際の風景を元にした背景の美しさにも定評がある。

なお、作中における麻雀描写の牌譜は、作中で描写されていない部分も含め、全て作者の小林立が一人で考えている。[1]


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


舞台

作中で実際の風景を元にした背景が度々登場するが、背景や一部の出場校の名称から、物語は長野県を舞台にしていると推察される(作中では明言されていない)。単行本第2巻では七久保駅とそっくりな駅が登場し、アニメ第3話では竹井久と染谷まこが県大会予選抽選会に行く際にJR東海飯田線で使われている車両と外見が同じ列車に乗車している、などの描写がある。

主な登場人物

※担当声優はドラマCD版 / TVアニメ版の順。特に明記のないものは共通。「‐」は、それぞれに登場しなかったことを指す。

清澄高校

麻雀では無名の公立高校。県内では麻雀を本格的に取り組む生徒は後述の龍門渕高校や風越女子高校をはじめとした強豪校に進むことが多いため、競技麻雀が普及している世界観ではあるが麻雀部員は不足気味。咲の入部により、団体戦に出場することが可能になった。

宮永咲(みやなが さき)
声:植田佳奈
1年生。気が弱くて泣き虫なドジっ娘。しかし麻雀においては「見える」と言う程の超人的な勘と運を持っている、感性派の打ち手。現在父子家庭で、別居中の母と姉は東京にいる。最初は家族麻雀の影響から麻雀が嫌いになり、これまで常にプラスマイナスゼロを目指す麻雀しかしていなかった。和と出会ってからは姉との確執を麻雀によって解消したいと考え、勝つための麻雀を真剣にやるようになる。初めて和了った役満四暗刻。好きな役でもある必殺技は自分の名前に類似した嶺上開花。ただし嶺上開花は結果に過ぎず、実際には「嶺上牌にどの牌が埋まっているかを確実に察知する」「異常な頻度でをする」のが劇中での能力である(ただし嶺上牌察知に関しては、埋まっている牌が予め判っているわけではない可能性はある)。反面、槓をする頻度が高いにもかかわらず作中では一度も自分にドラが乗ったことがない。また、あまりにも槓が多い為に、加槓を読まれて槍槓で狙い打たれた事もある。
気が弱いために威圧感のある相手の前では萎縮してしまう欠点もあるが、全国高校生麻雀大会(インターハイ)県予選団体戦では清澄高校の大将を務め、より強い相手を求めるなど成長した一面を見せている。
原村和(はらむら のどか)
声:小清水亜美
1年生。巨乳が特徴の美少女。全国中学生麻雀大会個人戦優勝の経験を持つ実力者で、運に頼らない完全理論派の打ち手。勝負に真面目で、手加減されることを嫌う。ネット麻雀の伝説的強者「のどっち」も彼女の事で、世間では運営が用意したプログラムと言われるほど。原作では、のどかの自室は、自動卓やパソコン、高級デスクチェア「アーロンチェア」等がある。
軽い少女趣味で、エトペンという名前のペンギンのぬいぐるみを抱き枕として愛用。それを抱いて打つことで、自宅でネット麻雀を打っている環境に近づき集中力が増す。その集中力がある点を超えると、のぼせたような雰囲気(覚醒状態)になり、リアルの麻雀をデジタルのゲーム画面のように知覚し、他者の気配に影響を受けることもなくなる。麻雀は基本的に右手で打つのがマナーであるため、作中ではわかりにくいが、左利きである。県予選団体戦では清澄の副将を務める。
