四反田遺跡 (長崎県)

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四反田遺跡(したんだいせき)は、長崎県佐世保市に所在する弥生時代遺跡である。

概要[編集]

佐世保市の中北部を流れる相浦川の自然堤防(標高17m)上にある。

1990年(平成2年)、国道204号の改良工事を前に地元の佐世保市立中里小学校の児童により発見された。

同年から1993年(平成5年)にかけて佐世保市教育委員会により遺跡の範囲確認と発掘調査が実施され、主に弥生時代前期後半から中期のものとみられる竪穴式住居集落と墓地及び長崎県内では初めての発見となった水田跡が発掘された。

集落跡は東西約80m、南北約40mの楕円状に広がり、竪穴式住居跡は円形状で中央に炉を配する初期の二本柱のものと後期の四本柱以上をもつやや大型のものが合計20棟確認されている。水田跡は弥生時代中期初頭のものとみられる小規模かつ不定形の9面が確認されている。

なお、遺跡自体は発掘調査終了後国道204号本山バイパスがその上に建設されたため、現在は遺跡の所在を示す標識が道路端に建つのみとなっている。

アクセス[編集]

参考書籍[編集]

  • 「図説 佐世保・平戸・松浦・北松の歴史」(久村貞男・萩原博文監修 2010年2月 郷土出版社刊)

関連項目[編集]