国鉄NC2形コンテナ

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NC2-153 日本通運所有

国鉄NC2形コンテナ(こくてつNC2がたコンテナ)は、1986年(昭和61年)5月から製造された日本通運(日通)が所有し、日本国有鉄道(国鉄)および1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に籍を有した、側面がL字2方開きの12ft私有コンテナ(有蓋コンテナ#ドライ・コンテナ)である。本形式は、軽量品ながらもかさばる荷物のために、いわゆる背高コンテナとして開発された。日通の主力荷主である日本たばこ産業の典型的な「軽量品ながらもかさばる荷物」であるタバコ専用輸送用として、4 - 203の200個が他のコンテナとの差別化と、荷主アピールサービスの一環としてタバコの銘柄であるCABINのカラーリングで全国で運用された。

内容積は富士重工業製で約18m3東急車輛製造製は約17m3と、若干の差異がある。引退後は、背高タイプであることから使い勝手の良さが好まれ、倉庫等に多数転用された。またJR貨物へ移行後に各種の背高タイプが登場したので、私有コンテナとして後継形式は特に製作されず、JR貨物の背高タイプや日本石油輸送が開発したUR17A形UR18A形といった冷蔵コンテナも使われた。

ロット[編集]

1 - 3
1986年5月、東急車輛製造・富士重工業・日本車輌製造の3社で試作された。カラーリングは、前級のNC1形と同じ「ペリカン便」である。
4 - 68
1986年10月、富士重工業にて製造。
69 - 203
1986年10月、東急車輛製造にて製造。

参考文献・出典[編集]

  ※リンク先の実写画像一覧表内で、【NC2】欄を参照のこと。

  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)。

関連項目[編集]