優希とは中学からの友達で、麻雀無名校である清澄高校に進学したのは、彼女と同じ高校を希望したためである。父親からは東京の進学校に進むことを拒否してまで麻雀を続けることを反対されたが、友達が出来た今の町を離れるのを拒み、高校生麻雀大会を優勝する事で清澄高校に残る事を検討してもらう約束をした。
片岡優希(かたおか ゆうき)
声:釘宮理恵
1年生。お気楽にして天然な性格。速攻型で、東場(ゲーム前半)では強いが後半になると弱くなるタイプ。本人はこれについて天才だけど集中力が持続しないのだ、と自己弁護した。タコスが大好物。タコス以外にも、タコ焼きなど名前に「タコ」が付く食べ物を食べると元気が出る。語尾に「じぇ」や「じょ」をつける等、喋り方が特徴的。制服のデザインが他のキャラと違う。京太郎とからむ描写が多い。単行本のカバー裏では彼女が主役のパラレルワールド的な冒険物語(?)が繰り広げられている。
県予選では最も実力のある者を据えるのがセオリーの先鋒となったため「我最強」と勇んでいたが、まこに(優希が先鋒なのは)点差計算ができないからだ、と一蹴された。なお、全中チャンピオンである和が麻雀無名校に進学する原因を作った人物であるが、優希本人が清澄高校への進学を希望したのは「学食にタコスがあるから」という麻雀には全く関係ない理由である。
染谷まこ(そめや まこ)
声:白石涼子
2年生。麻雀部次期主将。中国方言で喋る眼鏡っ子。家は「Roof-top」(ルーフトップ)という名の雀荘で、女子従業員にメイド衣装を着せて代打ちさせる「メイド麻雀」を店のウリとしている(アニメでは家は麻雀好きの祖父が麻雀卓を設置した喫茶店に変更されている[2])。染め手が得意。団体戦で次鋒を務める。勝負時が来ると眼鏡を外すのが癖。眼鏡を外して視界をぼやけさせると、現在の卓上と似た過去のシーンを記憶から引き出すことができ、その情報を戦術に組み込んでいる。しかし、この能力は初心者には通用しないという欠点がある(自宅の雀荘には初心者が来ないため)。
竹井久(たけい ひさ)
声:伊藤静
3年生。学生議会長で麻雀部部長。全国大会優勝を目指し静かな闘志を燃やす。中学3年の時には「上埜久」(うえの ひさ)の名前で、全国中学生麻雀大会(インターミドル)に出場していたが、なぜか途中棄権している。団体戦で中堅を務める。大事な局面であえて単騎や嵌張(カンチャン)といった悪い待ちにして、他家からの出和了りを誘う傾向があるが、何故かそうすると勝ててしまうという不可思議な能力を持っている。それゆえに理論派の和からは「わざわざ悪い待ちにするのが理解できない」と言われ、麻雀観で対立したことがある。しかし、久自身は部員から全幅的な信頼を集めている。
須賀京太郎(すが きょうたろう)
声:福山潤
1年生。咲とは中学でのクラスメイトで、現在もクラスメイトであり、仲が良い。麻雀部唯一の男性部員でもあり、咲を麻雀部に誘った。麻雀はまだ覚えたてで、役もまだよく知らない。和にほのかな好意を寄せている様子。優希には犬の様に扱われている。カピバラという珍しいペットを飼っている。

