国立きぬ川学院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国立きぬ川学院
国立きぬ川学院.png
所在地 日本の旗 日本 栃木県さくら市押上288
現況 運用中
許容人数 70名[1]
開設 1961年4月1日[2]
管理運営 厚生労働省
テンプレートを表示
国立きぬ川学院1.png

国立きぬ川学院(こくりつきぬがわがくいん)とは、栃木県さくら市に存在する、厚生労働省管轄の児童自立支援施設である。児童自立支援専門員養成機関が併設されている。1960年昭和35年)11月に国立女子教護院として設置、昭和36年4月開院。

2万3000坪という広大な敷地を有し、自然豊かな環境下にある。若年ゆえに刑事処分の対象にならなかった女性の未成年者が収容されている。

沿革[編集]

  • 1961年(昭和36年)4月 開院
  • 1998年(平成10年)4月 児童福祉法改正に伴い、国立児童自立支援施設化。
  • 2001年(平成13年)4月 氏家町(現さくら市)立氏家中学校うの花分教室の設置

入所者[編集]

入所時年齢
平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
12歳 2 3 5 5 3
13歳 9 5 4 7 6
14歳 13 13 14 10 6
15歳 10 5 4 6 10
16歳 2 3 5 4 3
17歳 1 3 2 2 2
計(人) 37 32 34 34 30

(平成25年~29年度調査課在籍児童統計[3]

精神科診断の有無
平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
診断あり 12 15 20 23 22
診断なし 25 17 14 11 8
37 32 34 34 30
診断ありの割合(%) 32 47 59 67 73

(平成25年~29年度調査課在籍児童統計[4]

入所時点における精神科診断名の分類(延べ人数)
平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
ADHD 7 7 5 10 9
自閉症スペクトラム 2 2 5 8 8
学習障害 1 0 0 0 0
反応性愛着障害 5 4 3 8 6
解離性障害 1 0 0 3 0
重度ストレス障害 0 0 0 1 1
抜毛症 0 0 0 1 1
行為障害 1 3 0 1 1
反抗挑戦性障害 1 1 1 1 0
情緒障害 0 0 0 1 1
薬物依存 0 1 1 0 0
軽度知的障害 1 1 3 3 2
境界性パーソナリティ障害 1 1 0 0 0
性別違和症候群 0 0 1 1 0
てんかん 0 1 0 0 1
計(人) 20 22 20 39 31

(平成25年~29年度調査課在籍児童統計[5]

入所理由(主なもの2つ)
平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
施設不適応 14 11 14 16 15
乱暴・暴力 11 10 9 13 14
傷害 6 5 4 1 1
家出 6 4 3 9 10
売春 10 8 6 5 3
不純異性交遊 6 6 6 7 6
窃盗 5 4 5 4 3
万引き 8 3 1 1 5
薬物 1 3 3 1 0
放火弄火 1 1 3 2 1
深夜徘徊 0 1 1 1 0
家庭内暴力 0 1 1 0 0
その他 3 0 4 3
計(人) 72 60 60 63 59

(平成25年~29年度調査課在籍児童統計[6]

目的[編集]

厚生労働省組織令第135条による国立児童自立支援施設として、児童福祉法第44条に規定する不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童であって、特に専門的な指導を要するものを入所させて、その自立支援を行い、あわせて全国の児童自立支援施設における児童の自立支援の向上に寄与することを目的としている。

施設・設備[編集]

  • 敷地76,757㎡(約23,000坪)  
  • 建物:10,568㎡  
    • 本館:804㎡
    • 研修棟:632㎡
    • 寮舎(6棟):2,426㎡
    • 自立寮:960㎡  
    • 学習棟:633㎡
    • 学齢児校舎:891㎡
    • 治療棟:180㎡
    • 車庫:203㎡
    • 給食棟:832㎡  
    • 体育館:892㎡
    • 講堂:318㎡
    • 職員宿舎(4棟):1,015㎡
    • その他:782㎡

学院の概要”. 2019年6月19日閲覧。

自立支援の内容[編集]

  • 寮舎(小舎夫婦制)
    • 普通寮:4ヶ寮  
    • 自立寮:1ヶ寮  
    • 交替寮:2ヶ寮
  • 指導の内容  
    • 生活指導
      • 日常生活を通じ、個別的、集団的自立支援 
    • 学習指導  
      • 学齢児:「さくら市立氏家中学校うの花分教室」にて学校教育実施  
      • 年長児:年長児クラスにて、基礎学力、就労への準備学習等を実施  
      • 退所間近の児童は専修科クラスにて、職場体験実習等により児童の社会的自立を支援  
    • 作業指導:環境整備、草花園芸、野菜、縫裁、調理実習

学院の概要”. 2019年6月19日閲覧。

組織[編集]

  • 院長  
    • 庶務課  
    • 調査課  
    • 教務課  
    • 医務課  
  • 氏家中学校うの花分教室

アクセス[編集]

国立きぬ川学院の案内図.gif

栃木県さくら市押上288 〒329-1334

交通

  • JR logo (east).svg宇都宮線東北本線)・上野東京ライン
  • E4東北自動車道・矢板インターより約20分

ギャラリー[編集]

国立きぬ川学院1.png

国立きぬ川学院公式サイト

脚注[編集]