囲い

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将棋 > 囲い

囲い(かこい)は、将棋において玉将を守る陣形である。戦法に含まれることもある。

将棋では玉将の守備を行わず敵陣に攻撃すると、反撃を受けやすくなってしまう[1]。それを防ぐためには、金将銀将などの駒により守備陣を構築し、そこに玉を入れることになる。そこで構築される守備陣を「囲い」という。玉を囲いに入れることは「入城」・「囲う」と表現される[2]

頻出の囲いは類型化されており、美濃囲い矢倉囲いのような名称がつけられる。

囲いは自身と相手の採用する戦法、特に居飛車振り飛車の別を考慮し選択される[2](次節参照)。

Shogi zhor 22.png
91 81 71 61 51 41 31 21 11
92 82 72 62 52 42 32 22 12
93 83 73 63 53 43 33 23 13
94 84 74 64 54 44 34 24 14
95 85 75 65 55 45 35 25 15
96 86 76 66 56 46 36 26 16
97 87 77 67 57 47 37 27 17
98 88 78 68 58 48 38 28 18
99 89 79 69 59 49 39 29 19
Shogi zver 22.png
美濃囲い
Shogi zhor 22.png
91 81 71 61 51 41 31 21 11
92 82 72 62 52 42 32 22 12
93 83 73 63 53 43 33 23 13
94 84 74 64 54 44 34 24 14
95 85 75 65 55 45 35 25 15
96 86 76 66 56 46 36 26 16
97 87 77 67 57 47 37 27 17
98 88 78 68 58 48 38 28 18
99 89 79 69 59 49 39 29 19
Shogi zver 22.png
矢倉囲い(金矢倉)

囲いの一覧[編集]

居飛車[編集]

対抗型[編集]

相居飛車[編集]

  • 矢倉・角換わりの囲い
    • 矢倉囲い系統:金矢倉、銀矢倉、総矢倉、片矢倉(天野矢倉・半矢倉)、へこみ矢倉、菱矢倉、流れ矢倉、菊水矢倉(しゃがみ矢倉)、富士見矢倉、土居矢倉、高矢倉、角矢倉、矢倉穴熊、カブト囲い
    • その他:雁木囲い右玉カニ囲い、金開き(アヒル、大阪囲い)
  • 相掛かり・横歩取りの囲い

振り飛車[編集]

  • 美濃囲い系統:金美濃、高美濃・銀冠・銀美濃・片美濃・ダイヤモンド美濃・木村美濃
  • 振り飛車穴熊系統:振り飛車穴熊、片穴熊

対抗型のみ[編集]

相振り飛車のみ[編集]

その他[編集]

  • 駒落ちの戦法・囲い
    • 多伝囲い、金象眼・銀象眼(角落ちで下手本定跡に対する上手の囲い。金、銀に玉をはめ込んでいる感じがすることから[3]
  • 冗談の戦法・囲い

脚注[編集]

  1. ^ 一瀬浩司 (2017年10月22日). “初心者がはじめに覚えるべきこと。玉を守るための「囲い」とは?|将棋コラム” (日本語). 日本将棋連盟. 2019年3月1日閲覧。
  2. ^ a b 一瀬浩司 (2017年10月25日). “囲いにはどんな種類がある?代表的な3つの囲いをご紹介|将棋コラム” (日本語). 日本将棋連盟. 2019年3月1日閲覧。
  3. ^ 『日本将棋用語事典』pp.61-62

関連項目[編集]