龍門渕高校

前年度の全国高校生麻雀大会県予選団体戦優勝校で、今年も県大会団体戦優勝の最有力候補と目されている強豪私立校。なお、前年度は団体戦出場者全員が一年生でありながら優勝を成し遂げた。そして、今年も前年度と同じメンバーが出場する。

天江衣(あまえ ころも)
声: - / 福原香織
2年生。ロングヘアーにうさぎの耳のようなカチューシャが特徴。透華とは従姉妹で、かなり幼い外見と性格をしているが、力を見せるときは独特の自信にあふれた態度と威圧感で相手を圧倒する。また、かなりの毒舌家だが根は素直。子供扱いされることが多いが本人は嫌がっており、「こども」という単語に過剰反応する。舌っ足らずな口調だが、国文学者だった父の影響か、古くて難解な単語を多用した独特の話し方をする。
昨年は素人同然の打ち方ながら県大会を制し、全国高校生麻雀大会(インターハイ)で最多獲得点数記録を樹立した、全国でもトップクラスの高校生雀士である。プロアマ親善試合ではプロである藤田靖子を破り[3]優勝している。
県大会予選団体戦では2年連続で大将を務める。透華の言葉によると、満月の夜に近づくことで最高の状態となるらしく、試合開始時間が遅い方が良いため。「海底牌にどの牌が埋まっているかを確実に察知する」能力を持ち、海底摸月を連続で和了ることも可能。一見、咲と類似する能力だが、その真価は場の支配にある。彼女の支配に置かれた場では、最終的に必ず自分が海底牌をツモる流れとなり、その間、他家はほとんど副露さえ出来ず、聴牌率も異常に下がってしまう。また、他家の聴牌気配を感じ、手の値段の高さをある程度察することもできる。
完全に能力に頼った打ち方をしており、藤田靖子に言わせると、麻雀を打ってるのではなく打たされている状態。
龍門渕透華(りゅうもんぶち とうか)
声: - / 茅原実里
2年生。龍門渕高校四天王の1人で、団体戦の副将を務める。衣の従姉妹で、「目立ってなんぼ」が信条のお嬢様。県内でも屈指の理論派(デジタル)の打ち手であるが、時に効率よりも目立つことを優先する。また、同じ理論派の打ち手である原村和に強い対抗意識を持つ。かなりの自信家で、和が「のどっち」であると確信してもなお、これでは「圧勝できない」と言っていた。かつての龍門淵は通常の県内強豪に過ぎなかったが、1年生のとき、彼女が自分でスカウトした、衣を含む仲間たち4人で当時の麻雀部員達を破ってインターハイ県予選に、校代表として出場、優勝を果たした。
頭頂部あたりにアホ毛があり感情によって動く。
国広一(くにひろ はじめ)
声: - / 清水愛
2年生。龍門渕高校四天王の1人で、団体戦の中堅を務める。透華の家のメイド。透華と違い、目立つのは苦手。父親はマジシャンをしているがあまりうまくいってはいない様子。小学生のときに大会決勝でチームがピンチのときに「スリ替え」をした事があり、それが発覚。チームは敗退した。それ以降、麻雀から離れていたが中学3年のとき透華に麻雀の素養を見出され中等部に強制的に編入。その際、麻雀を打つ時は両手に拘束具を装着するように命じられた。左の頬に星のマークのペイントを付けている(天江衣と初対局以前は月のマークだった)。ボクっ娘
沢村智紀(さわむら ともき)
声: - / 大橋歩夕
2年生。龍門渕高校四天王の1人で、団体戦の次鋒を務める。眼鏡っ子。データを重視した麻雀を打つという設定だが、作中では試合の描写がほとんど描かれていない。まこと同じく、初心者とは相性が悪い。また、元々口数が少ないためかセリフが少ない。
井上純(いのうえ じゅん)
声: - / 甲斐田裕子
2年生。龍門渕高校四天王の1人で、団体戦の先鋒を務める。長身で男勝り。一人称は「オレ」。場の流れを重視した麻雀を打つ。対戦相手の手の進みを読み切り、不可解な鳴きにより相手のアガリやテンパイを潰す打ち方を得意とする。そのために東場では強い優希が苦戦を強いられた。県予選決勝戦では、同卓の優希が持ち込んだタコスを自分への差し入れと勘違いして勝手に食べ、図らずも優希のモチベーションを下げた。なお、大食漢であるのか作中では何かを口にしている描写が多い。
ハギヨシ
声: - / 小野大輔
苗字は萩原。透華の有能な執事で、裁縫もお手のもの。

風越女子高校

前年度は龍門渕高校の台頭により県予選団体戦2位に終わったものの、一昨年までは連続年度優勝記録を打ち立てた県内でも屈指の強豪私立校。今年は連続優勝記録を絶やした汚名返上に期待がかかっている。

