四国横断自動車道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動

四国横断自動車道(しこくおうだんじどうしゃどう)は、四国地方を横断する国土開発幹線自動車道(国幹道)の路線名である。さらに、阿南市から四万十市に至る阿南四万十線南宇和郡愛南町から大洲市に至る愛南大洲線の2路線の高速自動車国道の路線から成る。略称は四国横断道(しこくおうだんどう)。

四国縦貫自動車道とも結び四国8の字ネットワークの一部を構成するとされているものの、阿南四万十線と愛南大洲線は直接接続していない。 高松市内の道路は、土木学会デザイン賞 2003 優秀賞 受賞。

概要[編集]

国土開発幹線自動車道建設法では、以下のとおりとされている。

起点 主たる経過地 終点
阿南市 徳島市 高松市 川之江市付近 高知市付近 須崎市 中村市付近 宇和島市付近 大洲市

高速自動車国道の路線を指定する政令では、以下のとおりとされている。

路線名 起点 重要な経過地 終点
阿南四万十線 阿南市 小松島市 徳島市 鳴門市 東かがわ市 さぬき市 高松市 坂出市 丸亀市 善通寺市 三豊市 観音寺市 四国中央市 高知県長岡郡大豊町 香美市 南国市 高知市 土佐市 須崎市 同県高岡郡四万十町 黒潮町 四万十市
愛南大洲線 愛媛県南宇和郡愛南町 宇和島市 西予市 大洲市

これらについて、営業中・事業中路線の道路名に区分すると以下のようになる。※は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路

路線名 路線番号 道路名 区間 備考
阿南四万十線 E55 徳島南部自動車道 阿南IC - 徳島JCT
E11 徳島自動車道 徳島IC - 徳島JCT - 鳴門JCT
高松自動車道 鳴門IC - 鳴門JCT - 川之江JCT
E32 高知自動車道 川之江JCT - 高知IC
E56 高知IC - 須崎東IC
須崎東IC - 須崎西IC 須崎道路
須崎西IC - 四万十町中央IC
四万十町中央IC - 黒潮佐賀IC 窪川佐賀道路(一部未供用)
黒潮佐賀IC - 黒潮大方IC 佐賀大方道路(未供用)
大方四万十道路 黒潮大方IC - 四万十IC 未供用
中村宿毛道路 四万十IC - 宿毛和田IC
予定路線区間 宿毛和田IC - 内海IC
愛南大洲線 E56 津島道路 内海IC - 津島岩松IC 未供用
松山自動車道 津島岩松IC - 宇和島北IC 宇和島道路
宇和島北IC - 大洲北只IC
大洲北只IC - 大洲IC 大洲道路

「四国横断自動車道」以外の名称で事業化された道路の状況およびインターチェンジなどについては各道路の項目を参照。

沿革[編集]

佐賀 - 四万十[編集]

佐賀 - 四万十は高知県幡多郡黒潮町から同県四万十市に至る区間である。前後の区間である窪川佐賀道路、中村宿毛道路同様、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路として完成2車線での建設が計画されている。2013年度に計画段階調査に着手し、2015年(平成27年)3月に全線自動車専用道路とする案が採択され、同年8月より事業化に向けて環境影響評価手続が開始された[4]

2017年(平成29年)1月27日には当区間の都市計画決定が行われ[5]、このうち黒潮町佐賀から同町入野に至る14.0 kmの区間が同年4月に佐賀大方道路として事業着手された[6]。また、残る区間も2019年(平成31年)3月に大方四万十道路として事業化された[7]

高速道路ナンバリングでは、高知自動車道高知IC - 須崎東IC須崎西IC - 四万十町中央IC)・松山自動車道松山IC - 大洲IC大洲北只IC - 宇和島北IC)・須崎道路窪川佐賀道路中村宿毛道路津島道路宇和島道路大洲道路と併せて「E56」が割り振られている。

歴史[編集]

  • 1997年(平成9年)2月5日 : 基本計画の決定。[要出典]
  • 2013年(平成25年)12月11日 : 計画段階調査に着手[8]
  • 2015年(平成27年)3月18日 : 市街地(集落)との連絡性を優先するバイパス案、区間延長を極力短くしたバイパス案、現道改良案の3ルート案のうち第一の案が採択される[9]
  • 2017年(平成29年)
  • 2019年(平成31年)3月 : 黒潮大方IC - 四万十IC間が大方四万十道路として事業着手[7]

インターチェンジなど[編集]

  • 名称は黒潮佐賀IC、黒潮上川口IC、黒潮大方ICを除いて仮称。
施設名 接続路線名 備考 所在地
E56 窪川佐賀道路(事業中)
黒潮佐賀IC[10] 国道56号 E56 佐賀大方道路 高知県 黒潮町
黒潮上川口IC[10]
黒潮大方IC[10]
古津賀IC 国道56号 佐賀IC方面のみ 四万十市
四万十IC 国道56号
E56 中村宿毛道路

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 道路交通法第百十条第一項の規定に基づき自動車専用道路を指定する件の一部を改正する件(国家公安委六五)-官報第7147号 頁2(2017年11月20日)
  2. ^ 高速自動車国道に関する件(国土交通一一〇四)-官報第7147号 頁2(2017年11月20日)
  3. ^ 四国横断自動車道の道路名称と徳島市のインターチェンジ・ジャンクション(IC・JCT)名称が決定しました! (PDF)”. 国土交通省四国地方整備局 徳島河川国道事務所・西日本高速道路株式会社 (2020年10月2日). 2020年10月11日閲覧。
  4. ^ “四国横断自動車道(佐賀〜四万十)の都市計画決定に向けた環境影響評価の手続きが始まります。” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省四国地方整備局 中村河川国道事務所, (2015年8月26日), http://www.skr.mlit.go.jp/nakamura/press/2015/20150826.pdf 2015年9月4日閲覧。 
  5. ^ a b 四国横断自動車道(佐賀〜四万十)の都市計画決定のお知らせ”. 高知県土木部都市計画課 (2017年1月27日). 2018年7月31日閲覧。
  6. ^ a b 新規事業採択時評価結果(平成29年度新規事業化箇所) 一般国道56号(四国横断自動車道) 佐賀大方道路 (PDF)”. 国土交通省道路局. 2018年7月31日閲覧。
  7. ^ a b 一般国道56号(四国横断自動車道) 大方四万十道路に係る新規事業採択時評価 (PDF)”. 国土交通省道路局. 2020年7月17日閲覧。
  8. ^ 四国横断自動車道 佐賀〜四万十 第1回 説明資料 (PDF)”. 国土交通省四国地方整備局 (2013年12月11日). 2015年8月15日閲覧。
  9. ^ 四国横断自動車道 佐賀〜四万十 第3回 説明資料 (PDF)”. 国土交通省四国地方整備局 (2013年12月11日). 2015年8月15日閲覧。
  10. ^ a b c “黒潮町内のインターチェンジ(IC)名称等が決定しました!” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省四国地方整備局 中村河川国道事務所, (2018年3月26日), http://www.skr.mlit.go.jp/nakamura/press/2017/20180326.pdf 2018年3月26日閲覧。 

関連項目[編集]