国府駅 (愛知県)

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国府駅
Ko Station (Aichi), ekisha.jpg
西口
こう

所在地 愛知県豊川市久保町葉善寺35
駅番号 NH  04 
所属事業者 名古屋鉄道
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 島式 3面6線
乗降人員
-統計年度-
10,321人/日
-2019年[1]-
開業年月日 1926年大正15年)4月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 名古屋本線
キロ程 9.6km(豊橋起点)
NH03 小田渕 (3.0km)
(1.1km) 御油 NH05
所属路線 豊川線
キロ程 0.0km(国府起点)
(*御油) (-km)
(2.5km) 八幡 TK01
備考 終日駅員配置
* 名古屋本線名古屋方面への直通有
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東口

国府駅(こうえき)は、愛知県豊川市久保町葉善寺35にある、名古屋鉄道である。駅番号はNH04

概要[編集]

豊川市西部の主要駅であり、名古屋本線豊川線との乗換駅でもある。快速特急以外が停車する特急停車駅。

豊川市の中心駅であるJR豊川駅・名鉄豊川稲荷駅より列車本数が多く利用者も豊川駅・豊川稲荷駅より多い。名古屋方面から到着する終電も豊橋駅より1時間ほど遅く、道路事情も良いため、遠方からパークアンドライドによる利用者も多い。駅に隣接する形で名鉄協商の駐車場が併設されているほか、駅周辺には有料駐車場が数多くある。

年始には豊川稲荷への初詣客で賑わう。その際、当駅では臨時でホームに係員を配置し、乗客を誘導するなどに努めている。更に、豊川線の路線管理(交換駅信号場での信号操作や、本線との連絡など)もほとんどが当駅で担当しているため、通常2人で担当している運転室(路線管理や放送等を行う場所)も、豊川線専用の係員を設け、対応している。

当駅で購入は不可能だが(豊橋駅、金山駅、名鉄名古屋駅で発売)「なごや特割2平日」(2枚組み1780円)[2]「なごや特別2土休日」[3](2枚組み1560円)利用可。なお名鉄名古屋駅までの大人1人の運賃は1010円であり、なごや特割2平日1枚あたり120円、なごや特割2土休日1枚あたり230円差がある。

歴史[編集]

  • 1926年大正15年)4月1日 - 愛知電気鉄道豊橋線として東岡崎から小坂井まで開業した際に設置。
  • 1935年昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道と愛知電気鉄道の合併により、名古屋鉄道の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)2月18日 - 豊川市内線(現在の豊川線)が開業。
  • 1965年(昭和40年)度 - 貨物営業廃止[4]
  • 1987年(昭和62年)12月23日 - 橋上駅舎化[5]。5・6番ホームを4両編成対応から6両編成対応に延伸。
  • 2000年平成12年)3月21日 - 毎時2本(新安城駅に停車する方)特急が特別停車するようになる。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月29日 - 種別改正で新安城駅と共に正式に特急停車駅となる。(これまで通過していた方の特急は快速特急に昇格)
    • 3月15日 - トランパス導入。
  • 2008年(平成20年)3月 - ホーム連絡エレベータと多目的トイレ、自動放送の供用開始。
  • 2009年(平成21年)3月 - 西・東口にそれぞれエレベータ新設、バリアフリー化工事完工。

駅構造[編集]

島式3面6線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。東側に、留置線が2本あり、夜間停泊などに使用されている。名古屋本線の列車は待避可能な構造となっている。当駅は、長い直線区間(約8km。私鉄では地上の直線区間としては日本一の長さ)の途中に位置し、またポイントの直線側が速度制限なしのため、通過する快速特急の速度はほぼ120km/hであることが多い。豊川線用の5・6番線は6両長であるため、当駅で増結して8両になった場合は後2両がドアカットとなる。