福路美穂子(ふくじ みほこ)
声: - / 堀江由衣
3年生。風越女子高校キャプテンで校内ランキング1位。団体戦で先鋒を務める。雑用を自ら引き受けてまで、後輩たちに打つ時間を確保しており、部員からの信頼も厚い。涙もろい性格であり、対戦相手の優希に手製の弁当をあげる程のお人好しでもある。家電以上携帯未満の機械音痴。相手の挙動から手牌や打ち筋を見切る事で場を操る能力に長け、他家をうまく利用して自分のペースに持っていく打ち方が得意。勝負時には、普段閉じているオッドアイの右目が開く。久とは全国中学生麻雀大会(インターミドル)で苦しめられた相手として印象に残っていたが、久自身はその時のことを覚えていない。
池田華菜(いけだ かな)
声: - / 森永理科
2年生。OGとの練習試合でTOP率31%を誇り、校内ランキング2位の実力者。アガると点数が高い手役が多い。団体戦では、2年連続で大将を務める。1年前には天江衣に倍満を振り込んでしまい、風越を敗北させてしまった。キャプテンの福路のことを誰よりも慕っており、彼女に褒められることが好きで、悲しい顔をさせることは何よりも嫌う。感情の起伏が激しく、調子に乗った発言が目立つ時があるが、本人も図々しい性格だと自覚している。また、対局中に感情が昂ぶると髪の毛が逆立ち、猫耳のようになる描写が多々ある。
吉留未春(よしとめ みはる)
声: - / 神崎ちろ
2年生。団体戦で次鋒を務める。愛称は「みはるん」。
なお、アニメで声をあてる神崎ちろはプロ雀士である。
文堂星夏(ぶんどう せいか)
声: - / 又吉愛
1年生。団体戦で中堅を務める。校内ランキングは78位だったがそれからたった2か月で5位にまで伸ばし、レギュラー入りしたルーキー。
深堀純代(ふかぼり すみよ)
声: - / 斎賀みつき
2年生。団体戦で副将を務める。
久保貴子(くぼ たかこ)
風越女子のOG・コーチ。時には平手打ちも辞さないスパルタ指導。

鶴賀学園

清澄と同じく無名校。予選1ヶ月前までメンバーが足りなかったが、部員勧誘に励んだ甲斐あって無事出場を果たし決勝まで上り詰める。

加治木ゆみ(かじき ゆみ)
声: - / 小林ゆう
3年生。団体戦で大将を務める。団体戦参加の為に各所からメンバーを集めてきた。普段は冷静な性格であるが、桃子を入部させたいがために下級生の教室に乗り込むなど、積極的な一面もある。魔物の存在に気付き、それに対応できる頭脳派の打ち手。咲の嶺上開花を槍槓で阻止する、的確に差込みを行うなど、状況判断に優れ実力は申し分ない。藤田プロには鶴賀の部長だと思われていた。学内での麻雀部のサーバーを用いたネット麻雀では、「かじゅ」というハンドルネームを用いていた。
津山睦月(つやま むつき)
声: - / 七沢心
2年生。団体戦で先鋒を務める。
妹尾佳織(せのお かおり)
声: - / 新谷良子
2年生。団体戦で次鋒を務める。幼馴染である蒲原智美の勧誘により、麻雀は素人ながら人数合わせとして大会に参加した。しかし、決勝戦では運よく四暗刻で和了し、まこ、智紀らを苦しめた。
蒲原智美(かんばら さとみ)
声: - / 桑谷夏子
3年生。団体戦で中堅を務める。彼女が鶴賀の部長であるが、よく加治木が部長と間違われてしまうようである。佳織とは幼馴染の関係。学内での麻雀部のサーバーを用いたネット麻雀では、「カマボコ」というハンドルネームを用いていた。事あるごとにワハハという口癖を漏らす。
東横桃子(とうよこ ももこ)
声: - / 斎藤桃子
1年生。団体戦で副将を務める。隣にいるのに相手が気づかないほど影が薄く、リーチをかけてもまったく警戒されない、振り込んでも和了牌を無視される(気付かれない)事から「ステルスモモ」の異名を持つ。ただし、ほぼ完全に「消えた」状態でも自摸番まで飛ばされるわけではない。しかし、ネット麻雀では効果は得られず、デジタル打ちの最たる原村和には効果はなかった。似たタイプのデジタル打ちの龍門渕透華からはリーチを気づかせずに放銃を得ている。自分を見出してくれた加治木の事を強く慕っている。存在感の薄さ故か、前半戦終了時まで顔が描かれていない。

その他

藤田靖子(ふじた やすこ)
声: - / 浅野真澄
久の知人で「まくりの女王」と呼ばれるプロ雀士。ゴシック・ファッション長煙管が特徴。「Roof-top」の常連である。久の依頼で咲と和を徹底的に負かした。親善試合で自分に勝った衣に注目している。カツ丼が好物のようで、咲は「カツ丼さん」と呼ぶ。県大会予選では解説プロとして呼ばれているが、その間もカツ丼を食べている描写が多い。また、衣とも面識があり、衣のことを気に入っている。
西田順子(にしだ じゅんこ)
声: 藤田咲 / 小菅真美
雑誌「WEEKLY麻雀TODAY」の女性記者。全国中学生麻雀大会の頃から和に注目しており、県大会予選にも取材のために来ている。
山口大介(やまぐち だいすけ)
声: - / 小山剛志
西田とともに仕事をしているカメラマン。初登場時には失言を見せたが、その後登場した際には鋭い発言もしている。後述の宮永照の撮影を担当したことがある。
なお、名前はアニメが初出となる。
宮永照(みやなが てる)
声: 堀江由衣 / 中原麻衣
咲の姉で去年のインターハイ及び今年の春季大会の二冠優勝者。春季大会では団体戦の大将も務め、現在も西東京地区で活躍中。作中では顔こそ登場していないものの、咲が照の打ち筋にトラウマを抱いている描写が度々見られる。
咲の父
声: 小野坂昌也
妻(咲の母親)とは離婚こそしていないものの別居状態にあり、現在は咲と二人暮しをしている。
和の父
声: 中田譲治
麻雀はほぼ運で決まる不毛なゲームと考えており、和が麻雀をする事をよく思ってない。
夢乃マホ(ゆめの まほ)
和が卒業した中学校に通う2年生。和に憧れて、「和先輩のようになりたい」と願う麻雀初心者。ヤングガンガン誌上で初心者の立場から、二階堂姉妹と共に麻雀の解説をする。今のところ麻雀解説コーナーの出演がメインであるが、セリフこそないものの本編でもわずかながら登場している。なお、世間知らずなのか麻雀解説コーナーではたまに突拍子もない発言をすることがある。
永森和子(ながもり かずこ)
声: - / 藤堂真衣
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、東福寺高校の3年生。先鋒を務める。
三瀬晶子(みせ あきこ)
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、東福寺高校の1年生。次鋒を務める。
河内智世美(かわち ちせみ)
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、東福寺高校の2年生。副将を務める。
門松葉子(かどまつ ようこ)
声: - / 三上枝織
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、今宮女子高校の2年生。先鋒を務める。
堂山ゆかり(どうやま ゆかり)
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、今宮女子高校の1年生。次鋒を務める。
田中舞(たなか まい)
声: - / 斉藤佑圭
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、今宮女子高校の3年生。副将を務める。
土屋由理(つちや ゆり)
声: - / 清和祐子
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、千曲東高校の2年生。先鋒を務める。
小川セリカ(おがわ せりか)
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、千曲東高校の3年生。次鋒を務める。
上柿恵(かみがき めぐみ)
全国高校生麻雀大会県予選団体戦に出場した、千曲東高校の1年生。副将を務める。
県予選大会実況アナウンサー
声: - / 白石稔
普段は淡々と、軽く場面の感想・解説も交えながら実況するが、選手が意外な手を見せた時は驚きの声を上げ、突っ込みを入れるなど興奮しやすい性格のようである。
また、藤田靖子の発言に冷静なツッコミを入れることもあり、ときたま会場内でそのまま内容が流れていると思えないような会話をしていることもある。単行本では今のところ名前が出ていないが、その役割のためか男性キャラの中では出番は多いほうであり、単行本5巻では男性キャラの中で登場コマ数・セリフ数が最も多い。

単行本

  • 第1巻 2006年12月25日発売 ISBN 978-4-7575-1782-0
  • 第2巻 2007年5月25日発売 ISBN 978-4-7575-2019-6
  • 第3巻 2007年11月24日発売 ISBN 978-4-7575-2164-3
  • 第4巻 2008年6月25日発売 ISBN 978-4-7575-2316-6
  • 第5巻 2009年3月25日発売 ISBN 978-4-7575-2517-7