自動券売機改札機が設置されているが、自動精算機はない。自動券売機と出札窓口はそれぞれ1つずつしかなく、切符を買うために客が並んでいる姿もしばしば見受けられる。

発車案内表示機は改札を入ったすぐのところと各ホームにある。改札の近くの発車案内表示機はかつては「パタパタ式(ソラリー式)」が使用されていたが、2008年2月下旬にバリアフリー化工事と同時にLED式のものに取り替えられた。方面別に3台あり、先発列車と次発列車ののりば、種別、行き先、時刻、両数を表示する。ソラリー式だったときには備考の欄が設置されていなかったため、特別停車がある列車の場合、行き先欄に行き先の横に括弧書きでその旨が記されていた。また、豊川稲荷方面は先発列車の1段のみで、両数については発車番線と取り違えられることが多いため、シールで隠されていた。

ホームにある発車案内表示機は3段のLED式である(画像参照)。これも2008年2月下旬にバリアフリー化に伴って設置されたもので、方面別の先発列車ののりば、種別、時刻などを表示する。また、停車駅や列車の接近状況なども表示している。さらに、これは乗り換え案内とそのホームの発車案内を兼ねているため、同じ時刻でも各ホームごとに表示されている内容は、それぞれ異なっている。

西口及び改札横には店舗スペースがあり、西口にはかつてサンコス名鉄産業経営の売店)や旅行代理店のトラベル東海、居酒屋が存在したが、売店と旅行代理店は撤退、居酒屋は喫茶店に業態変更し、売店と旅行代理店があったスペースに2015年12月16日デイリーヤマザキ名鉄国府駅店がオープンした。西口にはこのほかに名鉄協商駐車場がある。また、改札横では喫茶店が1軒営業していたが閉店し、バリアフリー化工事関連の詰め所として使用されていた。トイレは改札内と西口にある。

1600系の連結運転の試運転時に、国府駅の渡り線で幌の不具合が発生したため、豊川稲荷方面への特急運転時に幌は使用されていなかった。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 NH 名古屋本線 下り 東岡崎名鉄名古屋方面[6] 主に普通
2 主に優等列車
3 上り 豊橋方面[6] 主に優等列車
4 主に普通、稀に東岡崎、名古屋方面の列車も発着
TK 豊川線 - 豊川稲荷ゆき[6] 朝・夜以外の殆どの豊川稲荷行き
5 NH 名古屋本線 下り 東岡崎・名鉄名古屋方面[6] 殆どの豊川稲荷始発列車
TK 豊川線 - 豊川稲荷ゆき[6]  
6 豊川線内折り返し用

バリアフリー化工事[編集]

2007年9月より、構内のバリアフリー化工事が始まった。3つのホームから改札内のコンコースにエレベーターを設けるほか、多機能トイレの設置、ホームの嵩上げ、ホームの拡幅(5・6番線の北側のみ、階段移設のため)、電光案内板の改善などが行われた。ホームの拡幅は約30cmであるが、そのためには奥の留置線も含めて線路の付け替えが必要なため、やや大掛かりな工事になった。なお、西口・東口から改札口までのバリアフリー化は、豊川市が2008年度から着手することとされた。

当駅のバリアフリー化は、乗降客の悲願で、長年住民らが市や名鉄と協議を行ってきた。

2008年3月、上記のバリアフリー施設は、西口・東口から改札口までのエレベーター以外全ての施設で供用が開始された。また、多目的トイレについては、従来のトイレをそのまま残し、多目的トイレのみを新設する形となった。ただし、この時点では1・2番線ホームの豊橋寄り(約3両分)だけは、嵩上げされていなかった。

2008年9月、西口・東口から改札口までのバリアフリー化工事も開始され、期間中は駅周辺道路で一部交通規制が行われた。それと同時に、前述の1・2番線ホームに残った未施工部分も嵩上げ工事が施され、2009年3月に完成した。エレベーター完備に伴い、地平の車椅子用通路と踏切が廃止された。

配線図[編集]

名古屋鉄道 国府駅 構内配線略図

豊橋方面
名古屋鉄道 国府駅 構内配線略図
東岡崎
名古屋方面
諏訪町
豊川稲荷方面
凡例
出典:[7]