休載について

ヤングガンガンに掲載されている作品は、一つの号に掲載可能な作品数よりも連載作品数が多いために誌の方針上定期的に休載するが、その中でも本作品は比較的休載が多い。 これは、ストーリーに加えて上述の作品中に登場する牌譜を全て作者一人で考える作業に時間がかかること、それに加えて単行本が出版される際にキャラクターの表情やトーンベタ塗りに修正をする、演出強化のために加筆する、麻雀描写に間違いがあった場合に検証を加えた上で修正する、カバー裏のおまけ漫画を描くなどの細かい作業を行っているためである。

CD

『咲らじ-清澄高校麻雀部-疾風編』
2007年8月24日発売
インターネットラジオ『咲らじ-清澄高校麻雀部-』の第1局から5局までを収録(特別局は未収録)。
パーソナリティ:植田佳奈(宮永咲)・小清水亜美(原村和)
ゲスト:福山潤白石涼子伊藤静藤田咲
『咲 -Saki- ドラマCD』
2007年12月21日発売
声の出演:植田佳奈(宮永咲)・小清水亜美(原村和)・釘宮理恵(片岡優希)・伊藤静(竹井久)・白石涼子(染谷まこ)・福山潤(須賀京太郎)・堀江由衣(宮永照)・小野坂昌也(咲の父)・中田譲治(和の父)・藤田咲・高本めぐみ寺島拓篤
「咲らじ」DJCD 『咲らじ-清澄高校麻雀部-怒濤編』
2008年1月1日発売
インターネットラジオ『咲らじ-清澄高校麻雀部-』のDJCD第2弾。
パーソナリティ:植田佳奈(宮永咲)・小清水亜美(原村和)
ゲスト:白石涼子、中田譲治、小野坂昌也、伊藤静

インターネットラジオ

2007年5月31日から2008年1月31日まで、インターネットラジオである『咲らじ-清澄高校麻雀部-』が放送された。パーソナリティーは植田佳奈(宮永咲役)と小清水亜美(原村和 役)。番組の前半では麻雀(東風戦)を打ちながら進行を行い、後半はコーナーなどを行う。東風戦の結果により後半で各パーソナリティ及びゲストに出されるおやつが変わるので全員真剣である(1位は高級スイーツや高級焼肉店の焼き肉弁当などの豪華なおやつ、2位以下は柿の種が順位により量を変えて出される。なおこの柿の種はエサ呼ばわりされている)。なお第7局で初めてスイーツで無いものがトップの商品で登場した。

第4局と第5局の間で行われた特別局は「「咲 -Saki-」麻雀牌(試作品)完成記念 第1回・咲杯争奪麻雀大会」。

基本的にはドラマCDに声をあてる声優がゲストとして招かれラジオ内でゲストの配役が明かされるが、第5局のゲストである藤田咲はドラマCDへの声あての予定は明かされなかった(後にドラマCDへの声あてが公表された[1])。ゲストとして招かれた理由としてラジオ内で明かされたのは「初心者の人にも麻雀を楽しんでもらおう企画だ」という事と「名前が『咲』である」の2点。そんな理由で招かれた藤田咲は東風戦を見事にプラスマイナスゼロで終えるという、まるで咲のような戦績を残した。

第10局の放送(2007年10月18日)までは隔週木曜日に更新されていたが、不定期木曜日更新へ変更された。

コーナー

ここはこう打て!(仮)
リスナーからの相談コーナー。
今日の二翻(リャンハン)縛り(仮)
パーソナリティーの2人が、リスナーからの投稿による制約を2つ付けて番組を進行する。
現在は東風戦の東3局を始める前に1人1つずつ制約を選び、東3局の間は制約を付けて麻雀を打つ。
今日の格言
今日の格言をパーソナリティーの2人とゲストが色紙に書くもので、主に東風戦で印象的な台詞を書いているケースが多い。

サブタイトル

※○はゲストがトップを取った回

話数 サブタイトル 放送日 ゲスト
第1局 「とりあえず打ってみました」 2007年5月31日
第2局 「私に振り込みなさい」 2007年6月14日 福山潤
第3局 「ツンデレってなんだニャン」 2007年6月28日 白石涼子
第4局 「オレと麻雀どっちが大切なんだ!」「麻雀」 2007年7月12日 伊藤静
特別局 「ゲスト立てようという気、ないよね」 2007年7月26日 堀江由衣
第5局 「同じなのは、名前だけじゃないのか!」 2007年8月9日 藤田咲
第6局 「「鬼ヅモ」の涼子、再び」 2007年8月23日 白石涼子
第7局 「どこかご旅行ですかあ?」 2007年9月6日
第8局 「昭和の雀鬼、来たる」 2007年9月20日 中田譲治
第9局 「小清水亜美、絶叫す」 2007年10月4日 小野坂昌也
第10局 「ミーアーにコミフリしちゃう感じ?」 2007年10月18日 伊藤静
第11局 「靴下の中に札束とか入ってんの。ちょっと嬉しい」 2007年12月13日
第12局 「ウワサの真相、そして接戦のゆくえ」 2007年12月27日 喜多村英梨
第13局 「大吉対大吉、そして中吉」 2008年1月17日 佐藤利奈
第14局
(最終回)
「ゲストに優しくない番組の本懐」 2008年1月31日 三瓶由布子

テレビアニメ

2009年4月よりテレビ東京系にて放送中。

咲の家族麻雀の勝ち負けの結果がお年玉ではなくお菓子にされていたり、染谷まこの家が雀荘から喫茶店に変更されているなど、賭博表現に修正が入っている。

スタッフ

  • 原作:小林立(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
  • 監督:小野学
  • シリーズ構成:浦畑達彦
  • キャラクターデザイン・総作画監督:佐々木政勝
  • 美術監督:松本浩樹
  • 色彩設計:内林裕美
  • 撮影監督:林コージロー
  • 編集:三嶋章紀
  • 3D制作:サンジゲン
  • 音響監督:鶴岡陽太
  • 音楽:渡辺剛
  • プロデューサー:高畑裕一郎、櫻井優香、青木隆夫、熊谷拓登
  • アニメーション制作:GONZO
  • 製作:清澄高校麻雀部

主題歌

オープニングテーマ

「Glossy:MMM」
作詞 - 畑亜貴、作編曲 - 虹音、歌 - 橋本みゆき

エンディングテーマ

「熱烈歓迎わんだーらんど」
作詞 - 畑亜貴、作曲 - 福本公四郎、編曲 - 安藤高弘(GloryHeaven)、歌 - 宮永咲(植田佳奈)、原村和(小清水亜美)、片岡優希(釘宮理恵)、染谷まこ(白石涼子)、竹井久(伊藤静

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1局 出会い 浦畑達彦 小野学 佐々木政勝
第2局 勝負 小野学 セトウケンジ 輿石暁
第3局 対立 祝浩司 杉藤さゆり
第4局 翻弄 熊澤祐嗣 青木美穂
第5局 合宿 小野学 池畠博中 海堂ヒロユキ
第6局 開幕 片桐まろん 中野英明 西尾公伯

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時
関東広域圏 テレビ東京 2009年4月5日 - 日曜 26時00分 - 26時30分
愛知県 テレビ愛知 2009年4月6日 - 月曜 26時28分 - 26時58分
福岡県 TVQ九州放送 2009年4月7日 - 火曜 26時23分 - 26時53分
岡山香川県 テレビせとうち 2009年4月8日 - 水曜 25時18分 - 25時48分
大阪府 テレビ大阪 2009年4月10日 - 金曜 27時35分 - 28時05分
北海道 テレビ北海道 2009年4月14日 - 火曜 26時00分 - 26時30分
日本全国 AT-X 2009年5月6日 - 水曜 10時00分 - 10時30分
(リピート放送あり)

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 作者の公式blog中の発言、およびオトナアニメvol.12-12ページ、小野学監督インタビュー(同様の内容が掲載されている)による。
  2. ^ 雀荘は風適法第二条第7号に定められた風俗営業に該当するため、18歳未満の青少年の入店や雇用が禁止されている。アニメ化に当たりこの点を重く見て設定変更がされたと思われる。
  3. ^ なお、親善試合の組み合わせが変則的で藤田との直接対決はなかった。藤田によると、「あの試合はアマもプロも本当に強いやつは出てなかった」とのこと。

関連項目

テレビ東京 日曜26:00枠
前番組 番組名 次番組
咲 -Saki-
-

今日は何の日(10月24日

もっと見る

「咲_-Saki-」のQ&A