利用状況[編集]

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は9,724人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中42位、名古屋本線(60駅)中17位、豊川線(5駅)中1位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は11,572人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中36位、名古屋本線(61駅)中18位、豊川線(5駅)中1位であった[9]
  • 『豊川市の統計』によると、2017年度の1日平均乗車人員は5,113人である。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 1日平均
乗車人員
2003年 4,870
2004年 4,840
2005年 4,907
2006年 4,785
2007年 4,799
2008年 4,849
2009年 4,686
2010年 4,716
2011年 4,756
2012年 4,756
2013年 4,890
2014年 4,814
2015年 4,902
2016年 4,968
2017年 5,113

※ 概要でも述べたとおり、JR豊川駅や名鉄豊川稲荷駅より利用客が多い。

ダイヤ[編集]

特急停車駅だが、朝(平日は名古屋方面のみ。土休日は新鵜沼行きと豊橋行きがそれぞれ1本停車する)と深夜(豊橋行き1本のみ)は一部の快速特急も特別停車する。快速特急は豊川稲荷発のみ本宿、美合にも特別停車する。また、東岡崎・名古屋方面からの当駅止まりの特急・急行・普通が数本あるほか、早朝に当駅始発の急行豊橋行きが1本設定されている。東岡崎方面は当駅から豊川線急行などが加わり列車の本数が増える。2005年1月まで運転された正月ダイヤの臨時特急は構内配線の都合上、当駅に営業停車していた。この特急は新安城駅は通過していたため、時刻表や発着標の備考欄に「国府停車」と表示されていた(当時の特急停車駅に国府駅や新安城駅は含まれていなかった)。さらに、諏訪町駅が特急停車駅になる前は、「国府・諏訪町停車」となっていた。さらに昔は正月ダイヤ中は、豊橋発着の高速・急行が当駅発着となっていた。

なお、準急は平日朝の伊奈行き1本を除き、当駅または豊川線豊川稲荷駅が発着である。豊橋方面発の列車はない。藤川と男川が準急停車駅になる2008年12月より前は豊橋方面発の準急もあったが、現在は基本的に東岡崎以東は急行に種別変更する。

人身事故などにより列車が遅れる場合、豊橋駅に進入すると、折り返しの下り列車やJR飯田線の列車が遅延することから、特急列車などで当駅折り返しでダイヤ回復をさせることがある。その際、通常は通過する快速特急を臨時停車させ、利便性を向上させる処置がとられることも多々ある。

駅周辺[編集]

西口[編集]

東口[編集]

バス路線[編集]

バス停は西口にある。

  • 名鉄バス
    • 国府財賀寺線 (3月の最終日曜日に財賀寺で行われる「智恵文殊まつり」に合わせて運行される)

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
NH 名古屋本線
快速特急
通過
快速特急(特別停車)・特急
豊橋駅(NH01) - (一部伊奈駅(NH02)) - 国府駅(NH04) - (一部本宿駅(NH08)、美合駅(NH11)) - 東岡崎駅(NH13)
急行準急
伊奈駅 - 国府駅 - 本宿駅
普通
小田渕駅(NH03) - 国府駅(NH04) - 御油駅(NH05)
TK 豊川線
快速特急特急急行・準急・■普通
(東岡崎駅方面 - ) 国府駅(NH04) - 八幡駅(TK01)

かつては当駅 - 八幡駅間に白鳥駅(1953年廃止)、八幡口信号場(旧・八幡口駅、1996年廃止)が存在した。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅) (PDF)”. 名古屋鉄道. 2020年11月24日閲覧。
  2. ^ なごや特割2平日・ - 名古屋鉄道(2014年4月12日閲覧)。
  3. ^ なごや特割2土休日・ - 名古屋鉄道(2014年4月12日閲覧)。
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、581頁。
  6. ^ a b c d e 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2019年3月23日閲覧
  7. ^ 巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月号臨時増刊』電気車研究会、2009年)
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。

関連項目[編集]